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ENTERKEY(ギターロックバンド)に聞いてみた。/インタビュー009

--バンドENTERKEYは現在どのようなご活動をなさっているのかお教え願いますでしょうか?

元は2005年前後の学生時代に組んでいたオリジナルのギターロックバンドなんですが、2022年から再結成しました。
全員バラバラの場所で生活しながらも不定期に連絡は取り合ってて、各メンバーも細々と音楽活動は続けていたのですが、ベースのおけーが昔作ったインスト曲の「みなものつき」を、ギターのたなすけべが「歌付きでリメイクしたい」と言い出したことが再結成のきっかけとなります。
出来上がった曲が想像以上に良い曲になったので、これはちゃんと多くの人に聞いてもらいたい、どうせならちゃんとMV作ってSNSでプロモーションしよう、せっかくなら今後もちゃんと活動していこうよと。
上記の背景があり、メンバーも離れた場所で暮らしているので、リモートでのコンテンツ制作とSNSが活動の中心となります。
オリジナル曲の音源・MV制作を軸として、それをプロモーションするために弾き語り等各メンバーでできることを、できるだけ毎日コンスタントに少しずつやっていっています。

--10数年の間柄なんですね。
どのようなメンバーで構成されてますか?

メンバー紹介です。
■名前
おけー
■担当
スペースキー ベース
■好きな歌手
柴田淳 ササキオサム スガシカオ 70’s邦楽 ゲーム音楽
■特技
ビールおいしい…('A`)
■苦手なもの
陽の世界 歌モノを作ること ベースの演奏
■各メンバーへと思うこと
・END-OKEY
言葉が苦手な自分にとっては、異世界の住人。なんだこいつ歌詞作りがチート化してないか?仕事早い。えらい。が、元気しててほしい

・たなすけ
その行動力、見習いたい。バンドの原動力。しゃべってる事が難しい天上人。自分にはわからない感覚をつかんでいるっぽい。えらい。健康しててほしい

・kyoppe
ゼロから始める動画制作者をちゃんとできてるのは単純にすごい。自分はたぶんできない。もしかして一番えらい?

こいつらアホなフリしてまっとうに大人してやがる…っていつも思ってる。えらい。

■ENTERKEYへの熱い思い
バンド人生の半分はここであり、自分のイメージを発露していける場所。
自分以外は全員歌詞も曲も書けるんだよね…と思うと悔しいが、その分ほかでカバーしていけるように頑張ろう。
↑みたいにポジティブに自分を伸ばしたいと思えるのはここくらいだなーって。
多分ほかのメンバーにとってもそういう面があるんじゃないかなー。
音楽が届けられればいいはもちろんだけど、何より乗ってるメンバーを幸せに運んでく船であればいいなーなんて。

生きろ、ENTERKEY

■名前
kyoppe(きょっぺ)
■担当
caps Rockキー 動画編集担当 ハイパープレミアムエグゼクティブグランデマネージャー
■好きな歌手
BON JOVI oasis 所ジョージ
■特技
家庭菜園
■苦手なもの
球技全般
■各メンバーへと思うこと
・END-OKEY
 バンドの頭脳。卓越したソングライティングはまさに文学。その現象にぴたりとあてはまる言葉を選び、美しく世界を切りとる。何だか最近体調が悪い。
・たなすけ
 バンドの心臓。かき鳴らすギターはまさに拍動。彼から生み出される音のすべてはエモーショナル。この命ある限り心燃やしていく。何だか最近体調が悪い。
・おけー
 バンドの背骨。グルウビィなサウンドは乱れなく、僕たちはその優しい波に揉まれて踊る。静けさに包まれた朝に、今日も彼のベースは鳴り響く。最年長。毎日元気。

■ENTERKEYへの熱い思い
 いちファンだった僕をメンバーに迎え入れてくれてありがとう!ただの思い出作りにはしたくない。これは僕たちの物語でもあり、これから出会う人々との物語でもあります。このバンドでしか表現できない唯一無二のサウンド。聴く人の心のドアをあけて、時には元気づけ、時には寄り添い、時には悲しみ、そして音楽とロックを楽しめるようにがんばります!そんな僕はバンドの手足。

■名前
T.N.S.K.Be.(たなすけべ) 
■担当
*キー、ギター、中性ボーカル、サウンドエンジニアリング
■好きな歌手
アルカラ、cookroach、B’z
■特技
機材のDIY、ドンキーコングのワニが死ぬ時のモノマネ、電動シェイバーのモノマネ、ガラス拭きのモノマネ
■苦手なもの
車の運転、即断即決、しいたけ、ネバネバした食べ物、パクチー
■各メンバーへと思うこと
・END-OKEY
変態のようにみせかけてその実ド変態。清濁併せ呑んだバランス感覚があってかつエモーショナルな詩は僕にはとてもできない
・おけー
天然=天才=ナチュラルボーン変態。何年かベースもやってみて思ったけど、そのグルーブ感は僕にはとてもできない
・kyoppe
メンバーの中で一番常識人のように見せかけた狂気の変態。審美眼とセンスに基づく動画や写真は僕にはとてもできない

■ENTERKEYへの熱い思い
人は忘れられた時に第2の死を迎えるといいます。俺は永遠の命がほしい!俺は人間をやめるぞ!
体感時間としてはすでに半分以上終わっている人生。生きた証をカッコいい音としてみんなの耳と心と記憶に残したい。
永く付き合ってきたこの仲間となら、独りでは絶対につくれないようなもっとすごいものが作れると確信しています。

■名前
END-OKEY

■担当
endキー、作詞、ボーカル、広報

■好きな歌手
oasis、ミスチル、その他90's邦楽

■特技
なんかいろいろ設定とか空想する事

■苦手なもの
なんかいろいろ現実に対応する事

■各メンバーへと思うこと
・おけー
いちばん上のお兄さん。エロい指使いによる抜群のベーステクに目がいきがちだが、他のメンバーがやりたい放題しても笑って許す包容力、無茶振りしてもちゃんと応えてくれるノリの良さとセンスをあわせ持つ。最近改めてリーダー就任。これからもよろしく。
・kyoppe
ENTERKEY三男坊。いちファンからメンバー入りした実力者であり最終兵器。芸術作品のような写真や動画を生み出し、楽曲に息を吹き込むラストピース。ENTERKEY休止中にもあなたと細々とFreeFromFreedomとして音楽活動を続けていたからそこ今回の再始動があったと思っています。
・たなすけ
個性豊かなメンバーを引っ張ってくれる行動力と熱さを持つかわいい末っ子くん。想像豊か、変幻自在の作曲能力で生み出された楽曲は唯一無二。君の作曲と私の作詞の融合で学生時代に生み出された「みちしるべ」の化学変化が全てのはじまり。ありがとう。

■ENTERKEYへの熱い思い
ENTERKEYとは人である。応援してくれる全ての人とこのメンバー、家族、友だち。すべての想いとともに、ベストじゃなくてもベターと言える毎日をこれからもずっと。


(担当のところに出てくる〇〇キーは、各自がネットで顔を隠す時にキーボードを模した被りものをしてまして、その被りもののモデルになったキーになります。)


--続いて、2/22にリリースなさった"みなものつき"とはどのような思いで歌詞やメロディを制作なさったのか、お聞かせいただけますでしょうか?

ベースの演奏と大枠の作曲をしました、おけーです。
・曲のあらまし
元々は、たなすけべ作曲のライジングスターという曲の対比で作った「落ちる」インスト曲でした。
その後、4回ほど大幅なリメイクを繰り返し、タイトルの変更も含め、2011年に作ったインスト版をもって一度は制作を完了しました。
・曲のイメージ
みなものつきを作った当時は閉塞感の中にいる時期でしたので。
その中で浮かぶ思いやらがリメイクの中心になっていき、絶望と渇望、みたいな漠然としたイメージに変わっていきました。
・歌モノにアレンジしたことについて
昔作ったものを、今またアレンジすることになろうとは思いもしませんでした。
歌詞が書けない私ではインスト版が限界だったのですが、今回enterkeyとして取り組んでくれたことで、歌になり映像になり、新たな生を得たと感じています。
曲のイメージは「絶望と渇望」ですが、今回この曲に起きたことは「再生と前進」でした。
この曲が聴いてくれた人に、何かいい影響を与えてくれたらいいな、と思っています。

アレンジ・ミックス担当のたなすけべです。
この曲は元はおけーがインスト曲として11年前に作った曲です。はじめて聞いた時から月夜の湖で踊る狼の映像がイメージにあって、そこから膨らました無茶振りをEND-OKEYに頼みました笑
音作りとしては踊る狼のステップをイメージしてベースが一番良く聞こえるようにしています。そこに水面に波紋を広げるようなピアノ、人狼の男女をイメージした絡み合う二声のボーカル(※ただし両方おっさん)、鋭い牙のようなギター(途中で変身します)で物語を演出するようなアレンジ・ミックスをしています。ちゃんとした世界観をイメージを織り込むようなミックスは初めてだったのでサウンドエンジニアとして一皮むけられた気がします。

作詞を担当したEND-OKEYです。
この歌詞は始めに曲ありきだったのですが、おけーの作った元々のメロディが美しく素晴らしかったのでそれにマッチできるように心がけました。
ヒントとなったのはタイトルでもある「水面の月」とそこから派生したイメージの「狼」、そして「許されない恋」。今までにあまり書いた事のないテーマばかりだったので、メンバーに添削してもらいながら意見を出し合って作り上げました。結果的に「人狼の男の子が月夜に湖畔で食べようとした女の子も実は人狼でした」というストーリーになりました(笑)。
メンバー全員の個性が結集した作品でしたし、個人的にも新たなチャレンジが出来た大切な楽曲です。様々な悩みを抱えている人たちをそっと照らすような楽曲になるように、と思いを込めたのでぜひ歌詞の世界観も味わってもらえたらと思っています。


--今後の活動はどのように行いたいと考えていらっしゃいますでしょうか?ライブや配信などございましたら伺いたいです。

当面はオンライン上での告知、楽曲・MV等のコンテンツ配信が中心です。
今後も新しい曲を作りながらライブの可能性も含めた様々なプロモーションを通して、たくさんの人に僕たちの曲を聴いて頂けるようにがんばります!
色々な仕掛けも考えていますのでぜひ楽しみにしていてください!


--全てのご質問にお答えいただき、ありがとうございました。

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