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母が亡くなって20年が過ぎ

何から書き出せばいいんだろう。

noteに吐き出したいと、立ち上げては下書きのまま終わっていたりする。

今日は11月22日。
この時期になると思い出す。母のことを書いてみようと思う。

私の母は23年前、私が13歳の頃他界した。

死因は自死でした。

このことを書き出すにすごく、決心がいった。

それでももう20年も経ったし私は30代だし、
そろそろ友人には打ち明けても話してみてもいいんじゃないかと思ってきた最近。

母が亡くなってから毎年変わらず、年々思い出は薄れていった気はしますが
母の亡くなった11月になると嫌でも肌が覚えてるかのように、思い出すものです。

誰かに話したかった。
話して同情をもらったり、辛かったねと言ってほしいんだろうか私は。
ちょっと違う。
望んだ答えが返ってくるわけない。

こういうことが昔あって、私はこう考えていて、
今の私はどんな風に気持ちが変わったんだろうってこと、書き留めておきたかったのかな。
自分でもよくわかりません。

言葉にできない気持ちで一杯。
20年経っても、です。
ただ話せる人があまりいないので、話してみたかったのです。


もっと母に幸せでいてほしかったな。
本当はもっと良い最期があったんじゃないかなと思う。

こう考えられるようになったのは、自分が母親になってからのこと。
子どもを持たない頃には知らなかった全く違う気持ちを持った。
母の気持ちがほんの少しだけ、分かった気がします。

ただ、私は、
母のことが好きじゃなかった。
もちろん小さい頃はお母さん大好きだったと思うけど、亡くなった頃当時の私はそうじゃなかった。

簡単に言うと、叩かれ暴言を吐かれ死ねとまで言われていたから。
はぁ。書いてて辛くなってきた。
けど事実。


だから誰かに、お母さんが亡くなって悲しいねさみしいねとか、天国のお母さんが〜とか大好きなお母さんがいなくて〜とか言われても
今まで違和感でしかなかった。

恨みや憎しみの気持ちを母に持ってた。
それが変わってきた気がします。少し。

どこまで話せばまとまりがつくのか分からなくなってきた。

また。




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