見出し画像

ロード歴史の本文争奪戦

【注意・本記事は漫画ONE PIECE最新話までの情報を含む場合があります。考察の材料をまとめていますが具体的な考察は記載されていません。】

〇歴史の本文(ポーネグリフ)とは

歴史の本文とは約800年前に滅んだ巨大な王国、もしくはジョイボーイが主導で制作したと思われる古代文字の刻まれたキューブ状の石碑です。制作者はワノ国の将軍である光月家で、光月家は特殊な石の加工技術を持ち古代文字を扱えます。石を爆破しようとしても傷ひとつつかない丈夫さで、回収しようとしても人の力での移動は困難な大きさです。また、世界政府はこの歴史の本文と石が記す空白の100年の歴史を研究することを禁止しており、研究が発覚した場合は厳しい処罰が課されます。
歴史の本文は全部で30個ほどあると言われており世界中に散っています。歴史の本文は3種類(4種類)確認されていて、赤色のロード歴史の本文(ポーネグリフ)が4個、通常の石の色の情報を記した石が9個、他の歴史の本文の在り処を記した石が約20個あります。ロード歴史の本文はそれぞれの石が記す座標を結ぶとラフテルの位置がわかると言われており、情報を記した石は9個すべてをつなげて解析することで隠された歴史の全容がわかると言われています(真の歴史の本文/リオポーネグリフ)。例外として魚人島にジョイボーイが当時の人魚姫にあてた謝罪文が存在します。

ONE PIECE作中においてはラフテル到達をもくろむ四皇クラスの海賊がロード歴史の本文を奪い合っており最重要アイテムになっています。800年前に制作された後、それぞれの番人のもとに石は託されましたが所在のわからないものもあります。推測も入りますが、人魚族・魚人族を番人と定めて魚人島に託されたロード歴史の本文④は海賊王ゴール・D・ロジャーが魚人島を訪れたときには謝罪文の歴史の本文と一緒に海の森に保管されていましたが、モンキー・D・ルフィが訪れたときには持ち出されていました。このロード歴史の本文を所有していると言われているのがヒノ傷の男と呼ばれるキャラクターです。また、現代においてビッグマムが所有するロード歴史の本文②が800年前の時点でどこに託されていたのか不明です。他のロード歴史の本文の隠し場所はワノ国、ゾウ(モコモ公国)、魚人島と外敵が攻め込みにくい場所ばかりなので類似した条件の場所が予想されます。番人も侍、ミンク族、人魚族・魚人族と高い戦力を誇る民族や種族なのでこちらも場所と同様に類似性が予想されます。

〇ロード歴史の本文の所在

ロード歴史の本文の所在は図のとおりで、以前は魚人島にあったロード歴史の本文④がキーになっています。黒ひげ海賊団がハートの海賊団からロード歴史の本文の写しを奪った明確な描写はないですが、戦う前に「勝ったほうが総取り」とされていたのでロード歴史の本文①・③は黒ひげ海賊団の手に渡ったのではないかと思われます。キッド海賊団のロード歴史の本文の写しは赤髪海賊団に渡されているところが描写されています。大頭からひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を奪りに行くとの発言があった赤髪海賊団はロード歴史の本文④を所有しているか、古代文字を解読する方法があるのかは不明ですが、図の通り先に赤髪海賊団がロード歴史の本文④と解読者を手に入れたほうが争奪戦の三つ巴が均等になるでしょうか。

--------------------------------------------------------------------------------------
出展:ONE PIECE/作者・尾田栄一郎/出版社・集英社
本記事は著作権法第三十条の四における情報解析に則り作品の研究を目的として作成したものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?