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クラニオセイクラルセラピーとの出会い

今、私はクラニオセイクラルセラピーを
学び、ケアをしていますが
クラニオセイクラルセラピーって何?
って思う方がほとんどだと思います。

クラニオセイクラルセラピーは
日本語では
頭蓋仙骨療法(とうがいせんこつりょうほう)
といいます。

そもそもの出会いは
母乳育児の集いで、ある先生の
講演を聞いたことが
始まりでした。

先生は発達に課題があるお子さんに
頭蓋仙骨療法の施術と発達訓練プログラムを
提供していて

赤ちゃんやママが抱えている問題を
解決できるのは

一番母子の近くにいる助産師
だということに着目し

助産師に対してその知識と技術を伝えるために
講座をしていました。


講演では
赤ちゃんの骨格的な観点から
母乳育児の話をしていました。

そんな話、助産師教育の中で
今まで聞いたこともなかったので

とても興味をもち
その先生が主催している講座に
参加しました。

頭蓋仙骨療法について先生は

解剖学的・生理学的・骨格力学的な見地から
解説してくれて

それは、母子ともに出産の時に生じた
負担や不具合を

解放してあげることの出来る手技であり

解剖学的な理論に裏付けされた
確実な技術である
とあるということがわかりました。

話は少し逸れますが
助産学生の頃、担当した継続ケースのママが
産後恥骨離開をして歩けなくなりました。

その時、そのママはこっそり病院に整体師を
呼び、治療してもらっていました。

私はそのママを担当していたので

治療の一部始終を見ていましたが
ほんの少し触れただけなのに
彼女は歩けるようになったのです!

それは本当に魔法のようで

骨格や骨盤について
興味を持ったきっかけでした。

その後、私は助産師となり

ママたちの骨盤まわりに関する
様々な問題に直面しますが

現場で指導されるのは
骨盤ベルトをつけること
キーゲル体操をすることくらいで
あとは様子をみましょうというだけ。

症状がひどく
整形外科や泌尿器科に行っても

結局、安静で経過観察と
痛み止めを処方されるだけ。

おっぱいについては
知識や技術を持った助産師はたくさんいるのに
骨盤に関してはいないのです。

骨盤のことをもっときちんと知って
適切なケアができるようになりたいと

有名な骨盤ベルトを販売している会社の
セミナーをはじめ
様々なセミナーに参加してきましたが

私が知りたいと求めている答えに出会えず
途方に暮れていました。

そんな中、出会ったのが頭蓋仙骨療法でした。

話を聞いたとき

私が求めていたのはこれだー!
と胸が高なったのを覚えています。


解剖学的に理論立てて

なぜそうなっているのかを
きちんと説明してくれるので
納得できるのです。

そこから、私の探求は始まり
今も尚、学びの途中です。

けれども、確実にママや赤ちゃんに
してあげられることが増えました。

もっと多くの助産師に
もっと多くのママたちに
クラニオセイクラルセラピーについて
知ってもらいたいです。

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