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☆夢も希望もないこの世界で君は何を思い僕は何を思う☆◆7章◆後編・人を好きになるということ愛されるということ

◆7章◆後編・人を好きになるということ愛されるということ

1話・はじめての夜

穂村マサト20歳

大学2年生の夏に中退して東京へ行くことを決断

8月の終わりに東京へ行き

9月から働きはじめ中目黒に住み

11月に告白されはじめての彼女ができる

12月に彼女と初キスとはじめての夜

20歳でやっと童貞を捨てました!

これが早いのか遅いのかは人それぞれの感覚に任せます!

彼女も処女でお互いはじめて同士って事もあり緊張しながらはじめての夜をいや、はじめての〇〇〇をしました!←わかるよね

というかセックスしました!←結局言うんか〜い

くろねさんみたいに熱い夜をどーのこーのいうのはちょっと苦手
(くろねさんとはTwitterのフォロワーさんで恋愛小説note書いてる人です←気になる方は読んでみてね)

はじめての日ってなんかぎごちなくて初々しくて

この感じってほんと若い時?はじめての時にしか味わえない感覚だよね!今となっては!

でもはじめて彼女を抱いた夜に思ったんだ!

この娘をずっと守れる男になりたいと!

2話・はじめての同棲生活

東京来て3ヶ月で彼女が出来て、付き合ってるとこが会社にもバレて付き合って1ヶ月で寮生活をやめて

会社から近くの風呂なしの古い木造のアパート家賃4万円のところを借りて住んで彼女と同棲生活を始めることになった!(風呂は会社の寮のシャワーを借りていた)

なんかこれって!!?

シュウジと同じパターンやん!

自分も同じ展開に何故かなっとるやん!!www

なんかウケるよねwww

自分でもビックリwwww

こうして彼女、ユキコとの

はじめての同棲生活がスタートした!!

上記写真・実際自分が東京来てはじめて住んだアパートでもあり、はじめて同棲したところ!(もちろんは今は別の人住んでいる)

そして、1月に地元で迎えられなかった成人式

1人寂しくしていると

彼女から成人式のお祝いでG-SHOCKの時計を買って貰った!

人に何かを買って貰うとかそういうのがない人生だったので何か凄く嬉しかった!

自分にとって成人式は1度きり、地元を捨て何もかもを捨て家族や妹でさえも捨ててきた自分にとっては一生忘れる事ない出来事でもあり良い思い出になった!

自分はユキコのことを少しずつ好きになってきてはいるけど本気で好きになっているのかな……

愛されているという実感はある!

自分にとってユキコの存在が少しずつ変わっていった!

3話・破天荒な彼女

同棲生活も3ヶ月くらい経った!

一緒に生活するにあたってお互いの嫌な部分とかが見え始めてきた!

よく口喧嘩をするようになってきたが自分の方はただただ黙って聞いてる方が多かったのだけど彼女の方が口うるさくなってきた!

自分は仕事で他のバイトの女の子に普通に話しかけていただけなのに彼女がよく嫉妬するようになった!

最初、暗くて大人しめの彼女だったがどんどん精神的に荒れていった!

仕舞いには自分の手首を割れたガラスのコップの切れ端で切ろうとした!

そして、はじめて人を殴った!というかぶった!

ユキコ「私の事、全然好きじゃないんでしょ!!!?」
マサト「そんなことないよ!好きだよ!」

ガラスのコップの切れ端で手首を切ろうとする!

ユキコ「マサトが私の事好きじゃないなら私、ここで手首切って死ぬから!!!」
マサト「こんな馬鹿な事はやめろーー!!」

怒号と共にユキコを平手で殴る!

ユキコ「……い、痛い……」
マサト「ご、ごめん……でもこう言う死のうとかするのはやめて欲しい」

この時はこれで治まったけれど、このあと3回くらいは死のうとして何度も止めた!

人を好きになるということ……人に愛されるということ……この時は自分にとって苦痛になっていった!

そして数ヶ月後……

自分から別れを切り出した!

マサト「ユキコ……もう疲れたよ……別れよう」
ユキコ「え…嫌だよ……マサト……」

泣き出すユキコ

マサト「自分が一緒に居てもユキコの為にもならない!!もう一緒にいてもお互いの為にも良くない!最近はずっと喧嘩ばかりだし」
ユキコ「別れたくない…」

泣きじゃくるユキコ

マサト「別れないから一旦距離を置こう……」
ユキコ「……わかった……」

こうしてユキコとの同棲生活は終わり

ユキコは今の仕事をやめて引っ越して別の仕事を探し出て行った!

そしてそこの仕事場で自分とは別の男性から告白され付き合うようになり自然消滅して

ひとつの恋が幕を閉じた!

今思えば、これでよかったのだと思った!

ユキコが幸せになってくれればいいな!

自分は本気で人を好きになれてたのかな??

愛だとか恋だとかまだわからないけど自分が好きだったとしても自分は人を幸せにできるほどではないのかもしれないなと思った!

恋愛って難しいよね!

序章8へ

つづく!!!

余談・ユキコ

元々から気性は荒くて精神的不安定でもありユキコもまた複雑な家庭環境で両親離婚してて父親に育てて貰っていた

実は父親は有名な演歌歌手の作詞家の方で実家では音楽スクール的な事もやっており自分の娘の面倒をあまり見てこなかったらしく、ユキコはそんな家庭環境の中誰からの愛情も貰って生きてきてなかった!

芸能人の娘というコンプレックス、自分はの顔が嫌いというコンプレックスなど色々なことで悩み学校でも虐められていて精神的不安定にもなっていた

自分にはユキコを守れるような強い人間でもなければ幸せにできる人間でもなくその当時の自分からしたら重かったかもしれない!

ユキコの事全てを背負える自信がなかったのかもしれない

数年前、たまたまFacebookで名前を検索したら出てきて外国人の人と幸せにそうに写っていたのを見た!

この時からは想像出来ない笑顔で幸せになれたんだなぁと思って安心した!

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