自分のスタイルは何か?ー問いかけ、対話、信頼を築く生き方
今年は言葉にこだわっていた。
言葉一つで傷つけてしまった人もいた。一方で、自分の言葉で前向きになる人もいた。極値を知ったことで、言葉の力を体感したのだろうか。
大学1年の話から最近までの話をまとめて今年を終わりにしようと思います。
高校までは年1冊の人間が大学では合計100冊ぐらい読んだという話
言葉にこだわるきっかけになったのは、大学生になってからの読書体験。というよりかは、外に出る時間が制限されていたので読むしかなかったのか。それでも、特に小説は夢中になるぐらい読みあさった。小説の世界に飛び込み、文字がつくる世界観で心情の揺れ動きを感じる体験がたまらなかった。
一番好きな作家は新海誠(実は小説も執筆する人なんですよ〜)そして、一番好きな作品は「言の葉の庭」。良い表現が見つからないので引用すると、
透明、儚い、繊細、美しさ、糸
心の中のもやもやを整理してくれた。この感覚が読書体験へ連れ込んだ。
「問いかけ」から始まる対話
自分の線、相手の線、どうやって越える?
言い換えると、どうしたら個人間で円滑なコミュニケーションをとることができるのか。
答えは単純明快
自分が応えた分だけ、相手も応える。だからこそ、相手に共感をする姿勢を持ち続ける。いつか応えてもらえることを信じて。
考えを押し付けることが共感にはならない。相手から出てきた言葉に対して、自分なりの解釈を加え、紡いでいく。その繰り返しで共感の重なりが大きくなる。つまり、この流れをつくる最初のきっかけは「問いかけ」になる。問いかけから相手の言葉が始まる。
相手を信じて、言葉を待つ、そして誠実に答える、その繰り返し。
1on1を繰り返す中で嬉しかった瞬間があった
相手とつくる新しい世界を信じて、待つ勇気ここにあり。
※コーチング的には私情を乗せるのは御法度ですが、あくまで個人的なスタイルの話です。
信頼を築く生き方へ
強い組織は全員が腹打ち感のある状態、つまり納得解を持っているかどうか。それは、前にも後ろにも進む議論を経て生まれるもの。そして、その議論の根本にはこの人になら話しても良いと思える信頼関係が必要なんだ。そう、心理的安全性なんだ。
組織で働く中で自分1人の限界を知った。
場を和ませるジョークは言えない。
頭の回転は早くはない。
根は内向的でかつ人見知り。
だけど、個人がチームになり、総合力が生まれると見たことのない景色に出会えた。できる人はたくさんいた。
ならば、彼らの力を信じ、深く考える問いを投げかけよう。そして、信頼を築く生き方をしよう。そうすることで問いに答えてもらえる、想いに応えてもらえる。
「信頼を築く生き方」と「問いかけから始まる対話」両方がつながった瞬間だった。
事後報告ーサンプル1
12月末、某企業での事業立案優勝
正直、今でも驚いている出来事(優勝賞品が豪華で、クリスマスプレゼントみたいだったという話はまたどこかで)
「周りとの和を大切にする」という性格と「3歩進んで2歩下がっても進まない時間を嫌う」という性格が相まって、「信頼」と「問いかけ」を大切にするスタイルがぴったり来る。
決して驕らず、謙遜しすぎず、目の前の人のために全力を尽くす。
ガス欠になったら、ゆっくり休もう。
最後に尊敬する人からもらった言葉を引用して2022を終えたいと思います。最後まで読んでくれた皆さん、ありがとうございました。
※1 補足説明
a,bは表面上の会話、A,Bは共感を伴った会話
相手Bを引き出すには、自分Aを開示する必要がある。
aという自分をオープンにしている限り、Bではなくbの言葉が返ってくる。
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