無。

第二段階に入りかけていたときに、
師匠によく言われていたことがある。

「1回考えずにやってみて」

自分の悪い癖として、
考えすぎるということがある。

全てのことに基本的には意味を持たせたいからなのか、
何かを習得しようとする時に考えすぎることがある。

ただ、感覚の世界ではそれが邪魔になるらしい。
実際、何も考えずにやった時の方がうまくいくことが最近増えてきた。
自分では全く腑に落ちていない、
なんならば、うまくいっている感覚もないのに、
うまくいっていたりする。

最初は、その気持ち悪さが少し嫌だったが、
「感覚を得るってこういうもんなんだな」と割り切ってからは、
嫌悪感はほとんどなくなった。

多分、考えてやっているうちは、
本当の感覚には辿り着けないのかもとすら思う。
今までの自分を超える、変えるには、
今までの自分がどう思うのか(今回だと、自分が嫌だと思う)自体を変えなければならない。

自分の常識を疑う。今までの常識を捨てる。
この作業ができないとなかなか成長はできないなぁと思う。

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