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大学を卒業したら書こうと思っていた話

こんにちは。とても久々にnoteを書くので、完全に書き出し方を見失っています。こんにちは。
この度、大学を無事卒業しました!本当に卒論がヤバかったです。無事でよかった。そして、私はとある時からずっと「大学を卒業したら周りの人に伝えよう」と思っていたことがあります。その時がきたので、ここで書いてみます。長いですけど、結構読んで欲しいです!

高3の冬、12月中旬、めちゃくちゃ受験生!な時にいきなり尋常じゃないレベルの腹痛が来て、親に相談して検査を受けたところ「潰瘍性大腸炎」という病気だと診断されました。簡単に言うと、お腹が謎に炎症起こしてヤバい頻度でお腹壊しちゃう!的な病気です。私は幸い軽症の段階で治療できたのですが、重症の方になると即入院だそうです。同じ病気でも正直想像がつかないレベルなので、人によって症状の差はあります。ただ体力こそなけれど昔から元気だけが取り柄でやってたのにいきなりあなた病気です、と言われても信じがたく、しかもよくよく聞くと難病指定されていてなかなかになかなか大変そうな病気らしく、なにより判明したのはセンター試験1ヶ月前、本命の大学の入試2ヶ月前です。病院で話を聞きながらあ、受験無理かも?って思った瞬間に、ああ〜別に、なんでもかんでも頑張ればいいってもんじゃないんや〜 って思って、超絶無気力になってしまいました。
絶対に行きたい大学を見つけて、でも学力が足りへんからめちゃくちゃめちゃくちゃ頑張って、受験生やねんから休まんと余計なこと考えんと、ちょっとでも楽しいことしたいとか考えんと早く早くほかのライバルより勉強して早く早く合格に1ミリでも近づかないとって毎日毎日考えてると、自分の体がどうとかの方向には意識が一切向いてなくて、気づいたら体めっちゃ壊して受験どころの騒ぎじゃなくなりかけました。私はこんなことになるまでだいたいのことは頑張ればどうにかなるし無理してれば叶うと思ってたし周りもそうしてると思ってたから、頑張りたくなくても周りに合わせないとと思い込んで無茶をしてきました。そんな訳なさすぎ。自分がどの範囲までなら頑張れるのかをちゃんと把握していない奴が何も頑張れるわけないし、自分を労われない奴は周りの人のことも労われません。それにようやっと気づいて後悔して家で何もできずに過ごした1ヶ月を超えて、なんとか入試を受けて合格しました。これはもう執念です。泣きそうなぐらいお腹痛くて問題何回読んでも頭に入ってこやんくて汗も止まらんかったけど、人間本当に叶えたいことがあれば執念がすべてをカバーするということにもこの受験を通して気づきました。気合。

ここまで本気で頑張ったのは、とにもかくにもジャルジャルの後輩になりたかったからです。高3の春、大学には人生の経験として行っておきたいけど特に夢もないし学びたいこともないし、勉強がマジのガチのクソほど嫌いな自分が頑張れる目標ってなんやろうと考えた時に、大好きで尊敬してる人達が通った大学が目標なら私は本気で頑張れると思いました。中学の時にファンになって単独ライブに行って衝撃を受けてから高校でもずっとずっと追いかけて、知れば知るほど変やけど格好いい、自分たちのやりたいことをまっすぐやっているジャルジャルに憧れ続けて、別に同じ大学に行ったかて本人がいるわけでもないのはわかってるんですけど、とりあえず頑張れる理由がそれやったんですね。受験生やったあの一年はあんな真冬に一生もんの病気患うし勉強もしんどいしで全くもっていい年じゃなかったし思い出したくもないんですが、入試が近づいてくるのが嫌で寝れずにいた時準々決勝のネタを見て、は!???面白すぎるやろ!!!っつて勝手に背中を押してもらった時と、M-1の決勝を見た時は本当に勇気が出たし、やっぱり何がなんでもこの人たちと同じ大学に行きたいと思わせてくれました。そんな感じで入った大学なので、色〜〜んな気持ちが大きくて卒業式前日に泣き散らかして当日ちょっと目腫れました。盛れな〜い🥺

この病気は明確な原因がわかってないです。ただ発病、悪化したり寛解(症状が出ない状態が保たれている状態)から再燃してしまう原因はストレスが大きいです。薬でいくら抑えようともここがひどいとどうにもならない。なので、入試が終わったら徐々に症状もマシになって今では検査したあと先生に褒められるレベルでド健康なんですが、大学4年間もあればそりゃストレスかかることも多くて、授業中腹痛で抜けるのはしょっちゅうあったし、忙しいバイト中に何回もお手洗いで抜けないといけないぐらい腹痛が酷くて、自分のせいじゃないって言い聞かせてもどうしても自分が情けなくて泣きながら帰ったことも、就活の時期にどうしようもない不安が取れなくて辛くて調子が悪くなったこともあります。けど、それらも乗り越えて今こうやって元気になってるのは確実にお笑い、ジャルジャル、フースーヤのおかげです。フースーヤとか、自分が泣いてたことなんかけろっと忘れさせてもらえる最強の薬です。きっとそんな人がいっぱいいると思います。あの二人の悩みとかしんどさとかを遥か彼方へブチ飛ばすパワーは異常です。何回もライブや配信などでHP回復させてもらってこの四年間楽しく過ごせました。卒業式の袴、フースーヤの概念まといたいな〜と思って色選んだら好評でした。わーい!

このnoteで何が言いたかったかというと、まずは人間頑張らないといけない時は絶対にあるけど、何があっても自分の体を大事にすることだけは忘れないようにしようね!っていう、社会人になる自分への今一度の忠告です。今読んでくださってる方々はそんなことはわかってると思うんです。でももし、無茶することに抵抗がないような、周りがあんなに頑張ってるなら自分もここまでやらないとっていう比較をしながら頑張ってしまうタイプの人がいたらそれは絶対やめたほうが良いです。どんな関係性であろうと周りは関係ないし、自分のことは最終的に自分が大事にしないといけないので。

あとは、この病気のことを少しでも多くの人に知ってもらいたいというのもあります。実は数年前にこの病気関連の事件があって、ニュースを知った時にすごいショックを受けて、でもこれは私が患者やからこう感じるだけかなとも思いました。自分が知らない病気の話って、そんな入ってこないもんです。その時はまだ勇気が出なかったので一部の人だけに病気のことを伝えたのですが、その時「伝えてくれなかったらこの先この病気のことを知らずにいたかもしれないから、言ってくれてありがとう」って言ってくれた人がたくさんいました。発病してすぐこの病気のことを調べてた時、正直人に伝えずらい病気やなあと思ってました。骨折してるわけでも血が出てる訳でもないので見た目ではわからないし、これはどの病気もでしょうが言葉で言ったとて恐らく100伝わることはない。ならそれをわざわざ伝えても仕方がないんかなと、言うのもちょっと抵抗があるなと思ってたからこそこの反応が本当に有難くて、大学卒業できたらそのタイミングでもっと多くの人に伝えたいとそこで考えて今に至ります。何度も書きますが今は自分でもビビるぐらい健康ですし、この先も自分が自分を大切にすることを忘れずにいれば再燃することもないはずです。ただ、微力ながらこの病気がどのようなものか広められたら良いかなという気持ちです。

ということで関連したヘルプマークのことも書いておきます。ヘルプマークとは、外見では症状等が分からないけど助けを必要としている人が持っている「助けがいります!」っていうマークのことです。

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タグのようなものになっていて、裏面には具体的にどのような支援、援助が必要なのかを書いていることが多いです。私は症状が軽くなるまではトイレが近くない状況で外に出るのが不安だったので、車内などで突然腹痛に襲われた場合に対処してもらうためにつけてました。いろんな方がつけてるのでひとまとめにはできませんが、電車でこのマークをつけている人がいたら座席譲ってもらえると助かる方だとは思うのでよろしくお願いします。謎の立場での文章になってしまいました。

最後にこのnoteを書こうと思ったもう一つの理由は、めちゃめちゃ感謝を伝えるためです。まず、私が行きたい大学にいけたのはもちろん親や友人、学校の先生方のとんでもない支えのおかげです。思い出すだけで泣きそうなぐらいあの時はいろんな人に助けてもらったので、改めて本当にありがとうございますとここに残します。

そして、あの大学に連れて行ってくれたのはジャルジャルです。おかげで面白い友達や先生や授業に出会えて、興味あったことも学べて、自分が書きたいこと盛り込んだ、私が高校の時から決めていた「ジャルジャルを例に出す」という目標を叶えた超自由な卒論を書いて卒業することができました。ジャルさんの後輩になれた事実はこの先もずっと嬉しいです。行きたいと思わせてくれてありがとうございました。真顔ノートがゼミの先生に刺さりまくってたのがまだ面白いです。いつか単独一緒に見に行きます。

そしてそして、大学四年間がめちゃめちゃ楽しかったのはフースーヤのおかげです。昼休み教室で友達にネタ見せてお腹抱えて笑って、そのまま廊下で爆音で「タイ米」だけ流してもうたんとか焦りすぎてまだ忘れられません。この四年間病気のせいで自分が嫌になること山盛りあったけど四限終わりに難波走ってライブ行って笑って忘れて、自粛期間になって家から一歩も出れん大学生活になった時も配信などで元気もらって、大学生の時間を楽しく過ごせたのは絶対に二人のおかげです。ありがとうございます。もちろんフースーヤのこともいっぱい卒論に書きました。もうあれはファンレターです。

書くの本当に何回も迷ったんですが、きっとこれをここまで読んでくれてる人にはどのみち伝えたいことだったので、社会人になるこのタイミングで載せます。頑張ります。頑張りましょう!そしてこの先も助けてもらうけど、今までありがとうございます!の感謝noteでした!

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