TUBE-TECH CL1B
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今回はTUBE-TECH CL1Bのお話。
TUBE-TECHとはスタジオのラックに大体あるあの青いヤツです。
定番過ぎてあんまり有難みが無いかもしれませんが、結構高価です。
ちなみにCL1Bのお値段はこんな感じ。
初期型はCL1Aですね。
個人的な感想ですがCL1Aの方が明るいような気がします。
CL1Bはコンプレッサーの中でもオプトコンプ(光学式)です。
増幅回路に真空管を使用しています。
僕の中では女性ボーカルの録音には欠かせない機材ですね。
光学式コンプレッサーはもう一台AVALON DESIGNのAD2044という物も持っていますが、こちらはピアノやTDの時のバスコンプとして使用しています。
で、元々は私の職場でもあった場所のスタジオからの引き上げ品で、
購入した時にメーターのランプ(電球)が切れていました。
そこで代理店に修理見積を取ると、まぁまぁビックリする様な額だったのですが、楽器店経由で注文すればパーツだけ売ることも出来ると。
という事で楽器店経由で頼むと、楽器店曰く代理店は売ってくれなかった。
え!? という事でまた代理店に聞くと、『可能なはずです。』
………。
はずって何だよはずってw
まぁそんなもんです。 今まで機材や楽器の修理でメーカーや代理店とやりとりする事は良くあるけど、滞りなく進んだのは1割も無いと思う。
なので最近は直輸入か中古品を購入し、もし壊れたら信頼できる個人のエンジニアさんに頼むか、自分で直すというスタイルになってしまいました。
という事でどうにもならないので、自分でパーツ探し。
このヒューズの様な電球なんて言うか知ってます?
枕球、マクラ球、ルームランプ等と言うようです。
表記を見ると12V 1.2W、大きさは30mm×6mm位かな。
しかし探しても探しても同じものが無い…。
そこで代替品を探しまくりました。
結局採用したのは車のルームランプ用のLED枕球。
電圧は12V~24Vのマルチ、全長は28㎜。
難点は太さが9㎜。
でもちゃんと電球色もある!
2つ並べて比べるとこんな感じ。
さてバラシてみよう。
(この作業は余裕で感電する恐れがありかなり危険です。電気の知識の無い方は絶対にお止め下さい。キャパシタ(コンデンサ)にしっかりと電気残ってます!!)
このままではソケットに入らないので、ソケットをぐいっと広げてみる。(自己責任で)
ソケットには何とか入ったけど問題はメーターの中に入るかどうかである。
恐る恐る入れてみると…入った! かなりギリギリ!
組み立てる前に動作テスト。 光った(TT)ちょっと感動。
どうですか?
色合い的にもちゃんと電球色だし、LEDなのでよっぽどのことが無い限りメンテナンスフリー。
TUBE-TECHと言えばもう一つのコンプLCA2Bも気になる。
使ったことある方の感想求む。
しかし、いつも思うんだけどCL1Bって3Uも幅取るのに奥行はショート。
変な形の機材だよね~。 そこがまた可愛くもあるが…。
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