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お誕生日御目出度う



私の推し、お誕生日御目出度う。




はじめに

"いつもより遠い場所にいるから、愛を語ってもバチは当たらないよね?"


の想いを理由に、ミョンホの生誕にちなんでミョンホ愛を綴ります。


今回はミョンホ愛の土台となるような内容を書こうと思います。





きっかけ

実はミョンホにスポットライトを当てる事になったのは、ちょっと変わった事が理由。


SEVENTEENはホシくんがシャヲルだからデビュー初期頃から知ってはいたもののそれ以上は無く、友達にしっかり布教されてから色んなコンテンツを見るようになった。


そんなある日、いつものようにコンテンツを見ていたら急に眠くなってそのまま昼寝してしまい、その時に夢を見た。


そして、その夢にミョンホだけが出てきた。


でも、私が見てきたコンテンツではミョンホはこれといった目立った事は無く "チャイナの1人" としてしか見てなかった。


だから目を覚ました時、夢をみたのは自分だけど "何で?" って心底不思議に思った。


でもだからと言って何でかなんてそんな事を考えても、"所詮夢は脳が情報を処理する過程で見るもの" だから意味なんて無い。


なんて頭では思いながらも、何故かそこからはもう気付けばミョンホの姿を探すようになって、ミョンホを知る事に夢中になっていた。


これがミョンホを推す少し可笑しなきっかけ。


きっかけは普通ではないけど、このおかげでミョンホに魅了される事が出来た。


私には人生最高の吉夢。





推した理由

デビュー初期頃に知ったとは言え "シャヲルのホシくんがいるグループ" の認識だったため、その頃のミョンホの印象なんて覚えてないし、何なら何か印象を受けた記憶すら無い。


そして、時が経ち改めて見た時のミョンホの印象は "アイドルらしくないな" だった。


その時たまたま、普通なら笑顔を見せる場面で真顔だった写真を見たからかも知れない。


だけど、知れば知るほど私の知っているアイドル像ではないアイドルだった。




例えば、髪型。

ファンが「この髪型好きだからこれにして欲しい」と言う要望にアイドルも「ファンが好きなら」と応える事は珍しくないし、それが有難くも普通のようにある。


でも、ミョンホは『僕の体なのに僕の好きなようにするのが普通でしょ』ときっぱり言う。


確かに全くもって正論だけどその時の私にとっては初めて出会った "アイドルなのにアイドルらしくない人" だったから驚いた。


当たり前ではあるけど凄く大切な事 "アイドルである前に1人の人" と言う事実をミョンホは薄れる事無くしっかりと持っていて、それをはっきりと言葉にして伝える事が出来る。


それが私にはとても格好良く映った。




そして、一般的に趣味と言われるようなものがミョンホにはたくさんある事も知った。


服、絵、写真、読書、お茶、瞑想…
私が思い浮かぶものだけでもこんなにある。


私にはそのどれもがミョンホ自身が好きで、他の誰でもない自分のためにしているように感じた。


趣味とは本来そう言うものだけど、私にはこんなに 好きなものは好き としっかり確立され、それを表現している事が羨ましく憧れに近い感情を抱いた。


私もミョンホのように絵や写真、お花など色んな好きなものがあるけど、私はそれを表現するのが怖かった。


私自身、感受性が強く共感性も高い特性を持っているため、良いと思ったものや綺麗と感じるものに強く感動を受ける。


でも、自分と違う感性を持っている人からすれば、自分が良いと思うものでも良いと思うとは限らない。


私はそう思われる事や否定される事が怖くて、自分の感性を表現する事を避けてきた。


しかし、ミョンホは自分だけの感性を如何に表現出来るか考え、表現する事を惜しまない人だった。


だから、私はそんなミョンホをみて "自分の感性を避ける必要は無いんだ、自分だけのものなんだから大切にしよう" と勇気を貰った。




また、一般的には趣味と言ってもミョンホ自身は趣味と言う枠組みで収まるような感覚でしていないと感じた。


どれも他の誰でも無い自分だけのためにしていて、学ぶ事はあってもどれも誰かを目指してる訳では無くて、自分が満足する形をずっと目指してる。


特に読書や瞑想なんかは、自分の成長や安定のためにしていて、自らに還元される事を目的としていた。


そう言った自分に合う方法で何かを成している姿を見て、皆と同じじゃない自分に怯えるよりも "皆と違う自分を楽しむ事" を教えて貰った。




そして、一貫して "自分を大切にする事" をミョンホから学べたのは、ミョンホが最初からそれを出来ていた訳では無いから。


先程述べた読書や瞑想を例に挙げると、読書はじゅんちゃん曰く『ミョンホは心の落ち着く場所として読書する事で見つけた』とあったり、瞑想は『疲れたり大変な時に探した』と言ったり、有名なエピソードであれば『僕の涙は僕の枕だけが知っている』と言ったり。


最近であれば『僕が本当にラップと歌が下手だからパフォチに入ったんだと思った』と言う発言があったり。


これらを知った時、ミョンホは自分をとても大切に出来る人だから私は率直に "ネガティブな一面もあったんだ" と思った。


(人によって大変さの感じ方が違うから比べる事自体可笑しいが) 私達には想像を絶するような辛い体験をしているはずだから、ネガティブな一面があって当然と言えば当然だけど、側から見るだけではきっとそれは分からなかった。


ミョンホは心が凄く強い人だから自分を大切に出来るんじゃ無くて、人並みに弱さも兼ね備えているけど弱い部分を素直に認める事が出来る強さがあるから自分を大切に出来るんだと思った。




そして、そんなミョンホの『僕を愛す前に自分自身を第1に考えて愛して』と言う言葉。


ミョンホを知らない人からすれば、冷たい言葉として受け取れられる可能性もある。


でも、私は "カラットである前に1人の人として愛してる" と言う意味がある、愛に包まれた言葉だと思っている。


オタクであるから推しを心から愛していると思っていたが、よく考えれば自分の全てを受け止める事さえ難しければ、他人である推しの全てを受け止め愛する事は本来ならとても難しい事だし、もしかしたら本当の意味で愛しているとは言えないのかもしれない

と、自分をアイドルである前に1人の人として愛するミョンホが言葉にして伝えてくれた事で、気付けた。


ミョンホのこの言葉のおかげで、"自分を大切にする事の素晴らしさ" も学べた。




そして、こう言った考え方や価値観、好きなものなど、どんな事でも自分を貫くミョンホ。


現実を良く見ているミョンホだから、歳を重ねて、現実を知れば知る程他の誰とも混ざらず自分を貫く事の難しさは分かるはずなのに、それでも自分を貫く姿が私には格好良く輝いてみえた。


そして、そんなミョンホに憧れもした。





最後に

じゅんちゃんの『人生はタイミング』と言う通り、正直全てのタイミングが合わなければ、こんなにミョンホの魅力に惹かれる事は無かったと思う。


それでも、同じ時代に生まれ、ミョンホに出会い、推し、今の私になれたのだから、これは必然だったんだと感じる。


だから、きっとどんな形になっても私は愛する事を止めないだろう。





お誕生日の君へ

ミョンホの世界が愛で包まれるように、これからも沢山の愛の内の1つの愛になるね。

生まれてきてくれて有難う。





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