左手。
つい昨日自分のY以外の兄弟子と股関節を揺らす手技を練習していたのだが、自分の左右での感覚の差を思い知ることになった。
その兄弟子とは「股関節を揺らす手技」を極めるための練習に長いこと付き合っていただいてる。僕の股関節を揺らす手技はその人なしではなかっただろう。その人に「揺らして緩める」という概念をぶち壊してもらえなければ、今でも漫然と揺らしているだけだったと思う。
ここに謝意を記したい。
さて、現状、右手で揺らす時自分の感覚では、
自分がどこを揺らしたいかを「感覚的に」選択、表現できる。
この点は、以前師匠のところで稽古にくる前にはなかった感覚。
よく兄弟子から「揺らし始めから3回までは良い」と言われていたのだが、その回数制限は卒業できたらしい。
だが、問題は左手。
やりたいことと表現していることが大きくずれる。
自分の感覚でこうできているだろうということが、
全く表現できていない。
両方ともできていなければ絶望するしかないのかもしれないが、
右はできているから左でもできるだろ!と自分への不甲斐なさからちょっと怒りが込み上げてくる(笑)
今までの稽古の内容や成長の過程に照らして考えると、
左に関しては、まだ自分から身体に対してアプローチをすることが求められている。手技に取り組む以前の問題。
さて、ではどういう鍛錬をしていくべきか。
自分の左手はどうやら足を落としてしまうのではないかという恐怖から、相手の足を握りすぎてしまうらしい。
そのため、左手で軽くものを操っても落とさないかもしれないという感覚を養う必要がある。
やることはシンプルで、左でものを持つようにすること。
それにプラスしてなるべく日常生活の中で左を使うこと。
左でスマホ操作するところから始めたい。
ちょうど感覚の世界に飛び込みたい自分にとって、
左手を使って右脳を刺激することはちょうど良いタイミングかもしれない。
さて、後はいつも通りタスクフォーカス。
不器用なりにできるまでやるだけ。
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