ゴミムシが

有能でありたいし
仕事にコミットできている・役に立っているという実感は充実感と安心をもたらす
だから私は仕事が忙しい日は機嫌がよくなる
「私は活躍している・所属コミュニティの役に立っている」という有用感が、私の存在を肯定している感じがするから

この気持ちは欠乏感とか恐怖をベースにしていて
「役に立っていない自分は存在してはいけない」とか
そういう否定が根っこにあると感じる

リサ・ナトリのメールプログラム翻訳ファンクションに携わって
13日目のメールを翻訳するところで私は立ち止まっていて、もう全然動けない。

いっしょに翻訳チームを組んでいる仲間たちとのミーティングで、エクスプレッションもまっすぐ出させてもらって、仲間に対するコミュニケーション面での心のつかえはとれたはずが
今度はもっと大きいのが自分に対して出てきて困惑している。

このゴミムシが、役立たずのゴミカスが、お前なんかゴミだ、みたいな
自分に対する罵倒が、私の底にマグマみたいに存在している。

自分のパートのファンクションの作業をテンポよく進めることができれば、そこ(罪悪感・無力感)から目を逸らしていられるけれど

外側の「仕事」をうまくこなせないので、内側にある無力感が存在感を主張する。

ファンクションだけでなく、日常でやっている仕事でもそうで
私は本当はブルーカラーの仕事が好きで介護とかボディワークとか水商売とかそういうのが楽しいんだけど
今やっている仕事は完全に事務仕事で、まるで無能な出来損ないのポンコツぶりを日ごとにさらしては上司や同僚に謝り続けている。
細かいリストの照合やチェックなんか、注意欠陥の私にはほとんど苦行に近い。何回やってもツールから目が滑るし、チェックするための管理表をエクセルで作ってチェックしているのに見落とす始末。
いい加減にしろよ馬鹿、と自分に対して思う。

メール送信するとき自分の判断で送付すると絶対にミスをするので、PCのそばに置いてあるデイビッドやムージ、ヨガナンダ先生の写真と目を合わせて「送信していいでしょうか」と訊ねる、というのを毎回やっていて、これテレワークじゃないと絶対無理だなと思う。

自分の頭の悪さにほとほと疲れてしまった。そのくせプライドが高くてどうしようもない。
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ところでみっちゃんが取ってくるテストの点数がのび太君レベルにひどい
私は小学生時代は90点以下とったことはほぼなかったので、なんでこいつはこんなに頭が悪いんだろうと本当に唖然とする

クラスの進度についていけてないので、別室で特別授業を受けているんだけど、
先日小学校で行われた一斉学力調査の結果が返ってきて、市内の小学生の平均値を大幅に下回っているのを見ても驚かなかった。
3年生なのに未だに九九が怪しいし、一桁の四則計算を指を折って数えてるときがあるし、音読すると文章を捏造しはじめる。
宿題の漢字の書き取りで「鉄板」「羽子板」と書いていたはずが途中から「鉄子鉄子鉄子」になっていたのに平気でそのまま提出しようとしていた。(誰だよ鉄子)

そして最近、度重なるいたずらを隠蔽しようとしてくだらない嘘をつくようになった。しかも詰めが甘いのですぐばれる。せめてばれない嘘をつけと思う。
「馬鹿の上に嘘つきなんてほんとどうしようもないからね。頭が悪いならせめて正直でいろ」という子供の自尊心を傷つけかねない怒り方をしてしまって後で落ち込んだ。
みっちゃん本人は怒られているときはしゅんとしているが、5分後にはケロッとしていてそれはありがたい。

馬鹿の上に嘘つきなんてあんたほんとどうしようもないよ
これは私が自分に言ってるんだろう

昨夜は布団の中で恐怖のような感情があふれて一人で絶叫して、ひたすらイエス様に助けてくださいどうにかしてください私が誰か教えてくださいと泣きながら寝た。

今朝起き抜けにスマホを見たら、買い物サイトにイエス様の絵画がずらーと並んでいて、今度はなんだか安心して泣いた。

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夜、翻訳ファンクションの仲間のひろこちゃんがつながってくれて、ペアで翻訳作業を進めることになり、そこでも安心して泣いた。
私はもう一人では何もできない。助けてもらわないと何一つできない。
全部間違える。何もできない。
私のプライドを全部はぎとってください
サレンダーさせてください
地面に頭をくっつけて、一番後ろから匍匐前進でついていけたらと祈る。

どうしたらいいのかさっぱりわからない
今もこれを書きなさいってやさしい広がりを感じるから、泣きながらすごい鼻水を垂らしながら打ってる。

タイトルは「ゴミムシが」でいいんでしょうか、と祈ったら
いいんですよとイエス様が笑って下さったので、このままアップします。



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