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ゆかこさん(作詞・作曲・編曲・ボーカル)に聞いてみた。/インタビュー039

ーーゆかこさんがどのような人か、初めて見る読者に向けて自己紹介をよろしくお願いいたします。

ゆかこと申します。
作詞・作曲・編曲を行い、歌って、ミックス・マスタリングまで1人で行っております。
随分前に少しだけ活動しておりましたが、最近またスローペースに再開しました。
自分では正直わかりませんが、尖った音楽性をご評価いただくことが多いです。

自分という人間が生きている証として、なにか形に残したいと思い立ち、表現の手段として選択したのが音楽です。
聴く人を選んでしまうかもしれませんが、誰かの心に届いたら良いな、と思います。


ーーゆかこさんの代表曲、もしくはお気に入りの曲をお聞かせ願いますでしょうか?

くせが強く難しい曲と、聴きやすい曲どちらを紹介するか悩みましたが、とりあえず今回はこちらを紹介させていただきます。
わかりやすさ、伝わりやすさを最も意識した曲です。
真夜中に視た by Yukako Kouyama

ーーこちらはどういった経緯で製作しようと思われたのでしょうか?

以前バンド活動をしていた時期が少しあり、ライブの最後に演奏出来て、初めて聴いても分かりやすく盛り上がれる曲を作ろうと思いました。


ーーバンドはどのようなジャンルでどのポジションだったのでしょうか?

ジャンルはなんでしょう笑

わたしの曲なので、オルタナティブロックが1番近いでしょうか。

ジャズぽい曲もありますが、バンドではバンドらしい曲を演奏してました。

ドラム、ベース、ギター、ピアノがいて、わたしはボーカルでした。


ーー真夜中に視たはどのようなソフトで製作なさったのでしょうか?

Studio Oneで制作しました。歌は宅録で、演奏は全て打ち込みです。

ーー具体的にどのように製作してるのか、楽曲や歌詞、歌入れ、ミキシングの編集などのやり方がわからない初心者に向けて少しお教えいただけますでしょうか?

わたしの制作の流れをざっくりとご説明します。きちんと学んでないので、普通の人とはちょっとやり方が違うかもしれません。

①作詞・作曲

   作曲とはメロディをつけることです。テンポや拍子も決まります。

   ここで作った歌詞はあとから変えることもあります。

②編曲・仮歌入れ

   ソフトにメロディを打ち込み、コードを決めてメモしていきます。

   コードが出来上がったらどんな楽器を使用してどんな演奏をするか決めていきますが、オブリガート(裏メロ)やドラムフレーズなど、コードを作る前に思い浮かんでいた場合は全て入れてしまいます(わりとよくあります)

  シンセメロのままでも良いのですが、わたしは雰囲気を掴むため、後でどう歌うか決めるために早い段階で歌を録音します。

③ミキシングと本歌の録音

   打ち込んだ各楽器のMIDIデータを音声データに変換します。(普通の音源にします)

曲によりますが1曲大体30〜50トラックくらいは使うと思います。オーケストラとかだともっとになりますね。

全ての楽器を前後左右上下どの辺で、どれくらいの音量で鳴らすか、また、それぞれをよりかっこいい音に仕上げていく作業をミックス(ミキシング)と呼びます。骨が折れます。ミックスの途中でアレンジ変えたいとかしょっちゅうあるため、都度②に戻ります。結構面倒です…

歌は自宅で吸音材などをセッティングして録音しています。

④マスタリング

   ③まで終わった状態の曲を、音圧をあげてより聞きやすく、かっこいい音像を作る作業だと思っています。

配信やCDなど、使用用途に応じた音量に整えます。人間は音が大きい方がよく聞こえるんですよね。

④以降の作業はエンジニアさんにお願いしたいところです。

ーーちなみになんですが、歌は宅録とおっしゃっていましたね。防音室などを設置して行っているのでしょうか?

防音室は現在は使用しておりません。通常の部屋に吸音材などで対応しております。


ーー次はどのようなジャンルを作って歌ってみたいってございますか?

ほかの誰とも違うかっこいい曲を作れたらいいなと思いますね。そしてそれが少しでも多くの人に伝わったら嬉しいです。

伝わることは意識せずに好きに作ってきましたが、個性はそのままに少しでも伝わりやすい形に出来たらと思っています。


ーー今後の活動についての目標や夢をお聞かせください。

音楽自体のクオリティをあげること、あとはとにかく自信が持てず自分の音楽を積極的に聞いてもらおうということが苦手なので、それの脱却です。

きちんと作って、多くの人に聴いてもらえたら嬉しいと思っています。
youtubeに、カバー曲なども気まぐれにアップしてますので、よろしければご覧ください。



ーーこの度はインタビューにお答えいただき、誠にありがとうございました。

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