日本国民たちは災害でも余裕で生き抜くようです!

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ハローハロー、ぼくだよ。この記事ではいわゆる防災備蓄についてぼくなりにまとめている。ぜひとも読んでもらい防災につとめてもらいたい。

前置き

台風19号が近づいている。2019年の台風15号による被害は記憶に新しい。2018年には来ない来ないと言われていた北海道に震災被害があった。2011年の東日本大震災、いわゆる311は語るまでもないし、1995年の阪神・淡路大震災だって決して過去の話ではない。ぼくら日本人は1923年の関東大震災を忘れるべきではない。ぼくらは災害と隣り合わせの環境で生きている。

この記事は端的に言って「日本国民が、地震に代表される災害によってこうむる被害を減らしたい」という想いで書かれている。ぼくら人類にできることは多くないが、少なくもない。ありていに言えば防災備蓄をしましょうという記事だ。

ネットには防災の情報が溢れている。防災に興味があるひとなら知っていると思う、東京防災という本があるし、政府も防災情報のページを公開している。もしもまだ経験がなければ「防災備蓄」で検索してほしい。

ひとくちに「防災」といってもいろいろな災害がある。例えば首相官邸の防災の手引きでは以下が示されている。

・地震
・津波
・火山
・大雨・台風
・竜巻
・雪害

それぞれの災害で必要なものは必ずしも同じではないけれど、例えば水・食料・トイレ、といったものは共通している。ぼく自身は関東に住んでいて、雪害への備えはしていない。この記事は雪害を除く災害に対して、一定の水準で備えたいと考えているひとを対象としている。かつ基本的には在宅避難を対象としている。またそれぞれを「必須推奨余裕があれば」に分類している。防災の手引きで必須とされているものはすべて必須にした。基本的に「必須」は生き抜くためのもの、「推奨」は文化的の生活のためのもの、「余裕があれば」は快適さのためのものとして分類するよう心がけている。またいうまでもないが、必須とは無人島で生き抜くためのものではなく、この社会で生き抜くためのものである。その理由からたとえば預金通帳は必須にしている。

1. 基本的な備蓄

突然だがあなたはエド・スタフォードをご存じだろうか?ディスカバリーチャンネルでザ・秘境生活という企画をやっていたひとだ。彼は無人島やサバンナなどの過酷な大地で生き抜くにあたり「水・住居・火・食料」の順で確保すべきだと語った。本記事では水・火・食料についてはふれる。しかし前述の通り在宅避難を対象にしているため住居には触れない。もし必要だと判断したらテントを買うといいと思う。

水と食料については、基本的には3日分、大規模災害発生時には一週間分を備蓄しておくのが推奨されている。何日分備蓄するのかは読者にゆだねる。ぼくは二週間分備蓄している。

1.1. 水[必須]

一人あたり一日何リットル必要か、目安として防災の手引きでは一日3リットルとしている。ここでローリングストックにふれておきたい。この概念は備蓄においてはもっとも大切と言っていい。おおまかにいうと「10Lの水が必要なのであれば常に10Lの水を確保しておき、それらを普段使いして逐次新しいものを買い足す」という考え方だ。防災備蓄のうち、とくに水・食料についてはローリングストックが有効だ。通常のミネラルウォーターを備蓄してもいいし、長期間保存可能なものとしては以下のようなものがある。

サントリー 南アルプスの天然水 防災備蓄用 2L×10本

1.2. 食料[必須]

食料の有用性はいうまでもないが、長期間の保存に向いたものは例えば以下のものがある。すべて揃える必要はないので、読者の判断で備えてほしい。

- アルファ米

商品にもよるが、アルファ米は水で1時間、お湯で10分で食べられる食料だ。値段が高く味がよくない代わりに保存期間が長い。味がよくないといっても白米・おこわ・ピラフなどさまざまな味があり、震災時に食べられる食料としては決して悪くない。たとえば以下のようなものがある。

尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類)
アルファ米 非常食 サタケマジックライス9種とマジックパスタ3個の4日分 12種セット 保存期間5年

- パン

朝はパン食といったひともいると思う。たとえば以下のようなものがある。

ボローニャ 缶deボローニャ12缶セット
尾西食品 ひだまりパン プレーン×6個

- 野菜

震災時には野菜がとれなくなる。食物繊維がとれないとおなかの調子が悪くなる。カゴメなどから保存の効く野菜スープが発売されているので、必要に応じて備蓄したい。

カゴメ 野菜たっぷりスープギフト SO-50

- カップ麺

震災時にはあたたかいものが食べたくなる。ローリングストックも容易なのでカップ麺を備蓄しよう。

- 缶詰

味の濃いものや果物があるといい。アルファ米などに比べると賞味期限が短いため、ローリングストックの対象とする必要がある。

- お菓子

甘いものは精神を安定させてくれるし、なにより低血糖になるのを防ぐことができる。たとえば以下のようなものがある。

ヤマザキビスケット ルヴァン保存缶L 104枚
井村屋 えいようかん 5本

- 行動食

登山などで手軽にエネルギーを補給するものが行動食だ。行動食はコンビニで買える。チョコでもいいし一本満足バーでもいい、ただし賞味期限が短いのでローリングストックの対象とする必要がある。

- 嗜好品

水や米は命をつなぐが、どうしても嗜好品が欲しくなる。ぼくが被災したときにはお茶とコーヒーとお酒が恋しかった。必要な嗜好品を常備しよう。

1.3. 調理用品[必須]

以下のものを用意しよう。

・ガスコンロ
・ガスボンベ
・鍋

あなたの家にはガスボンベで動作するガスコンロがあるだろうか?ガスコンロはガスボンベがあるとお湯を沸かすことができる。当たり前に聞こえると思うが、震災時においてお湯を沸かせるということは非常に重要だ。お湯があれば湯せんもできるし、煮沸もできるし、鍋があれば米を炊くこともできる。ガスコンロはなんでもいいが、例えば以下のようなものがある。

イワタニ カセットフー 達人スリム
イワタニ カセットフー アウトドアこんろ タフまる CB-ODX-1

またアウトドア用では以下のようなものもある。

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310

もちろんガスボンベもある程度の本数を用意しよう。ガスボンベは条件にもよるが7年間は保存できる。ローリングストックも容易だ。言うまでもなく鍋は家庭にあるものでよい。欲をいえば飯ごう炊飯ができるものがあるとなおよいが、一般的な飯ごうは炊くのにコツがいるし、コツがいらないもの、たとえばユニフレームのライスクッカーDXは少し高い。可能な範囲の鍋を用意しよう。またガスボンベの本数についてはイワタニが試算を出しているので参考に出来る。

1.4. 貴重品[必須]

防災の手引きでは、たとえば以下のような貴重品を非常用持ち出しバッグに入れておくことが推奨されている。空き巣に入られることも考えると、まとめておくかの判断は読者に委ねる。ただし現金については小銭も含めて多く用意しておきたい。

・預金通帳
・印鑑
・現金
・健康保険証

1.5. 個人的な必需品[必須]

たとえば以下のようなものが該当する。必要に応じて用意したい。

・メガネ
・コンタクト
・老眼鏡
・生理用品
・哺乳瓶
・粉ミルク
・離乳食
・おむつ
・お尻ふき
・処方薬

1.6. 情報ツール

1.6.1. ラジオ[必須]

電気が止まるとテレビが見れない。ラジオは自分で情報をとりにいくツールではないので思った情報がすぐ手に入るものではないが、情報をざくっととるのと気分転換には向いている。ぼくが被災したときにはスマホのRadikoを使っていた。スマホは多岐にわたる目的に使えるマルチツールでありラジオ代わりに使うのはもったいない。例えば以下のようなものがある。

ソニー ハンディーポータブルラジオ ICF-P36 FM/AM/ワイドFM対応

1.7. 生活用品[必須]

以下にあげるような生活用品を備蓄しておくことをおすすめする。防災の手引きであげられているものは太字にした。

・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・ボディシート
・フェイシャルペーパー
・トイレットペーパー
・ホッカイロ
・ブルーシート
・エマージェンシーシート
・スリッパ
・軍手
・レインコート
・紙コップ
・紙皿
・割り箸
・つまようじ
・歯ブラシ
・歯磨き粉
・ポリ袋
・ぞうきん
・ビニール袋
・サランラップ
・アルミホイル
・マーカー
・ガムテープ
・養生テープ
・ほうき
・ちりとり
・コロコロ
・マスク

1.8. ファーストエイド[必須]

あなたの家には薬箱があるだろうか?あるならそれがそのまま備蓄になる。ない人は薬箱を作って備蓄しよう。以下のようなものを入れておくといい。

・絆創膏
・消毒薬
・とげ抜き
・常備薬(風邪薬、胃薬、下痢止め、痛み止め、整腸剤など)
・軟膏(やけど、口内炎、にきびなどに使えるもの)
・虫さされ薬
・冷えピタ
・綿棒
・包帯
・ビニール手袋
・安全ピン
・はさみ
・体温計
・ポインズンリムーバー

1.9. バッテリー

1.9.1. 電池[必須]

後述の明かりを保つためにも、単一・単二・単三・単四・CR2032など、必要な電池を常備しよう。エボルタをおすすめする。高いが単三と単四は10年保存できる

1.9.2. モバイルバッテリー[必須]

モバイルバッテリーはスマホを充電できる。絶対に用意しよう。たとえば以下のような商品がある。

Anker PowerCore 20100

1.9.3. ケーブル[必須]

モバイルバッテリーを使うにはケーブルが必要だ。microUSB・Lightning・USB-Cなど、必要に応じて用意しよう。

1.9.4. カーチャージャー[必須]

もしも車があるならシガーソケットから充電できるアダプタを用意したい。ただしエンジンをかけずに使い続けるとバッテリーがあがることに注意する必要がある。

Anker PowerDrive 2 (24W/4.8A 2ポート USBカーチャージャー)
Anker PowerDrive Speed 2 (Quick Charge 3.0 & Power IQ対応 39W 2ポート カーチャージャー)
Anker PowerDrive Speed+ 2-1 PD & 1 PowerIQ 2.0(Power Delivery&PowerIQ 2.0対応 2ポートカーチャージャー 48W)

1.10. 明かり

計画停電や落雷などで数時間、数日間の停電を経験したことがあるひとも多いと思う。明かりがないと気分は暗くなり足の小指をぶつける。懐中電灯とランタンを分けて用意しよう。

1.10.1. 懐中電灯[必須]

懐中電灯の定番としては以下のようなものがある。

GENTOS パトリオ6 GP-6BK
GENTOS 閃 FLP-1807

また以下のようなヘッドライトあるいはネックライトを検討してもいい。

パナソニック LEDネックライト ライムイエロー BF-AF10P-Y
GENTOS(ジェントス) LED ヘッドライト 小型 【明るさ95ルーメン/実用点灯7.5時間/赤色サブLED】

1.10.2. ランタン[必須]

基本的な考え方は動力を分散させることだ。具体的には乾電池で動くものとモバイルバッテリーで充電できるものを用意しよう。たとえば以下のようなものがある。以下のなかでサンライトは唯一電池ではなくmicroUSBからの給電が行えるのに加えて、その名の通りソーラーでの充電が可能である。また、少なくとも家族の人数分揃えることを意識してほしい。

ジェントス エクスプローラー SOL-036C
ジェントス エクスプローラー SOL-144S
スマイルランタン
サンライト

1.11. 行動用品

1.11.1. 防災ずきん[必須]

防災の手引きでは、本項の防災ずきんおよび次項のヘルメットが推奨されている。

1.11.2. ヘルメット[必須]

収納の観点から折りたたみヘルメットを採用してもいい。例えば以下のようなものがある。

IZANO 防災用 たためる ヘルメット グリーン

注意すべき点として、ヘルメットには耐用年数があることに留意したい。

1.11.3. 踏み抜き防止インソール[推奨]

屋内ならスリッパがあればいい。ただし屋外を歩く場合、靴に入れる踏み抜き防止インソールは有効で、安全靴よりも手軽だ。

[アクティカ] インソール 踏み抜き防止対策 ステンレス鋼板タイプ

1.11.4. 防刃手袋[推奨]

もしも散乱したガラス片を片付けなければいけないとき、防刃手袋はあなたの手を守ってくれる。

軍手 防刃 防刃手袋 作業用 手袋 作業グローブ 切れない手袋 耐切創手袋 (L(防刃5級))

1.11.5. バール[余裕があれば]

もしも瓦礫の除去やねじまがったドアなどに対応することまで考慮するのであれば、バールを用意してもいい。以下のような商品がある。

 ・バクマ 六角L型バール 17×600mm

1.11.6. ホイッスル[推奨]

ホイッスルは少ない労力で存在を知らせ、助けを呼ぶことができる。たとえば以下のような商品がある。

molten(モルテン) ホイッスル黄 WHIY

1.11.7. キャリー[推奨]

生活用水をはじめ、物資の移動のためにキャリーを用意してもいい。たとえば以下のような商品がある。

BUNDOK(バンドック) キャリー

1.12. 生活用水[必須]

飲み水ではない水を用意しよう。トイレを流すのにも使えるし、洗濯にも使える。以下のような容器に保存したい。また、災害時には災害時給水所で水を得ることができる。このとき20kgの水を持って帰るのは健康な男性でも難しい。ぜひコロコロがついているものをひとつは用意したい。またもしそれがかなわないときには、前述のキャリーを用意したい。タンクや給水袋は、たとえば以下のような商品がある。

尾上製作所(ONOE) ウォータータンク
東京都葛飾福祉工場 食品衛生法適合 非常用給水袋 4L

あなたの家のトイレは新しいだろうか?たとえばTOTOのピュアレストExは小なら3.6L、大でも4.8Lの水で流せる。しかし10年前のトイレになると倍の水が必要になることもあることに留意したい。

タンクレスのトイレは手動で水を流すのに機種ごとの操作が必要になる。震災時にインターネットがなくても水を流せるよう、オフラインで参照可能な形で水の流し方を保存しておくことを強くすすめる。

またトイレに使う分の生活用水は、湯船にためておくことでかなりの量を確保できる。

1.13. 衣料品[必須]

災害時には着替えが大量に必要となる。季節にもよるが、例えば夏なら薄手のシャツなどがあればあるだけよい。冬であれば防寒ができるものが望ましい。ヒートテックなどと組み合わせてもよい。また下着やタオルもあればあるだけよい。

1.13. 衛生用品

1.13.1. 非常用トイレ[必須]

震災時には電気と水道が止まる可能性がある。非常用トイレを用意しよう。自宅の便器にビニール袋をはめこむ形で利用するものと、段ボールなどで自立するものの2タイプがある。もし自立するタイプを買うのであればトイレには設置できないと思う。あわせて目隠しに使えるプライベートテントなどをおすすめする。たとえば以下のような商品がある。

サンコー 携帯 非常用 簡易トイレ
コジット 緊急用組み立て式トイレ
驚異の防臭袋 BOS (ボス) 非常用 トイレ セット

1.13.2. 水のいらないシャンプー[必須]

以下のような商品がある。

資生堂 フレッシィ ドライシャンプー スプレータイプ 150ml

1.13.3. アウトドアポンプ[余裕があれば]

海水浴やマリンスポーツでよく利用されるポータブルシャワーを使ったことがある人も多いと思う。以下のような商品がある。

タカギ(takagi) アウトドア用品 アウトドアポンプ 電池いらず A122

1.14. 洗濯用品

1.14.1. 洗濯袋[推奨]

電気と水道が止まると洗濯機が使えなくなる。洗濯ができるよう備蓄しよう。海外旅行などでホテルの洗面所で下着を洗った経験はあるだろうか?あれと同じことがもう少し大きな規模でできれば問題ない。もしお金が有り余っているなら以下の商品がある。

旅行用洗濯袋 Scrubba Washbag スクラバ ウォッシュバッグ

ただしこの手の洗濯袋は「洗い・すすぎ・脱水・乾燥」という一般的な洗濯の工程のうち「洗い・すすぎ・脱水」を労力で補おうという商品であることには留意する必要がある。下着やハンドタオルならいいが、ジーパンなどは無理だと思ったほうがいい。本来であれば以下の商品をおすすめしたいのだが、人気すぎてすぐに売り切れてしまった。もし再入荷していたら買うことを検討してもいい。

アタック どこでも袋でお洗たく(洗たく用チャック袋) 粉末 洗濯洗剤つき

1.15. クーラーボックス[推奨]

もしアウトドアや釣りが趣味なのであれば、持っているひとも多いと思う。冷蔵庫は開け閉めを繰り返さない限り保冷力を維持するが、とはいえ開け閉めは発生する。当日食べる分をクーラーボックスに移すなどして、冷蔵庫の保冷力をある程度維持することができる。

1.16. 防犯用品

残念なことだが災害時には犯罪が増えると言われている。Wikipediaの東日本大震災関連の犯罪・問題行為を参照して欲しい。

1.16.1. 防犯ブザー[推奨]

防犯ブザーはきわめてリーブナブルな防犯手段だ。たとえば以下のような商品がある。

レイメイ藤井 防犯ブザー 生活防滴 ピンク EBB131P

2. 暑さ寒さ対策

この章は重要だ。水や食料、また生活に必要な紙コップ・紙皿・サランラップと比べて、暑さ寒さへの対策というのは季節性のものであるため見落とされがちだ。しかし実際には気温が40度を超えることもあるし、0度を下回ることもある。

2.1. 暑さ対策

2.1.1. 温湿度計[推奨]

熱中症リスクを定量的に判断するため、温湿度計があってもいい。

2.1.2. うちわ[必須]

うちわはもっとも原始的な暑さ対策だ。スペースもとらないためぜひ用意したい。

2.1.3. 小型扇風機[必須]

基本的に暑さには電気がないとどうしようもない。防災備蓄としてできることはAC電源に頼らない扇風機を用意するくらいだ。またハッカ油やシーブリーズなどを用意するという手段もある。

たとえば以下のドウシシャのものはAC電源あるいは電池で動作し、収納スペースもとらない。

ドウシシャ 卓上扇風機

小型扇風機については朗報がある。リチウムイオンに代表される技術の進歩により、数年前には存在しなかったスペックの扇風機を買うことができる。LUMENAのものはUSB給電で動作し、満充電時時には弱であれば20時間連続稼働する。

LUMENA FAN-STAND2

2.1.4. 扇風機[余裕があれば]

後述のポータブル電源がないと使えないものの、もしもポータブル電源があるのであれば扇風機が使える。

2.2. 寒さ対策

2.2.1. 石油ストーブ[必須]

AC電源が必要ない石油ストーブを用意しよう。ただし一酸化炭素中毒には注意する必要がある。

2.2.2. ライターあるいはマッチ[必須]

上述の石油ストーブを着火するために必要だ。

2.2.2. 湯たんぽ[推奨]

前述のガスコンロとガスボンベがないとお湯を沸かせないが、湯たんぽは原始的であるがゆえに非常に有効だ。どこでも売っているが、Amazonで売っているものだと以下のようなものがある。

タンゲ化学工業 湯たんぽ

2.2.3. 電気毛布[余裕があれば]

後述のポータブル電源がないと使えないものの、もしポータブル電源があるのであればぜひ確保したい。

3. 虫対策

季節にもよるが、災害時は虫に悩まされることがある。虫への対策を用意したい。

3.1. 虫除けスプレー[必須]

たとえば以下のような商品がある。

おすだけベープ ワンプッシュ式 虫除け スプレー 280回分 無香料

3.2. 蚊帳[推奨]

昔ながらのものでも構わないし、昨今では以下のような自立する商品がある。ただし収納に慣れが必要である。

 ・OTraki 蚊帳 ワンタッチ

4. 寝具

この章で紹介するものは基本的には必要がない(ただし防災の手引きで必須とされている毛布だけは必須にした)。なぜなら本記事は在宅避難を前提に書かれているからだ。寝具が必要になるのは自宅が半壊あるいは全壊し、避難所での生活をよぎなくされる場合だ。あるいはフルフラットになる車があるのであれば車でもある程度快適に寝ることが出来る。そういったことまで想定するのであればこの章を読んで欲しい。

4.1. 寝袋[余裕があれば]

「寝袋 おすすめ」などで検索して欲しい。なぜなら寝袋には封筒型とマミー型という二種類があり(厳密にはもう二種類ある)、またさまざまな商品がさまざまな価格帯で用意されている。ぼく個人としては以下の商品を持っている。

バロウバッグ #1

4.2. マット[余裕があれば]

マットも寝袋と同じだ。マット型とインフレータブル型とエアー型があり、価格もさまざまだ。ぼく個人としては備蓄としてはマット型を選ぶのがいいと思う。例えば以下のような商品がある。

キャプテンスタッグ キャンプマット
THERMAREST Zライト ソル

4.3. 枕[余裕があれば]

枕は寝袋やマットほど激しいジャンルではない。100均やニトリ、無印良品の枕でもいい。ぼく個人としてはかなりスペースを削減できるという理由から以下を持っている。

THERMAREST コンプレッシブルピロー

4.4. 毛布[必須]

枕と同じで、どのメーカーを選んでもいい。

4.5. アイマスク/耳栓[余裕があれば]

もしも避難所での生活を余儀なくされるのであれば、アイマスクと耳栓はあったほうがいいと言われている。100均でも買える。

4.6. 目隠し[余裕があれば]

もしも車中泊に適した車がある場合、

5. 津波への対策

津波への対策でまず意識すべきことは、国土交通省のハザードマップを確認することだ。ハザードマップを確認し、もしも津波への対策を行う場合、たとえば救命胴衣を用意するなどの必要がある。

5.1. 救命胴衣[余裕があれば]

たとえば以下のような商品がある。

浮くっしょん

6. 火山への対策

気象庁が火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山を公開している。もしもあなたが必要だと判断したのであれば、備蓄を検討してもいい。必要なものは以下のふたつであると、首相官邸の公開している防災の手引きに記述がある。

6.1. 保護ゴーグル[余裕があれば]

たとえば以下のような製品がある。

3M 保護ゴーグル 334AF 40661

6.2. 防塵マスク[余裕があれば]

たとえば以下のような商品がある。ただしあくまで火山灰を吸い込むのを防ぐためのものであり、火山ガスには効果がないことには留意する必要がある。

3M Vフレックス 防じんマスク 9105J-DS2 レギュラーサイズ 20枚入り 国家検定合格品

7. より高度な備蓄

6.1. カセットガスストーブ[余裕があれば]

ガスボンベで動作するガスストーブがある。余裕があれば用意してもいい。

イワタニ カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖 CB-CGS-PTB
イワタニ カセットガスストーブ ハイパワータイプ デカ暖 CB-CGS-HPR
カセットガス ストーブ 風暖 日本製 コードレス CBGFH2

6.2. ポータブル電源[余裕があれば]

モバイルバッテリーよりもはるかに大容量のポータブル電源がある。小さい冷蔵庫や扇風機、また電気毛布程度なら動作する。

Anker PowerHouse (ポータブル電源 434Wh / 120,600mAh)
SmartTap ポータブル電源 PowerArQ コヨーテ タン (626Wh/174,000mAh/3.6V/正弦波 100V 日本仕様)

6.3. ソーラー充電器[余裕があれば]

小さいものでは以下のような商品がある。

RAVPower ソーラーチャージャー 【3ポート / 24W】 RP-PC005

前述のポータブル電源と組み合わせて使える商品として、大型だが以下のような商品がある。

SmartTap 120W ソーラーパネル充電器 PowerArQ Solar 折りたたみ式 太陽光発電 MC4 (120W/18V/6.6A)

6.4. 発電機[余裕があれば]

もしも在宅避難が長期化した場合を想定するのであれば、発電機の導入を検討してもいい。ガソリンで発電するタイプやガスボンベで発電するタイプがある。以下はガスボンベで動作するが、かなり大きな音が発生するうえガスボンベ2本で1時間という発電時間になる。使い道を考えたうえで導入を検討したい。

ヤマハ EF900iSGB 0.85kVA 防音型インバーター発電機

おわりに

以上でこの記事はおわりだ。最後にこの記事を書くにあたり主に参考にしたサイトの掲載する。ぜひとも全部読んで欲しい。この記事によって日本国民の防災備蓄意識がすこしでも向上すればうれしい限りだ。

首相官邸: 災害に対するご家庭での備え
首相官邸: 防災の手引き
消防庁: 防災グッズの紹介
NHK: 災害に遭う前に 生活のために備蓄しよう
日本気象協会: トクする!防災: 備蓄の心得 備蓄品はこれが必要
モンベル: 暮らしの中の防災 ~アウトドアの知識をいかす~
モンベル: 災害への備え ~いざというときにも役立つアウトドア用品~
三井住友海上: 知ろう・備えよう災害対策



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