見出し画像

【ご報告】きっぷの取扱いの誤りを申告したところ、返金されました

旅行好きの方にとってはいつかは役に立つきっぷの豆知識をご紹介します。その名も「区間変更」。コンクルージョンファーストということで、使い始めたあとでもきっぷを変更することができますよというお話です。
まずは地図をご覧ください。

超ざっくり地図。

いま、オレンジ色の経路の乗車券をもって、豊橋駅に到着したところです。本来であればここから飯田線に入って岡谷方面に行くところですが、気が変わって下呂で温泉につかりたくなったので、改札を出てすぐに変更を申し出ました。窓口の方には「使用開始後のきっぷの変更はできません」と言われ、オレンジ色の乗車券を払い戻して、新しく乗車券を買いなおしました。

101km以上残っていれば、使い始めた乗車券でも、払い戻しは可能ではあるのですが、今回はこの取扱いが間違っているということです。本来であれば、オレンジ色と緑色の差額だけを支払うことで変更ができるので、払い戻し手数料や初乗り分などを余分に払っていたということになります。JR東海の問い合わせフォームから指摘したところ、2週間ほどたって電話があり、差額1,160円を返金すると言われました。

電話から2日後に現金書留の封筒が届きました。中に詫びの一筆でもあるかと思いましたが何もなく、現金が入っているだけでした。こんなに手間をかけさせておいて、はていかがなものか。
ネットにさらされたくない・・・という気持ちもわからなくはないですが、私なら一筆したためますけどね。

注意点その1

駅員さんがこの制度を知らない可能性があるということです。今回豊橋駅で対応してくださった方はどうやらご存じなかったがために、私に払い戻して新たに乗車券を買いなおすよう求めたのでしょう。こういうことが平気でありますので、正当な制度である以上、要求しても問題ないと思います。

注意点その2

手書きのきっぷにする必要があるため、発券するのに相当な時間を要するということです。おそらくですが、不正防止のため様々な稟議プロセスを踏んでいるものと思われます。
(にしてもこのご時世手書きのきっぷなんて古めかしいことこの上ありません)

注意点その3

手書きのきっぷですので、自動改札は通れません。改札を出入りするにはいちいち駅員さんのいる有人改札を通らなければならず、改札通過にも手間と時間がかかります。


詳しいことの顛末はこちらにも書きました。


今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは。

〈執筆:R〉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?