足の裏。

先日の稽古で惹かれたKのストレッチ。
Kと自分では何が違うのか。
師匠の言葉がヒントになった。

「Kは足の裏の強さがすごい」

足の裏とは?となるかもだが、ここでは足底部のことを示している。
足の裏の強さはほとんど意識したことはなかった。

僕の現状の足の裏でできるようにしていたことは、
ざっくり、
・足裏で地面をしっかりと掴めていること
・足裏のセンサー(固有受容器)がきちんと働くこと
である。

足の裏の強さというのは、足の裏の使い方の次のステップなのかもしれない。

では、足の裏の強さとは何なのか。
先日の稽古では大きく2つ見ていてあるように感じた。

ひとつが、踵からつま先への踏み込みで足全体の出力を出すこと。
もうひとつが、足の裏全体で地面全体の力を借りれている状態であること。

ひとつ目のことはKの股関節回しの時に感じた。
Kは股関節回しをする際に踏み込みをかなり大げさにやっているように見えた(本人の中では自然な動きなのかもしれないが)。
ただ、その足の裏の踏み込みさえも綺麗だった。

もうひとつのことに関しては、直立での正拳突きの時に感じた。
直立では腕だけの正拳突きになりやすいのだが、
足の裏を使って地面の力を借りることで、
直立立ちでも強力な突きを繰り出すことができるようになる。

さて、自分の現状とやるべきことはなんとなく見えた。
ここからいつも通り。
地道な反復練習とすり合わせ。

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