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ルーブル美術館(常設)

ルーブル美術館(常設展)
入場料:15ユーロ(約1800円程度)
★★★★☆

パリの街のど真ん中にあるにもかかわらず、なんか安心できるのが美術館。入るのに想像以上に並んだ。
入り口に堂々と鎮座していたのは、名和晃平の作品。ジャポニスム2018展の一貫で展示されていたのを見られてラッキーだった。

ものすごく人が多いけど、建物もスケールが大きいので窮屈感はあまりない。ミュージアムで働いている自分的には、監視体制とか人々のふるまい(飲食、座り込み、睡眠)とか、閉館のときどうやってお客さん追い出すんだろう…とか考えてしまう。こんなに広い館内で、スタッフはどうやって統率して、連絡をとりあっているのだろう。

自然光がガンガン当たるのは石彫コーナー。温度も上がりまくりだけど、石だから。大丈夫なんだろう。

建物は巨大なコの字型になっていて、真ん中に広場がある。日本語マップを見ながら、部屋をいっぱいまたいで建物の端にいこうとするのだが、一部屋ごとにぐるりと回ってしまうと自分がどの方向に進んでいたのかがたちまちわからなくなる。しかも頻繁に現れる吹き抜け空間や階段。今自分が何階にいるかさえ見失う。

疲れて途中で500mlのコップに入ったコーラを見つけ、買って一気飲みした。

教科書で見る古い有名絵画がそこかしこに。そしてでかい絵はまじででかい。

ねえ、写真撮ってよ!とスペイン人みたいな陽気なおじさん二人組(足元を見ると裸足。後にスタッフに靴を履けと怒られていた)に話しかけられたり。

モナリザ。。。20mくらい離れて撮影。

自分的には、サモトラケのニケとアントニオ・カノーバの《アモルの接吻で蘇るプシュケ》↓に偶然(奇跡的に?)出会えて幸せだった。

企画展を見ずに終わってしまったのが少し心残り。

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