お仕事帰りのおはなし
今日は夕方から雨が降っていて。
風も吹いていたし、雨も強く降っている中、
駅からトコトコ歩いて帰っていると、
コンビニから車椅子のおじさんが出てきた。
膝の上に、袋に入れていないパスタを乗せて、
〝傘を刺さずに”
雨から逃げるように急いで帰っている姿を見た。
昔から、身体的なハンデを持っている人に対して、
心配な気持ちが湧き出てくる裏で、
身体的なハンデを持っている人からしたら、
私のこんな気持ちは実は迷惑だったりするのかな
と思ったりして、
いつも声をかけられずに、
〝あの時声をかけたらよかった”
と後悔することが多い。
今日もそうだった。
雨が強くなる中、車椅子を急いで漕いでいるのを見て、
自分がさしている傘を差し出して、
近くまで送っていこうか、
それって大きなお世話なんじゃないか、
それとも私の勇気が出ないだけなのか。
まぁ、色々考えたところで、
今この刻に、あの時のあの人を救えるわけではないから、
まずは心の奥に閉じ込める作業を、
2日間くらいかけて実行して、
土日はたくさん寝て、
月曜日からまた、お仕事ですね。
今週も、お疲れ様、自分。
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