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「あんたは優しいね、と言われてきたので優しく接することが体に染み付いてます...」

「女の子には優しくしなさいと母親に育てられてきたので、頭で分かっていても抜けれません...」

「あんたは優しいね、と言われてきたので優しく接することが体に染み付いてます...」

という人を何十人と見てきました。

頭では分かっていても実践になると体がすくむ。

優しいのはダメだと気付いてる。

でも、

心では優しくしたい。
本心は優しくしたい。

そして、

無意識に親の顔がチラつく。
自分より相手を常に優先させてしまう。
変化への抵抗感がこれでもかと出てくる。

長年自分を作ってきた

「アイデンティティを否定する」

ようなものだから、心が変化を拒む。


もちろん僕もその1人。

幼少期、父親と祖母に、「優しい子」として育てられた。

親が、祖母が喜んでくれるのが嬉しくて、自分を喜ばせるより人を喜ばせることの方が好きだった。

そんな性格を褒めてもらって育った。

そして人一倍ビビりで気が小さく、心配性。ちょっとのことで不安が募る日々。

だから余計に人目を気にし、他人の機嫌を伺うクセがついた。

そして、

「優しさだけが取り柄であり自分の良さ」

そういう自己認識のまま大人になった。

心からの優しさ
ビビりを覆い隠すための優しさ

どちらもあった。

ただ、

「優しさは自分のアイデンティティ」

と、本気で思ったまま恋愛市場に放り出されたため、苦悶の日々を迎える。


女の子に優しくしても全くモテない。

「あんなに褒めてもらえたのに...
女の子はみんな優しい人が好きって言うのに...

俺の良さを分かってくれる子はいないのか?

何で優しくしてもモテないんだ!

女の子を大切にする気持ちは人一倍ある。浮気だってしない。

その辺のクズ男とは違うんだ。。。」

そうは思いつつも、心の奥底では、優しくしてもモテないことを認めないといけないと感じていた。

だけど現実を認められない。
現実を信じたくない。

そんな状態だったから、どんなにノウハウをインプットしても上手く機能しなかった。

【優しくしたいけど、でも優しい人を抜け出したい。】

【優しい人を抜け出さないと思いつつも、でも優しい人でいたい。】

そんなジレンマで1人苦しんでいた。

"優しい自分が好き"

と心が思っているうちは、テクニックで抜け出そうとしても心が追いつかない。

自分という人間の根底の生き方に関わる問題だからこそ、テクニック論では変われなかった。

頭では抜け出す方法を求め、心では方法論を拒んだ。

板挟みの中で、人一倍悩んだ。

・クズになるくらいならモテない方がマシ
・優しさ以外で好感度の上げ方が分からない
・本当の優しさって何だ?

女の子を傷つけてしまって、カフェで1人泣いたこともある。

会ったことすらない女の子の人生に感情移入しすぎて、心がズタボロになったことも何度もある。

そうやって人知れず苦しみ、悩み、葛藤を乗り越えてきたからこそ、今がある。

だから、どうか、諦めないでほしい。

あなたの優しさをそのままに、
女の子を幸せにするルートはちゃんとある。

もしあなたが同じようなことで苦しんでいるなら、僕を頼ってほしい。

この悩みにおいては、
誰よりも力になれる自信がある。

一度きりの人生。

こんなにも世の中に女の子がいるのに、誰にも愛されず終わっていくのはあまりにも寂しい。

苦しみから解放されて、晴れ晴れとした気分で恋愛をしてほしい。

心から恋愛を謳歌してほしい。

僕のアカウントを見る必要なんて、なくなってほしい。

いつか素敵な彼女ができたら、存分に、世界中の誰よりも幸せにしてあげてほしい。

あなたが、心からの「愛してる」を言える人生でありますように。

灯焚

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