Softnity ZYさん(作詞曲編曲家)に聞いてみた。/インタビュー005
--今回はインタビューを受けていただきありがとうございます。
ZY(じい)さんがなさっている活動を簡単に教えていただけますでしょうか?
活動内容はボーカルRenoさんと作詞曲編曲ZYでSoftnityとしてYouTubeにてオリジナル楽曲の投稿をしています。
基本的なコンセプトとしては「自分たちが楽しんで、楽しんでいることをアピールする」ことになります。
--Softnityの活動はどれくらいなさっているのでしょうか?
結成自体は 2020年5月ですが最初の楽曲投稿は2021年8月になります。
Softnity名義ではなく、2021年5月に2曲ほどオリジナルの投稿をしています。
結成からゆっくりとですが制作をしてきて、2021年8月にやっとSoftnityとして投稿できた形になります。
現在はSoftnityとしてYouTuube投稿されている楽曲は5曲で、別に1曲音源のみの投稿があります。
--ユニットを結成なさって、オリジナルを経てから、Softnityの楽曲をカバーも併せて投稿なさっていたんですね。
そもそもRenoさんと音楽活動を始めたのはカバー制作を目的とし、いくつかのカバー制作をしてきました。
しかし、Renoさんの唯一無二の歌声に惹かれオリジナルでの活動をぼくから提案させて頂きました。
現在はカバーはコラボとして、オリジナルはユニットとして制作しております。
--Softnityのコンセプトの「楽しみ」とはZY(じい)様からするとどのようなことでしょうか?
音楽制作を「楽しみ」としています。
「楽しみ」の中には悩んだり苦しんだりしんどかったりも含んでいます。
自分自身よくわかってないのですが、音楽を創ることはそれ自体が「楽しみ」であることは間違いではないのですが、音楽というもので自分の頭の中にあるイメージを具現化することが「楽しみ」なのだと思います。
その具現化した楽曲が、聴いてくれた方々のそれぞれのイメージとなって広がってくれればいいかな?っと思っています。
ぼくが作るものが正解ではなくて、聴いてくれた方々がイメージする世界が正解なんだと思っています。
なので、ぼくが行うことはぼくがイメージする音を具現化まででそこから先は「楽しみ」の範囲外になります。
そういう意味で、これは常日頃言っているのですが、ぼくが描く世界をRenoさんが彩ってくれて聴いてる方にきちんと伝えてくれるのでSoftnityのボーカルはRenoさんが最適でした。
--元々はカバーとして制作なさっていたのに、オリジナルを出そう思ったきっかけはなんだったんですか?
本来はオリジナルで活動するつもりでスタートしたのですが、歌を歌う人がいなくてボカロで作ったりしてました。
自分で歌ってみたりしたのですが、全然様にならずに途方に暮れてました。
また、色んな所でボーカルさんの募集をしてみて何人かの方とコラボさせて頂いたのですが一時の制作で終わり継続して活動することはありませんでした。
そんな中Renoさんと出逢い、カバー制作で何曲か制作したなかでRenoさんの歌声を自分たちの音で伝えたいと思うようになり、ぼくからお誘いしました。
--オリジナルで気をつけていることはありますか?
カバーはみなさんが原曲を知っているので、わりと好き勝手に出来ます。Renoさんの歌声がこの曲に乗った時にどんな雰囲気になるかとか逆にこの曲をどう歌ってくれるのかをわくわくとしながら作ってます。
オリジナルは Renoさんにこんなイメージで歌って貰いたいというものを想定しつつ作ってます(それはRenoさんから聞かれない限り伝えてませんけど)。
そんなに制作について大差はないですが、意識的なところでそんな違いはあるかと思います。
ぼくが出来ることは線画を描くところまでなので、Renoさんがどんな色を付けてくれるのか毎回楽しみなところです。
それはカバーもオリジナルも一緒です。
ぼくらには「こうしなきゃいけない」というものが無いので
カバーもオリジナルも好き勝手にやらせて貰ってます。
なので、オリジナルだからとかカバーだからでは編曲・MIXで何かがかわるようことはないと思います。
ただ、オリジナルは自分たちで歌詞・メロディを作っていきますので、カバーより元々のイメージをきちんと伝える必要を感じてはいます。
ぼくが、Renoさんがイメージする世界をきちんと伝えて、
その上で聴いてくださる皆さんがそれぞれのイメージを持って聴いて貰えればいいかなっと思ってます。
未だぼく自身、自分の個性とか色とかわかっていません。
ほんとうに好き勝手作っているので 個性ってなんでしょ?ってところが実際です。
ただ イメージを具現化することで精いっぱいの状態です。
--ZY(じい)様自体がオリジナル楽曲を作ろうと思う出来事やきっかけはなんですか?
オリジナルはそれこそ小学生の時から作ってますね。
たぶん、元々が物を創造することが好きなんだと思います。
それがたまたま音楽だったってところですかね。
YouTubeでの初投稿は2019年9月なのですが、この時に初めてDAWソフトで音楽が作れると知り見よう見まねで作ってみました。
それから、以前お世話になった方に色々教えて貰いながらPCで音楽を作ることにはまっていきました。
好きなアーティストさんとかは沢山いるのですが、それとは別の次元で自分がイメージする音楽に興味がでてきたのかもしれません。
--最新のambroidはどういった経緯で出来た楽曲ですか?
Twitterのフォロワーさんが描いたイラストがスタートでした。
そのイラストからその世界をぼくなりのイメージでメロディと曲がほぼ同時に出てきました。
Renoさんにもそのイラストを見て頂き、そこからイメージして貰って歌って頂きました。
--同時っていうのが非常に珍しいですね。もう一度伺いますが、メロディと歌詞はどちらが先行して制作なさったのでしょうか?
出だしの部分は同時でした。
出だしのフレーズから、イラストに至るまでのストーリーを考えて、ワードをぽつりぽつりと出していって、出だしから繋がるメロディとそれに当てはまるワードを繋げていきながら少しずつ進めて行った感じですね。
どちらが先ということでもなく、同時進行になります。
イラスト:sayo様(@shirosayotsuki)
2021/01/08 夜明けのアルペジオより
--今後、ZY(じい)様はどのような目標を掲げ、活動していくのかSoftnityの活動を含めて教えていただけると幸いです。
「楽しく音楽を作って楽しく活動している」をアピールすることがぼくらのスタイルになります。
副産物で褒めて貰ったり評価されるのは勿論嬉しいですが、そこを求めないようにしています。
誰かの為にとかそんな技術はありませんし、Renoさんの素敵な歌声を沢山の人に届けられたらそれでいいのかなっと思っています。
--この度はインタビューを受けていただき、ありがとうございました。
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