宇宙のみなしご

Tumblr転載。2017/6/2

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「ぼくたちは宇宙のみなしごだから。ばらばらに生まれてばらばらに死んでいくみなしごだから。自分の力できらきら輝いてないと、宇宙の暗闇にのみこまれて消えちゃうんだよ」
「でも、ひとりでやってかなきゃならないからこそ、ときどき手をつなぎあえる友達を見つけなさいって、先生、そう言ったんだ。」

「宇宙のみなしご」という私のだいすきな児童小説がある。ラストシーンで上記のセリフが出てくるのだけれど、アイドルにも同じことが言えるのかもしれないな、と急に思い出した。
このお話はずっとふたりで新しい遊びを考えてきた仲良しの姉弟が次はこれだ！と夜に他人の家の屋根に登るという遊びを思いつき、そこからいろんなできごとが起こるお話なんだけれども。いいなあ、私も屋根登りしたいなあなんて思いながら読んでいた。新しい遊びを見つけたとき、新しい宝物を見つけたとき、それはもうワクワクするものだけれども私はいまきっとひさしぶりにそのワクワクを思い出しているんだ。

自分の力できらきら輝くゆうぴーのことを一瞬たりとも見逃したくないなあ。そう思いながら私はまた今日も新しいワクワクとときめきを自分の胸に刻んでいく。