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IMZさん(CORD Gt.& DTMer)に聞いてみた。/インタビュー006

--次に個人名義の活動を伺えますでしょうか?

僕の活動としてはバンドと平行して、2021年9月頃より活動を始めました。主にDTMで制作しています。
曲調はCORDと近いですが、コンセプトとして、メタリックなモノはよりメタルに。悲しいモノはより悲しくです。人の心にある汚い部分と物凄く綺麗な部分に訴えかけるような曲作りを目指して日々制作しています。
ですので、thrash metal(スラッシュメタル)やdeath metal(デスメタル)の色が強い反面、アンビエントで静かな曲も僕の特徴です。

最近ではお陰様で、Twitterを通してBGM制作のご依頼を頂いたりコンピレーションアルバムへの参加のお話も頂き、活動の幅が広がっています。
また、何人かゲストボーカルを迎えて今夏に作品を発表する予定です。
その際は「End Of Prevail」という名前で発表すると思います。


--またバンドとは違った一面を持ったIMZさんの個人名義の活動ですね。
最近、DTMの制作を始められたようですが、CORDやcrucial momentやHELLGENOM時代の楽曲はどうだったのでしょうか?制作をなさりたいと思う出来事が?

crucial momentも基本的にメタリックなハードコアバンドでした。複雑な展開やテンポチェンジを多用したバンドで、アルバムも何枚か発表していました。
HELLGENOMは僕が初めて組んだメタルバンドです。
このバンドはメタル以外の何者でもないというほどのメタルバンドで、主にSLAYERからの影響を色濃く受けています。
個人で制作しようと思ったきっかけは、過去にそう言ったバンドを経験してきた中で、今CORDにその全てを注ぎ込んでいるのですが、自分という1人のギター弾き、1人の人間として考えた時に表現したい曲調は一緒なのですが、違う色を表現してみたいと思いまして。
自分の持っている音楽性を極端に捉えて全部吐き出そうと思ってやり始めました。
その結果、おかげさまで少しずつではありますが広がっていってるという感じです。



--コンピレーションアルバムも発売なさるようですが、さしあたりない範囲で構いませんので、個人名義の作品をご紹介いただけますか?

個人の活動としましては、YouTubeチャンネルを立ち上げ、「truth channel」としても活動しております。
今年の1月にYouTuberでDTMの講師業をされています、ゼロカラカンパニーの月岡彦穂(ツキオカ ヒコホ)様主催のゼロカラコンピレーションというコンピレーションアルバムのvol.6に"truth channel"として参加させて頂きました。
こちらはサブスク配信サイト全てで発表されております。ジャンルはノンジャンルで、総勢40組のアーティストが参加されています。
そしてvol.7にも参加予定で、こちらは4月16日に発売予定になっております。

そしてもう一つ、同じく今年の1月にアニメ作家イラストレーターの小石のような男さんの"SKY STORY"という物語で戦闘シーンに楽曲提供という形で参加させて頂きました。
この方はYouTubeもやられており、そちらのYouTubeライブにて僕の音源も発表される予定です。
こちらはストーリーも凄く緻密に練られていて、この作品に音楽で参加できた事はとても良い経験になりました。
僕の普段の曲作りは完全に音楽のみを考えて作っているので、ストーリーやキャラクターをイメージした曲作りは初めての経験でした。おかげで僕自身の視野も広がり、作曲の幅も広がりました。

そして最もパーソナルな活動としましては先ほどお伝えした通り、「End Of Prevail」名義で楽曲を制作している事です。
こちらはまだ立ち上げたばかりですが、主にネット上での活動をメインにやっていく予定です。
様々な方とコラボを企画しており、ボーカリスト、ギタリスト、ベーシストとのコラボを予定しております。
まだ企画段階ですが、第一弾として、地元の先輩ボーカリスト fumi さんとのコラボを予定しております。
早ければ4月頃には各種サブスクで発表する予定です。


--多岐に渡るご活躍に、そしてかなりのタイアップ量に驚きを隠せません。
コンピレーションアルバムのvol.6の楽曲について、タイトルとどのように制作されたのか伺いたいです。

ゼロカラコンピレーションはそのまま"ゼロカラコンピレーションvol.6"というタイトルで、僕は『Rise your voice』という曲をリリースさせて頂きました。
この曲は元々CORD用に書き下ろしたインスト曲なんですが、タイミング的にコンピレーションアルバムと合致したので宣伝も兼ねてリリースさせて頂きました。


--そしてSKYSTORYという作品の楽曲提供。こちらは楽曲と物語とイラストが融合したアニメーションのような作品なのでしょうか?

SKY STORYの方は絵本の様な作品で、視聴者やファンの方のアイデアも取り入れながら進んで行くという新しい形の物語です。
様々な企画を展開されていて、その一環で僕の方にご連絡を頂き、BGMを提供させて頂きました。


--「truth channel」と「End Of Prevail」、個人名義を2つに分けて行なっている理由は?


YouTubeの「truth channel」は元々は特に意味もなく登録していただけなのですが、CORDを始めた事によりバンドの曲紹介を兼ねてアップしています。

https://youtube.com/user/truth02032000

こちらがYouTubeのチャンネルになります。

そして「End Of Prevail」は主にコラボを中心に僕のやりたいことを詰め込むスタンスと、こんな何者でもない僕の音楽を「もっと聴きたいです」とか「歌ってみたいです」というありがたいお言葉を頂き、じゃあ形にしてみようという所から始めました。
こちらはまだまだ本格始動には至っていないのですが、僕の曲に賛同して頂いた方や僕が一緒にやってみたいという方にお声をかけさせて頂いて作り上げていく予定です。
それはネットでのやり取りもありますし、身近な方との共演もあります。
いずれにしても根幹にあるのは自分の音楽を最大限に表現して、少しでも誰かの耳や心に残る作品を届けたいと思っています。
本当にこれは僕のエゴでやっているモノですね。


--個人名義としてはコラボを中心に楽曲制作をなさっていて、バンドとしては配信や制作と、多岐に渡ってご活動なさっているIMZ様が今後はどのような比重でどう活動していきたいのかお聞きしたいです。


今後の活動展望としましては、基本的にはCORDがメインで動いて行くと思います。
やはり僕だけではなく他のメンバーの想いもありますし、このバンドに誘った責任もあるのでそこはブレずに貫き通したいと思っています。
まずはこのコロナ禍でCORDとして本来あるべき姿を取り戻して、それをライブや音源で皆さんに示して行けたらと思っています。

そして僕個人としてはありのままの僕を表現しつつ、日本のみならず世界の人に届けられる様な音楽を作っていきたいと思っています。
やはり僕が影響を受けた音楽は世界の音楽なので、そこで勝負したい気持ちはあります。
もしそれが形になって広がってくれたら、これ以上の幸せはありません。


--この度はインタビューを受けていただき、ありがとうございました。


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