クオリティ。
最近、時間ができたこともあり、
3月末くらいから動いていた、アパレル系の写真の準備がようやく落ち着いてきた。
施術で現場にいた時の経験は、
ここでもしっかりと発揮されている気がする。
準備にあたり、
まず最初に、ビジネス書やYouTubeで勉強してみた。
ただ、あまり参考になるような話はなかった印象である。
確かに、抽象度の高い話やスキーム、理論は学ぶことができる。ただ、1番重要な具体論だったり、経験論というのは、高尚な本にはほとんど書かれていない。
さらに1番まずいのは、
これで勉強した気になること。
勉強したようで何も実現できていない。
抽象度の高い学問というのは、
具体例を自分でイメージしながら読み進める必要があるため、読むこと自体にかなり体力を要する。
そのため、読み終わった後の満足度が高い。
これが落とし穴。
この満足感で当然ドーパミンが分泌されているだろうから、また高尚な本で勉強したくなる。
いつまでも行動が変わらないままになってしまう。
また、スキームを学ぶことはできても、
肝心の商品のクオリティを上げることができていない。
商材の価値が上がっていない状態になってしまっているのだ。
施術の世界でいえば、技術練習をせずに、
セールスだけで儲けようとしている状態。
大事なのは、自分の商品にどれだけこだわりを持てるか、それを極められるか。
だから読むべきはスキーム本ではない。
どうやったら少しでもいいコーディネートが組めるのか、どうしたら少しでも服が似合う体型になるのか、どうしたらもっと光を取り込んだ写真を撮れるのか。
この商品へのこだわりが結局すべて。
ここにこだわれないのなら、
ビジネスそのものがつまらなくなってしまうと思う。
ここでの話はあくまで僕自身のモチベーションをベースに書いている。セールスが大事なことは百も承知なので悪しからず。
自分がこだわりたい!と理屈抜きで思えるところを探し出す。
時間を忘れて熱中できることを、
せっかくの人生だからやりたいじゃないか。
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