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2023年1月3日:これから巻き返す。

2月17日-19日に開催する「Music Lane Festival Okinawa 2023 / Trans Asia Music Meeting 2023」の準備を年末年始関係なく進めている。補助金の締めなども並行して行っており、かなり遅れているがこれから巻き返す。

「Trans Asia Music Meeting」は、2015年に始めた「沖縄-アジア音楽ネットワーク会議」が前身だ。補助事業の報告会という位置付けで始めたのだが、翌年から、小さなショーケースとカンファレンスをセットにしてやってみたら、意外とハマった。2017年〜2020年は、「Sakurazaka ASYLUM」をショーケースに見立てる形でやってみた。開催は2月下旬で、2020年は目の前にコロナの大波が迫っていて、海外のdelegates(音楽関係者)は、日毎に閉じていく国境(航空便)の状況を見ながら”脱出”という感じで帰国することになった。(ウランバートル便の最後の1席は、ビジネスクラスしか空いてなかった)

目前に迫るコロナを前に、2020年2月の"Trans Asia Music Meeting"で出した共同声明。

コロナ禍を経て2023年は、3年ぶりのフルスペック開催となる。今回はショーケースの募集を主にアジア向けにもやってみたら60組以上も応募があった。ショーケースでは基本旅費やギャラのカバーはされないので、そこは各アーティスト、マネジメントが独自にファンディングをすることになる。審査をパスしても、そこで出演を断念せざる得ないアーティストも少なからずいる。11月、台南の”LUCfest”で会った、アメリカの”SXSW”の音楽部門をまとめるジェームスはショーケース・フェスティバルについて「Investment / 投資だ」と言った。そのショーケースが、アーティストにとって、”投資”に見合うだけのリターンやメリットを提供できるのかという点は問われると思う。そうした仕掛けをいくつも作って、双方にメリットのある場を作れたらと思う。

Trans Asia Music Meeting 2018 "1on1 meeting"

現在、「Music Lane Festival Okinawa 2023 / Trans Asia Music Meeting 2023」に出演が決まっているアーティストは、沖縄県内16組、国内10組、海外13組、合計39組。海外からのdelegates(音楽関係者)は13人が参加予定だ。
ソウルの「Zandari Festa」「Seoul Music Week」、台南の「LUCfest」、バンコクの「Bangkok Music City」、シンガポールの「ASEAN Music Showcase Festival」こうしたアジアのショーケースに学びながら、沖縄独自のプラアットフォームとして機能させていきたい。

「Music Lane Festival Okinawa 2023 / Trans Asia Music Meeting 2023」
開催日程:2023年2月17日(金)-19日(日)
開催場所:ミュージックタウン音市場・及び周辺
開催時間:(調整中)
チケット:(全席自由)1日券 一般前売2,000円 当日2,500円
2日通し券 前売3,500円 当日4,000円
高校生以下前売/当日共1,000円(要身分証提示)
※入場時要1ドリンクオーダー(500円・各日)が必要
※ミュージックタウン音市場にてリストバンド交換後、各会場入場可能。
※入場規制を行う場合があります。
<2023年1月5日(木)発売開始>
*一部プレイガイドでは遅れます
プレイガイド:桜坂劇場窓口 / ミュージックタウン音市場窓口 / イープラス・ファミリーマート / ローソンチケット / チケットぴあ / 照屋楽器 / 普久原楽器 / キャンパスレコード*2日通し券は、ミュージックタウン音市場・桜坂劇場のみで販売

お問い合わせ:ミュージックタウン音市場098-932-1949
主催:沖縄市・ミュージックタウン音市場


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