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ライブ配信のお手伝い@三重とこわかソフトテニス大会2021

東京都と和歌山県同率の総合優勝で幕を閉じたとこわか国体の代替大会「とこわかソフトテニス大会2021」、当スクールでもライブ配信のお手伝いをさせていただきました。

日本連盟主催の大会が来年1月まで中止になり、選手たちにとっては久しぶりの全国の舞台になったかと思います。肌寒い空気とは一転して、コート上では熱戦が繰り広げられていました。
開催は無観客でしたが、ようやくソフトテニスの日常が少しずつ戻ってきたようにも思えました。

そんな中、今大会新たな取り組みとして行いました16面同時ライブ配信。
1人でも多くの人にこの熱い戦いを広めたい--。三重県ソフトテニス連盟のその思いから立ち上がった企画でした。

準備作業は困難を極めました。専門職ではない動画配信事業。当初はどのカメラを使用し、どこに電源を引けばいいのかまるで分からず、使用する機材も含め、すべてゼロからのスタートでした。

事前に幾度となくシミュレーションをし、大会開幕の3日前に会場入り。導線を引き、カメラを設置。また、16面の同時配信に耐えられるようなインターネット回線も用意しました。十分な体制を整えたつもりではありました。

そのようなつもりでしたが、想定外のトラブルに何度も襲われました。地元・三重成年男子が試合をしていた6コートの配信が停止。注目が集まり、アクセスが集中したのが原因では無いかと思います。
というのも、配信側では問題が無いように見えていたのですが、視聴側では観られない、という状況でした。

急遽、2台のカメラを使用を設置し、モバイルWi-Fiを補強するなど、その場その場で対処していきました。
ただ、結果は2日間の総再生回は全体をチェック出来ていませんが、数万回以上、SNSにはさまざまな声が寄せられました。
激励の言葉、選手へのコメント、お叱りやクレームなどもありました。是非次回以降の配信に生かすようにします。

また、配信スタッフを支えてくれたのは、地元・三重高の保護者と選手のみんなでした。
配信スタッフから三重高・玉川裕司監督に「選手のお手伝いは練習優先で大丈夫です」と伝えると、「配信をする人たちが働いている姿を見せるのが勉強なんです」と快諾していただきました。

急遽集まったメンバーにも関わらず、保護者、選手のみんなは嫌な顔一つせずに取り組んでくれました。本当に素敵なチームだなと改めて感じました。今後の大会では自然と応援していると思います。

課題も多く見つかった2日間でしたが、ソフトテニス発展の一助になれたら嬉しいです。

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