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ChatGPTでKindle出版する手順まとめ【初心者向け】

ChatGPTでKindle出版完了したのが、10冊目になりました、それぞれにペーパーバックも出しています。あみきんです。

さすがに10冊書けば、そろそろChatGPTで本を書くのも慣れてきました。構成やイメージングの時間を除き、実際の執筆時間は1時間で3万文字ぐらいは書けるようになってきました。

ペースとしては、朝からChatGPTでダダ~と執筆して、その後、夕方まで編集して、合間に表紙を作成します。そして、晩御飯のあとぐらいに出版するというペースで本が書けます。さすがに毎日というのは、ネタがまとまりませんのでできませんが、構想が頭の中に出来上がって気が向いたら1日空けて集中します。

先日、noteでそういう経験をまとめた、この「ChatGPTでKindle出版する手順まとめ」というタイトルの投稿したら、結構、皆さんに参考にされたらしく、2か月ぐらいで100いいねをいただいたので、記念にご紹介したいと思います。


「ChatGPTでKindle出版する手順まとめ」です。

最初にお断りしておきます。このことはとても大切なことなので、著作権のことだけは、絶対に理解してください。

Kindle本の著者に、
おススメしない人・おススメの人

お勧めしない人

短期間で儲けを求める人や、執筆経験がなく、自分の書いたものがどのように読者に受け入れられるかを調べることなく、すぐに出版する人です。また、著作権侵害やプラガリズムを行っている人も、Kindle出版を行う前に問題を解決する必要があります。

「プラガリズム」とは
他人の著作物やアイデアを盗用して自分のものとして使うことを指します。つまり、盗作や剽窃のことです。

プラガリズムは、著作権法に違反する行為であり、重大な問題とされています。特に、学術研究や文学作品など、創作活動においては、プラガリズムが発覚すると信頼性が失われるだけでなく、法的なトラブルにも発展することがあります。プラガリズムは、正当な手続きを踏んで引用することや、創造的な変更を加えた上で再利用することは許されますが、原著作者の権利を尊重し、法律を守ることが大切です。

「盗作」とは?
他人の著作物を無断で使用し、それを自分のものとして発表することを指します。つまり、他人の文章をそのままコピーするなど、完全に同じものを自分の著作物として発表することを言います。

「剽窃」とは?
他人の著作物やアイデアをそのまま流用することを指します。つまり、他人のアイデアを拝借したり、他人の文章を大きく変更して自分の文章に取り入れることを言います。

絶対にやめてください!


お金儲けのために著作権違反を平気でされる方がまれにいるようですが、いずれ法的責任を問われるのは著者自身です。

また、改行を異常にたくさん入れたりしてページ稼ぎをすることや、スカスカの固定レイアウトにしてページ稼ぎをしたり、グレーな方法でベストセラーを狙う方法もやめてください。なかには1ページに1行や3行しかないKindle本を見たことがあります。真面目に執筆している著者たちにとっては、Kindle出版そのものの評価が下がるので、大変、迷惑な行為です。


Kindle出版の著者にお勧めの人

自己啓発やノンフィクション、小説など、多岐にわたるジャンルで執筆経験のある人です。また、マーケティングやセールスの知識を持っている人もお勧めです。自分の作品を宣伝し、読者にアプローチするための戦略が必要です。


紙の本と電子書籍の一番の違い

今までの紙の本では、「読む ➡ インプット」が主体でした。しかし、電子書籍は動画やWebサイトにリンクを貼ることができるので、読者に行動を促す手段として最適です。

メラビアンの法則というものをご存じですか?
話の内容、つまりテキスト文章よりも、視覚情報や聴覚情報のほうが伝わる力が大きいということです。

メラビアンの法則

よく紙の本と電子書籍のどちらがいいかという話があります。

電子書籍が紙の書籍と違うところは、文字情報だけでなく、インターネット上の動画や音声情報にリンクすることができることです。動画やWebサイトにリンクを貼ることで読者が情報を深めたり、具体的な行動に移したりしやすくなります。

例えば、環境保護に関する電子書籍であれば、リンク先のWebサイトで実際にできる環境保護の方法や、法律を学んだり、環境に対する影響が少ない商品の紹介など、具体的な情報を提供することができます。

このような情報提供が深まることにより、読者がより具体的な行動に移しやすくなり、次世代にとってより良い環境を築く一助となるでしょう。


それから、ビジネスに活用したい人は、リスト獲得(メルマガや公式LINEなど)するためのリンクを挿入したり、自分の活動のホームページYouTubeのリンクを挿入したりすることができます。

電子書籍は簡単に内容が修正できるため、アイデアによっては、さまざまなイベントへ開催情報などを載せることもできます。(そのためにはもちろん期日が過ぎたら、再度、削除修正も必要です)

また、電子書籍は、読者が自分の興味や必要に応じて情報を選択的にアクセスすることができます。

例えば、ある本で特定のトピックに関する情報を探したい場合、紙の本では目次や索引から探す必要がありますが、電子書籍では検索機能を使って簡単にキーワードから目的のページにアクセスし、さらに詳細な情報のリンクがあれば、Webサイトに直接アクセスすることもできます。

ですから、使い方によっては、電子書籍のページ数はどれだけあっても大丈夫です。印刷物ではコストがかかるので、そんなに多くのページを割くことができません。

また、読者が興味のある情報だけをピックアップしてアクセスすることができるため、効率的な情報収集が可能となります。このような点からも、電子書籍は情報提供の手段として優れていると言えるでしょう。

1.テーマの設定

❶出版する原稿のテーマを決定する。
自分の得意な分野や、読者にとって有用な情報を提供するテーマを選ぶことが重要。

目的を決める:
まず、何のためにKindle本を作成するのか、目的を明確に。

例えば、小説、ビジネス書、自己啓発本など、目的に応じた形式を選びます。


<テーマの例>

文学
小説や詩集、エッセイなどの文芸作品

ビジネス書
経営やマーケティング、キャリアアップなどのビジネス書

学術・教育
学術論文や教科書、参考書などの学術・教育書

コンピュータ・IT
プログラミングやウェブ開発、情報セキュリティなどのコンピュータ・IT書籍

自己啓発・健康
心理学やコミュニケーション、ダイエットや健康法などの自己啓発・健康書

エンターテインメント
アニメ・ゲーム関連書籍や映画のノベライズなどのエンターテインメント書籍

クッキング・グルメ
料理や食材、レストランガイドなどのクッキング・グルメ書籍

趣味・スポーツ
旅行やアウトドア、スポーツ、手芸などの趣味・スポーツ書籍

2.リサーチ

❷選んだテーマについて、リサーチする。
自分の知識や経験だけでなく、同じ分野で競合になりそうな本を、インターネットや書店などで調べます。価格や内容だけでなく、どんな人が読者になりそうかを想像します。また、想像するだけでなく、いろんな方法を使って読者の悩みを探したりします。

3.アウトラインの作成

❸リサーチした情報を元にアウトラインを作成。
アウトラインは、原稿の構成や章立てを決めるために、何をどういう順番で書くのか、大まかな流れを決めます。── (ここまでは、手書きメモが望ましい)
 👇
<<企画書にまとめる>>

4.ChatGPTで文章生成

ChatGPTで原稿を書く前に

下記のサイトには、Googleのポリシーが書いてあります。
GoogleはAI 生成によるコンテンツだからといって規制はしていません。

Kindleストアでジャンル選定、キーワード選定をする。
❶Kindle本は、Kindleストアのカテゴリーに振り分けられる
❷Kindleストアのジャンルに沿うように原稿を書く
❸キーワードを多く集めたほうが、ChatGPTが原稿を書きやすい。
❹出版申請時にも役立つ。

ChatGPTで自分の思い通りの原稿を書くには?

まず、ChatGPTに命令する前に、テーマ設定、読者リサーチ、市場リサーチ、そして自分の専門分野を確認し、アウトラインの作成をすることが重要。

ChatGPTで文章生成

  1. テーマ、リサーチからアウトライン構成を作成します

  2. 本のキーワードを使って、テーマのあらすじをつくる……ここまで人間

  3. あらすじを使って、ChatGPTで、本のタイトルを生成

  4. その中から良いものを選択して章の構成を生成

  5. あとはChatGPTで、本文を生成します

  6. 最後まで終わったら、全体の内容を編集します……ここから人間

(このあたりの具体的な方法は、あみきんの有料コースでお伝えできます)

※注意 

ただし、ChatGPTを利用して自動生成した原稿は、必ずしも文章の品質が高いとは限りません。

十分な編集や校正を行い、読者にとって有用なコンテンツを提供することが重要です。

AIは、法的責任をとれませんので、最終的には、Kindle本原稿についての責任は人間にあります。文章に誤りがあったり、著作権の問題などがあると、人間が責任をとることになりますので注意しましょう。

5.推敲・編集・校正

ChatGPTが自動生成したあとの原稿に対しては、いつも以上に推敲や編集に時間をかけます。

目次、章立ての筋が通っているかを整理、確認
まえがき、あとがき、
奥付
画像の配置

話の筋が通っているか、時系列がバラバラになっていないか確認
表現の不適切な箇所を変更します
誤字脱字を修正します
複数人のチェックが望ましいが、ChatGPTでも校正はできます

6.レイアウト編集

扉にタイトル、サブタイトルを表記するデザインをします
内容確認かが終わったら、書式やデザインを整えます
フォントやフォントサイズを決定し反映させます
太字の数や文字のバランスを調整します
目次がリンクで飛ぶように設定します
章でページが新しくなるように、設定します

7.表紙作成

【表紙を自作する】

自分で表紙を作成する場合は、Canvaなどが役に立ちます。

canva

—— イラストを生成AIに生成してもらう
Bing Image Creatorがとても簡単です。
日本語の指示でも通ります。ここのサイトに訪れて思いついたイメージを日本語で入力してみてください。

Bing Image Creator

例えば、下記に使った『運命の交差点』➤『運命のみち辻』のイラストはこんな感じのプロンプトを入れて作成しました。試しに下記を入力してみてください。似たような画像が出ますが、たぶん同じものは出ないはずです。唯一無二の画像になりますので、著作権も関係ありません。

交差点 美しい公園 エミリー 事故 透明に輝く イラスト 抽象的

【表紙を依頼する】自分ではチョット・・という方

デザイナーにお願いしたい場合は、ココナラなどがリーゾナブルな値段(数千円程度)で表紙作成してくれる人がいます

8.KDPに出版申請

KDPで出版申請をします。
まずは、アカウントを登録してください。

9.本のプロモーション

個人でも様々な方法で電子書籍のプロモーションを行うことができます。

特に、ソーシャルメディアやブログ・サイト、コミュニティなどを活用することが有効です。

自分自身が書いた電子書籍をプロモーションする場合には、自己宣伝にならないよう、適度な距離感を保ちながら紹介することが大切です。


ChatGPTが初めての方へ

ChatGPTの登録の仕方はこちらのnote記事に解説しています。

画像をクリック👆


Kindleの電子書籍を初めて読む方へ

Kindle本は、Kindle Unlimitedに登録すると初月無料で読み放題になります。
無料アプリをダウンロードして、そこから読むことができます。


あみきんの著書はこちら


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                         あみきん

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