大局を読む。

今の法務の仕事に帰ってきて早2ヶ月が経とうとしている。
ありがたいことに6月から任せていただける仕事が増えそうである。

少しずつではあるが、
自分の目標にしているストラテジックなこともできる法務への階段を徐々に進めている感覚はある。これからやる仕事も現場での経験があるからこそ任せていただける側面もある。

ただ、特殊なことをしているかと聞かれると、
そうでもない。
稽古の時と変わらない。
目の前のことに対して愚直に取り組み、
たまにオーバーヒートしながらも前に進んでいく。

特に媚びることもしていないが、
少しずつ周りから信頼されるようになってきている感覚もある。
依頼を口頭で直接持ってくるのだけちょっと減らして欲しいけど…。
仕事をいただけるのは嬉しいことなんですが笑

僕の1番上の上長には、
昭和の人間やな、と言われた。
僕はバリバリ平成生まれなのだが、どこでそんなことになったのか。
ただ、任された仕事を嫌がりながらやるのではなく、
どんな仕事でも猪突猛進していく感じが昭和っぽいのかもしれない。

なぜ猪突猛進しているだけなのに、
自分の思い描いている未来が近づいているのか。

それは事業の大局を読んでいるからかもしれない。
会社でこんなニーズがありそうなら、こんなニーズあるんじゃないですか?と何気ない会話の中で聞く。
「そうなんですよ〜」とだいたい言われるので、
自分はこんなこともできますよ、ということだけ伝えておく。

この「そうなんですよ〜」を引き出すためには大局を読める必要がある。
ニーズがどこに落ちていそうか、組織の全体像、会議の内容、事業のフローなどを総合的にいつも俯瞰する。
俯瞰していると細かい部分でうまく行っていない部分が見つかる。
それが、「そうなんですよ〜」を引き出す鍵になる。

法務は経理の次に全社の情報が集まる部署だと思っている。
下手すると経理より情報が集まっている可能性すらある。

その環境の中でストラテジックなものの見方ができることをほんのちょっとだけアピールしておく。

その積み重ねが今の状況に繋がっているのかもしれないと、
そう思えてならない。

PS
感覚的にはだいぶ前の記事で書いた「統合」は完了しているのだが、
言語化ができない…。

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