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『Acoustic Revive レビュー No.7』

久しぶりのレビューです。
今回はLANケーブルR-AL1とLANアイソレーターRLI1GB-TRIPLE-C。
導入のきっかけですが、最近モバイルレコーディング用にMergingのANUBISを入手しました。
この機材かなり知名度が低く使っている人は少ないかもしれませんが、MergingはあのPyramixの会社です。

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この機材の転送方式はUSBではなくLANケーブルなのです。RAVENNA/AES67という規格のネットワークオーディオになります。

このLANケーブルって結構曲者なんですよね。CAT7、CAT8の方が速いと思っている方が大勢いますが、そもそもCAT7、CAT8は本来GG-45なのにRJ-45コネクター使ってるしSTPのノイズの問題もあったり、結局実験してみるとCAT6Aが一番速かったり…。

ちょっと話が脱線しましたが、そのくらいLANケーブルって意外と気を遣います。
ANUBIS購入時についてきたケーブルはごくごく普通のケーブル。
ここはやはりいつもお世話になっているアコースティックリバイブのケーブルで試したくなりました。

まずLANケーブルのR-AL1そして外来ノイズを防いでくれるLANアイソレーターRLI1GB-TRIPLE-C。

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今回はフルコンのBechsteinの録音時に使用してみました。
ケーブルを変えてチェックしてみると、明らかに上の帯域の広がりが違う。
元のケーブルに戻すと窮屈な感じがします。
録り比べてみるともう元には戻れないですね。フルコンのレンジの広さを余すところなく収録できています。

そしてこの収録した音を聴くことができます!

今年1月22日にリリースしたThe Color of Soundscape 2020。
残念な事にレコ発ライブができませんでした。そこでこの3曲をフルコンのベヒシュタインで演奏した映像を
今月の29、30、31日と3日間に渡り配信します。1曲ずつ夜の22時からstudio luna azulのYoutubeチャンネルから公開致します。
無観客ライブとMVの中間のような動画ですが、お時間ある方は是非ご覧ください。

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