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エンタメ批評〜アニメODDTAXI〜

どうも!
エンタメなんでもおじさんです!

連続投稿14日目の今日は…
エンタメ批評
〜ODD TAXI〜です!

これもまたちょっと前の作品ですが、
「ODD TAXI」

僕は普段、アニメは殆ど観ないんですが
最近は
「えんとつ町のプペル」を観て
アニメに対して好印象のまま
「ODD TAXI」も観てみました。

以前から、役者の友達に勧められていた今作。
事前情報として、
最後にえぇ!?っとなるって聞いていたので
ハードルが上がりっぱなしでしたが、、
軽々とそのハードルを超えてくれる作品でした

今回も「批評」と言ってますが、、
「批」は無いです!
(無いなら「批評」って書くなよ)

この作品は一言で、、

「キャッチーな漆黒」です。

完全にターゲットは大人。
清々しいまでに子供を無視した内容。

だってまず
「練馬区の女子高校生行方不明事件」
が真ん中にあるって時点で、
もう子供無視してますよね 笑

可愛らしいタッチで
描かれている動物キャラとは
相反して悉く(ことごとく)リアルな世界観。

主人公の愛想のない、無口なキャラなので
終始ロートーンなのですが、、
台詞の面白さに引き込まれていきます。

いやぁ
僕が1番評価したいのは、、
「計算され尽くした、話の筋」
「巧みな伏線」
「哲学の表現方法」
「誰にでも起こり得る、闇の描き方」
「社会への嘆き」
色々ありますが、僕的には

「台詞の面白さ」です!

僕はお笑いをやっていたせいなのか、、
捻くれ過ぎているのか、、
可愛げがないせいか、、
笑いには不感症と言っても良い位
笑いません。

あの笑わない男で有名なラグビー日本代表
「稲垣啓太」選手に負けない程に!!
(どこでドヤんねん!)
(そもそも笑った方が良いんやからドヤるな!)

だけど、このアニメの台詞には
クスクスさせられました
笑いのセンスがとっても良い!!
特にツッコミが巧みー
ワードセンス、間髪入れない間、、
幾度となく笑わされましたー

作品がロートーンだし、
描き方によっては
重くなり過ぎてしまう中。
この笑える台詞が最重要だったと思います
脚本を書いた
「此元 和津也(このもと かずや)」さん
凄過ぎる…

是非観て頂きたいので、
内容は書きませんが、、

最後まで観て分かる、
「アニメーション」という手法の意味がある
作品だということ。

説教臭くなってしまいがちな
「哲学」の取り入れ方、表現方法。

一切無駄にしない多種多様な
キャラクターの使い方。

そして皆、大好き
「伏線」の張り方、回収の巧みさ。

大人であれば、皆が共感できる闇。
ドキッとさせられる、生き方、哲学。
(また哲学言うてる)

それらを押し付けがましさが無く
観てる人達に楽しませながら
「感じさせる」、、、

これって難しいんですよねー…

僕だけじゃないと思いますが、、
「与えられたもの」より
「自分から掴んだ」という
「感覚」があるもの方が
響きが良いと思うんです

この「感覚」は凄く大事なことだと思っています
自ら手を伸ばして掴んだものか
手を広げていたら誰かに掴まされたものかで
大きく意味が違う

その感覚を意図的に作り上げて、
観た人に「掴ませてあげる」ことの
できたこの作品、、
素晴らしい!!

Netflixで2日で映画版まで見切りました!
(Netflix多用し過ぎちゃう?笑)

観終わってから色々と調べてみたら、、

今年の4月からテレビ東京さんで
ODD TAXIの世界から
新たなミステリードラマ
「RoOT/ルート」
が始まるみたいなので
今から楽しみーー!

ではまた!!
「本気の遊びを!!」

ひらかわつかさ@ひげぽよ

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