肩。

②の段階の記事について、
②については、以下の記事をご参照。

初めて師匠のところに行ってやったことを今でも鮮明に覚えている。
肘を支点に動かしていた腕の動きを肩を支点に動かせるようにすること。
もっというと、肘の支点で動かしていた状態から、
身体全体で同じことができる状態にすること。

最初は、硬い、自分の身体が繋がっていない、と言われたが、
何がなんだかよく分からなかった。
感覚の世界の初学者だったので(笑)。

まず、行なったことは、1本の棒を肩を支点に動かせるようになるということ。
さて、この棒の修練、実は古武術でいうスワイショウをできるようになるための、前段階の修練と個人的に理解している。

スワイショウのことは自分で古武術の勉強をしていく中で、
発見したもの。
古武術の勉強は、師匠のルーツが知りたくて勉強をした。

そう、これからの記事でもそうなるので、先に記しておくが、
基本的に僕は手技の鍛錬のために、
手技の練習とは全く関係のなさそうな鍛錬をしている。
本当に最初は疑心暗鬼だったが、
実際に変わっているのを目の当たりにしてから1ミリも疑わなくなった。
あと、行なった修練の内容は詳細には記さない。
大事なのは、修練の内容ではなく、どういう感覚を得られるかなので。

僕がここで感じたのは(稽古外で自分の修練中の気づきも含む)、
・自分の身体の左右差、右ではできるのに、左ではできない。
自分の右半身と左半身は同じ感覚という自分の中の謎概念は捨てなきゃいけないということ。
・肩の力が入っている感じだと、一切滑らかな動きにはならない感覚。
・自分の中の1本の線がないと身体がブレて身体を使えている感じが出ない。
・足を動かすことによって腕を使う感覚を養える

ここからさらに修練を続けて、
今は足裏で地面を引っ張る感じで腕を動かすイメージになっているのだが、
それが正しいかどうかは分からない。

まず、最初は自分の身体がどう動いてるか、
この感覚の時はどう動いているかを顕在化させるのが大事だったのだなと、
今振り返ると思ったりする。

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