VIVA LA ROCK 2022 5/3 感想

今ビバラロックから帰ってきて勢いでこれを書いています。普段は余韻をつぶやきという140字にまとめていましたが、そもそも人の反応を求めて書いているものでもないものに加え、140字に収まり切る気がしないと思っていたところ、ちょうどこのnoteの存在を思い出しました。そこでせっかくなのでここで筆を執ることにします。

まず本日は毎年恒例、主催者である鹿野さんのMCからライブがスタート。もうその時点で、2019年・2021年と2回参戦している私からしたら帰ってきたことを実感してエモくなるわけです。

そして一組目のアーティスト、「ヤバイTシャツ屋さん」の登場。
お馴染みの「はじまるよー」のSEが朝のさいたまスーパーアリーナに
響き渡り、バンドだけのフェスの開幕を告げます。

無音コールアンドレスポンスの言葉通り、
「正直朝からヤバTはキツイ・・・!
 四星球で身体慣らしてからのほうがいい・・!」
と同行している友人に始まる前に話していた私ですが、
開始一発目からハッピーウェディング前ソングで身体が叩き起こされました。そして2曲目には「無線LANばり便利」、毎回思いますが朝早くフェスに来て序盤に「家帰りたいWIFIあるし」と歌っている(心のなかで)のはだいぶシュールだよなあと思いつつノリノリで腕を振っていました。

そこからは泡Our musicと来てからの少々懐かしいDANCE ON TANSU、
結構久々に聞きましたがヤバTにハマったきっかけのアルバム曲だったので
思い入れ深いと思いつつ、新曲、ちらばれ!サマーピーポーからのあつまれ!パーティーピーポーが続き、そこからTank-top in your heart・かわEと
序盤からかなり飛ばしたセットリストです。

ただ、個人的に何よりはMCでバンドの楽しさを伝えてからのGive me the Tank-top!! コロナ禍で色々あり、音楽を聴けなくなった時期があるので、その分リリース当初からこの曲は刺さり、大好きな曲です。それをこの大一番でやってくれたのが嬉しい!!そしてそのアルバム曲であるNO MONEY DANCEもノリノリですっかりライブ曲に!!

もうこの時点で朝一から汗だくでしたが、今日はまだまだ序盤。
これいつ飯食いに行くのが正解なんだ?と悩みながらも、フェスは進んでいきます。

結局今日はDragon Ash以外はすべて見たんですが、自分の好き度合いに応じて書けることの量に差が出てしまうので、書きたいバンドの話だけにしておきます。 Dragon Ashもせっかくなら見たかったけど空腹と喉の乾きと腹痛と疲労に負けました。

その次は四星球の出番ですが、相変わらずパフォーマンスとしての質が高く、リハの時点で口笛天体観測と口笛シーソーゲームでアリーナ全体が大盛り上がり。そこからライブが始まると、今回は四星球ではなく、「ビバラのあの黒い人形」「junkoさん?」「タンクトップくん」「マンウィズのメンバー」と四星球にしか許されなさそうなイジりのコラボメンバー。今日の客層的にラウドロック界隈大好きな人たちが集まっていそうなので、もうアリーナ全体おおウケ。まずは序盤の定番、「運動会やりたい」で身体を温めさせてもらったあと、せっかくコラボしているのに曲をやらないと失礼だから、という理由で「あつまれ!日本の米はFLY AGAIN」と今日のラインナップをメドレーにした曲をはさみつつ、泣きソングのクラーク博士と僕。

四星球を聴くのも少し久しぶりだったのですが、初めてこの曲を聴いた大学生の頃より、社会人となった今のほうが刺さり、思わずちょっと涙腺が緩みました。そこから森高千里さんの私がオバさんになってもの勝手にアンサーソング、君はおばさんにならないからのMr.Cosmoで会場が笑いに包まれ、最後は薬草で元気づけてくれる四星球。ただのコミックバンドじゃない、また、ただの泣いて笑えるコミックバンドでもない、支えとなってくれる最高のバンドがそこにはいました。 余った時間でやったあつまれ!日本の米はFLY AGAIN(2回目)からの時間がないときのRIVERも最高でした。

お次はKEYTALK、KEYTALKは聴くとやっぱり夏フェス!って感じがします。よく行くフェスで見るのでなんとなくわかるけどあまり詳しくない笑

そしてその次、打首獄門同好会!会長が髪を切って体型が変わってからはライブ自体見るのが初めてでしたが、当時とセトリの構成をだいぶ変えている印象。やはり政府案件で表彰されたり、子供番組の曲を作ったりしている分、家族連れが多いフェスだとそちらに寄せているのかな?といった感じもしつつ、よく聴いていた時期から2年以上立っているから構成が変わっているのも当たり前だよなとも思いつつ。ただ、カンガルーはいったいどこへ行ったのかは普通に好きな曲。笑

終盤は昼時に「私を二郎に連れてって」「島国DNA」「日本の米は世界一」と飯テロ三連単。空腹時だったので、映像のご飯が美味しそうで仕方なかったです。欲を言うならニクタベイコウと歯痛くても聴きたかったのはある。

と、このタイミングで空腹に耐えきれず外へ昼食へ。忙しくて飯抜きも考えましたが流石にそれは無理だし、ビバラのフェス飯は美味しいのでちゃんと食べに行きたかった!

そして裏でオーラルがやっている間に色々と午後の準備を済ませました。なにせ午後は外に出れる気がしなかったので。。。ただ、昼食を400lvスタンド席なら食べて良かったため、昼食を買って400lvへ行き、昼休憩・・・と思いきや、ちょうどオーラルのキラーチューンである狂乱Hey kidsがやっているじゃありませんか。飯を食べつつノる、なかなかハードなことをしていた感じが。ただ、身体が動いてしまうから仕方ない・・・!

オーラルが終わり、昼飯も食べ終わったので、次のHEY-SMITHはアリーナへ。今回のビバラはアリーナはスタンディングフリーエリアですが、スタンディングポイントがあり、そこからは動かないようにする制度だったので、HEY-SMITHのスカダンスは動ける幅が狭くて難しかった・・・!しかし相変わらずこの広い環境で聴くHEY-SMITHは聴く合法ドラッグって感じで最高。

その次にSiM!MAHさんのカリスマを感じられる時間。去年の大トリのSiMも良かったなーと思いつつ、せっかくならRumblingもやってほしかったとも思いつつ。ただ相変わらず「死ね」からのKilling me は最高。

次にcoldrain、coldrainの存在は前々から知っていたものの実際に聴くのは初めてでした。ほぼ外タレ。ただゴリゴリのパンクサウンドで知ってたら結構これは楽しいなーと思いつつ。

その次が自分が大好きで仕方ないマキシマム ザ ホルモン!!叫ぶペットボトルの黙る会ツアーで八王子に当選し、エモートシャウトキットを作っていたので、それを持ち込んで腹ペコアピールをしつつフェス会場で打ち鳴らす!!なにより登場時SEからノリノリになれるので、やはり最高です。

そして何より初っ端からメタい、パンク系続きすぎて疲れる、と皆が思っていたことをナヲちゃんが言い放ち、そこからの「恋のきなこ私にください」でバラードからゆっくり入ってぶち上げる構成!!たまらん。

2曲目はトップクラスに好きな「糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー」、なにげにライブで聴けたのは初めてかも・・・!?と2曲目が終わったら間髪入れずに「包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ」で上がりきったテンションが更にぶち上げ。4曲目は「令和ストロベリーバイブ」でノリつつメロディアスにノリノリに。

と、そこからが驚き、5曲目に「絶望ビリー」、6曲目「ルイジアナ・ボブ」7曲目「What's up people!?」!!! デスノート曲どちらもやるの珍しい!! あと、わかる人なら分かるように完全に殺しに来ているセトリ。
私はわぴぽの途中でクラクラし始めたのと鼻水が逆流。それでも止められない止まらないヘドバン。そして定番、恋のおまじないをしたあとに今回は「恋のメガラバ」!!! この曲、踊っているときも終わったあとも多幸感が半端なくて、周りの人とハイタッチとかしたくなる。音に麻薬でも入ってる?ちなみに前の人は本当に知らない人とハイタッチをしていました。してもらえばよかったかも。

ホルモンに続いては日本海シリーズを思い出すような流れで「MAN WITH A MISSION」、なんと1曲目から表題曲の「FLY AGAIN」!!そこから10-feet TAKUMAも参戦しdatabase!! 初っ端からフロアをぶち上げたところで、MCをはさみつつ、ドラマ主題歌ともなった「Remember me」で激しい音だけじゃない強さを見せてきます。続いてyoake、結構好きな曲。そこからhigher、ちょっと懐かしいなーと思いつつ。続いてが新曲でMore than Wordsと来てからの、トリにGet off of my way!一時期のEmotionsスタートからのFLY AGAIN終わりに慣れていたので、Emotionsをやらないのがだいぶ新鮮。ただGet off of my wayのがFLY AGAIN的にノれるのはある。どちらも大好きな曲ではありますが。

そして自分が見た中の最後、10-FEET・・・!!勢いでこれを書き始めたのはこの話をしたかったから、というのも多分にあります。
1曲目でシエラのようにで語りかけるような、まっすぐな日本語詞が響いてきます。やはりゴリゴリのパンクサウンドデイで、英詩も多い中だったので、真っ直ぐな日本語詞というだけで新鮮味もありつつ深く直接語りかけられるような感覚も。

シエラのようにでゆっくり始まったと思いきや、2曲目がVIBES BY VIBES!!一時期大好きで聴かなくなっていたんですが、WANIMAのカバーでかなり刺さり、より好きになったところだったので、かなり喰らいました。

そこからアオ・ハローフィクサー・SHOESと続き、小気味良いMCをはさみつつ、客の手拍子のあとに「RIVER」・・・!! やはりイントロだけで感動してしまう、最高の曲。そして今回はRIVERで携帯のライトによるウェーブ、これがモニターで全景を見れましたがかなり圧巻。あと、今年のはじめかなりしんどくて、まずいところまで行ったのを乗り越えたあとだったのもあり、まあ詞が刺さる刺さる。RIVERで完全に涙腺がやられ、その状況で続いてがヒトリセカイ・・・! しかも、TAKUMAさんが良い感じに歌詞を変えてきて、今の情勢を踏まえてだったり乗り越えてきたことを肯定してくれて、こうなったらもう涙が止まらない。そして最後、その向こうへ。短いようで、体感はとんでもなく長い暗く暗いトンネルを抜けてきたあとのその向こうへは自分に語りかけてきているとしか思えないような真っ直ぐな詞で、滂沱の涙が。

コロナ前、社会人になるのでライブももう区切りかなと思っていた中でやってきた新型コロナウイルス。世界の日常も、それに伴って自分の日常も、自分と関わっている人たちも目まぐるしく変わっていき、本当に辛い時期がありました。そこから立ち直らせてくれたのは結局自分の好きな音楽たちでした。そして、その時もとりわけ10-FEETが大きな力をくれました。

今日のVIVA LA ROCK2022で、改めて、自分の好きになった音楽の力の偉大さを感じられ、また、10-FEETのことがもっともっと好きになりました。

まあ何が言いたいかというと、VIVA LA ROCK2022最高でした!!!
鹿野ありがとう!!!!!
何も考えずに思いの丈を文章にしただけなのでかなりの駄文ですが、
もし見てくれている人がいたなら読んでいただきありがとうございました!!!

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