保有銘柄の中から初めての暴落

これまで節約に関する記事を投稿してきましたが、投資に直接関係することに話を戻すことにします。

米国株を購入し始めてから、1年ほどで初の購入金額の半分まで暴落した銘柄が現れました。

ニューヨークダウの指数算出当初の組み入れ銘柄であるゼネラル・エレクトリック(GE)です。

急に下がって来たな、(この時点で−20%くらいだったと思います←うろ覚え)と思ってニュースを見たら業績悪化が原因だったようです。

それでも、有名な大型株のため放置しておけば回復するだろうと楽観視していたら一向に戻ってこないどころか、気づいたら半分まで株価が下がっていました。

その当時、GEに投資していた額は1万円前後だったのでそこまでの心理的なダメージはなかったのですが、これがニューヨークダウというアメリカで最も優秀だと思っていた銘柄がまさかの大暴落をして株の未来は本当に予測できないな、と少しだけ怖くなった覚えがあります。もしこれが全財産を一点集中で投資していたらと思うとゾッとします。短期間でお金をパーっと使ったわけでもないのに半分になってしまうわけですから。

お金を浪費してなくなったら、馬鹿なことをした、と嘆くだけですが、お金や資産を増やす目的で行った投資により、そのお金や資産が減ってしまうのはかなり応えます。

結局、株価が半値になってから損切りというものを初めて行いました。

GEを買った時の理由が安定して配当を支払って来た好配当銘柄でニューヨークダウというアメリカで最も有名な指数の組み入れ銘柄だったのですが、

その理由を思い出して、暴落した結果を考えると、本当に株は大型の銘柄でも将来的に安心して保有し続けることはできないな、と思い至りました。リスクのある金融商品のため、結果だけを見れば当たり前のことですが、これは実際に体験しないと実感できないものだと思いました。

頭では分かっていたけど、まあ大丈夫だろうとたかを括っていたんです。でも、やっぱりこういうことを体験すると株は怖いなと思い直しました。

それからは、有名な指数に入っているから、という理由で盲信せずに色々調べながらこれならリスクが小さいと判断できるものを選ぶようになりました。

これまでは、高配当を目的として購入してきたつもりになっていましたが、色々と判断する時に高配当以外のものも購入の理由としていたのがわかりました。

この時から本当に他の一切の要素を入れず長期的に見たり、これからをある程度予想したりなど、高配当を維持し続けている、あるいは維持し続けそうだと思える銘柄のみに投資をするようになったと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?