何故私がストリートハンドボールに取り組んだのか3

画像1 ハンドボールを多くの人達に伝えていく方法はたくさんある。その中で、私はこれが1番親切で簡単で安全だと感じたのです。接触が禁止であること。ドリブルが禁止であること。フィールドやゴールサイズに制限が無いことです。ハンドボールと絶対的に異なるのは、コンタクトが許されないということです。当たる事ができません。一部のハンドボールファンは、それではハンドボールで無い!!というご意見があります。少し立ち止まって考えてみてください。そのハンドボールはドイツやデンマークのヨーロッパスタイルのハンドボールです。
画像2 世界にはいろいろなハンドボールがあります。日本でも砂の上で行うビーチハンドボール、障害者専門の車椅子ハンドボールなどもあります。ストリートハンドボールは21世紀に誕生した、新しい方法のハンドボールゲームです。ボールは空気を入れない綿入りボールです。サイズは円周が42㎝と47㎝の柔らかい何方でも握られる優しいボールです。日本人にコートサイズやゴールやボールは自由だ!!と伝えると殆どの方は凍ってしまい、システムダウンしてしまいます。なので世界で統一のサイズ、それらを示しています。
画像3 特徴の1つとして、控え選手が存在しません。全員がゲームに参加します。6人1チーム・4人がコートで2人が交代です。シュートをしたら交代します。順番を待つ作業の場合は、3人以上は気持ちの継続が出来ません。このゲームは常に自分の順番が回ってきます。短い時間の中で仲間と攻略を相談し、点数が取れない仲間にどうやってシュートチャンスを与えていくのかなども、自然に考えるようになります。ゲーム中は常に会話が求められます、ディフェンダーの位置どりやオフェンスの位置は目まぐるしく変化し、一瞬のスキを見てシュートを打ちます。
画像4 それらは教えることはありません。全てを教えることは必要ありません。子ども達は自然に技能を学びます。指導者が教えることは「楽しんで練習に取り組む内容」です。ゲームの中で怒鳴ることは一切ありません。そこは子ども達の世界です。それが私の目にハッキリと見えたので、私はこのスポーツの取り組みに生涯をかけようと決めました。他の方々とは少し異なりますが、私はストリートハンドボールを伝える為に生まれてきたと悟った瞬間です。たくさんあるアイテムの1つではなく、私にとって、このスポーツが最高になってしまいます。

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