男子3000mSC 代表選考の行方
パリ五輪の代表選考方法・決定方法がややこしいので確認してみた。
①参加標準記録を突破(3000mSCの場合8.15.00)
②WAランキングでターゲットナンバー(36人)内に入る
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☆開けてMenの3000mSCの欄を見ないと難しいと思うので推奨です
どちらかが条件ですが①が優先され、余った枠の中で②のランキング上位から埋まっていく形です。
②のランキングは試合のタイム+大会のカテゴリ・順位で得たポイントの3試合分の平均値で決まるようです。3000mSCの場合、SUBARUの三浦龍司選手が既に①の標準記録を突破していてあと2枠を②のランキングから争う形になりそうです。
愛三工業の新家裕太郎選手は現在73位・1111Pだけど今日の織田記念の結果でオーストラリアの試合の8:42.49(1087P)が8:28.54(1129P)に置き変わり、そして追加の大会カテゴリ+順位Pが45p入る。
そうなると合計Pは3421P,平均Pは1140Pで41位。(という認識。2022年のIAAFスコアが最新なのか)残すは日本選手権のタイム・順位で加点できるかというところが大切です。
他の2枠を争う選手。HONDAの青木涼真選手は3本とも1200pを越えておりほぼ確定的。先を行くライバルがプレス工業の砂田晟弥選手。アジア大会で結果を出しており現在1168P。
5/19のゴールデングランプリ3000mSCに出場予定で、この試合は日本選手権(カテゴリ・シルバー)より上のカテゴリゴールドでここで加点をしてくると苦しいかなあというのが現状です。
ただし選手の選考条件があり、日本の場合はWAランキングのターゲットナンバー(36位以内)に入っている選手の中で日本選手権の順位が早い選手が優先されるため、日本選手権の結果を足したときに36位の選手のポイントを越せるかどうかが焦点になりそうです。3位でも110P入るので、3位以内に入れるかが大切。(海外選手は当然その国の選考レースで加点の可能性がある)
創価大史上初の日本代表に近づきつつある新家選手、現在4番手ですが本番に向けて頑張って欲しいですね。
☆参考
WAランキング
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202311/29_110803.pdf
パリ五輪の代表選考要項
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202309/21_112524.pdf
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