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【レース終了後4000文字回顧】すり抜け神の本気٩(🔥ロ🔥)و ̑̑大阪杯2023予想🏇💨すり抜け競馬日記🗒ᝰ✍️

皆さん一週間お疲れ様です😉
オルYeah~ヴルです🌱𓂃 𓈒𓏸

いつも高知ファイナルではお世話になっております!
普段は中央のしかもGIなんてちゃんとした予想家の皆さんがたくさん予想をしかも無料で出してますので、需要もないですし出したりなんてしないんですが、今週は久しぶりに本気で予想をしたので、直前でブレたりしないようにと、自分の記録用に日記感覚で出そうと思います📖 ́͏̖-

後々見返した時に自分自身でどこを見落としていたか、どこが間違っていたか反省でも出来れば今後の競馬予想にも繋がるのかなって思います。(ハズれる前提でワロタ😂)

って事ですので、そんな人は一人もいないとは思いますがら皆さんはくれぐれも…以下略

さて。順を追って自分が予想するにあたって通った道順の通りに書いて行こうと思います☝️

コース傾向から考える𓈒𓂂𓏸💭

大阪杯 阪神競馬場 芝2000m(右内回りコース)

コースの特徴
内回りコースを使用し、コースを1周強回る。正面スタンド前の直線4コーナー出口付近からのスタートで、1コーナーまでの距離は325m。スタートしてすぐ急坂があるため、ペースは上がりにくい。3~4コーナーのカーブは内回りにしてはゆったりしている。最後の直線は356.5m(Aコース時)。
(※)netkeibaから引用

出典元:netkeiba
出典元:netkeiba
出典元:netkeiba
出典元:netkeiba

まず、本レースは阪神開催8週目の開催となり、コースはAコースが採用されます。
芝コースは2週連続で長く雨が降る中で開催されており、内ラチ沿いはかなり荒れたタフな馬場になってきております。
(※)開催前の芝コースの様子は当日9時頃JRAホームページ馬場情報からご覧頂けますのでご確認ください。

なお、ここ2年同じAコースで開催されていますが、一昨年はコントレイルやグランアレグリア、サリオス、昨年はエフフォーリアなどの人気馬が馬場や展開が合わず軒並み飛んでいます。

先週の芝コースは雨が1日中降っていて、タイムを見ても同コースの平均タイムからも大きく遅れたタイムでの決着となっておりそこから見ても時計のかかる馬場傾向になっていたのがわかります。

ちなみにコース的には基本的に逃げ先行馬が好走するコースとなりますが、これは直線の短い阪神2000mの特徴でコーナーが4回の2ターンで末脚を生かしにくいコースから本来はイン前で小回りを立ち回った馬が有利になります。
阪神コースは他のコースと比較してもクッション値が高く足抜きの良い軽い馬場である事もその理由の一つです。
天気予報を見ても恐らく今週は当日まで雨は降らなそうですので先週のクッション値8.8よりはさすがに高い数値になるのではないかと考えると、基本的に逃げ先行馬有利は変わらないのではと思います。

そこで、参考までに、同じ開催8週目Aコースで行われた過去2年間の大阪杯の結果を参考に見ていきましょう。
(※)Bコース変わりで行われている3年前より前のレースはこの件では考慮しないこととします。

近2年間の大阪杯のクッション値から見るレース展開と直線のトラックバイアス、適正脚質の馬について📝

まず一昨年の大阪杯の週の数値は以下の通り
21年大阪杯 4角含水率9.7% ゴール前含水率7.8%C値10.3
当日朝の時点では上記数値ではあったが、当日は昼から雨となりレースの時点では重馬場発表。
含水率は上がり、クッション値は下がっていたものと思われる。

展開的には逃げたレイパパレが川田ジョッキーの完璧なペース配分での楽逃げ。
1000m通過は12.4-11.1-12.1-12.1-12.1 で59.8でした。
3コーナーからの下り坂を利用し、コントレイルとグランアレグリアが一気に外から仕掛けレース全体が動きスピードアップ。サリオスもそのタイミングで内から一気にレイパパレを捉えるという所で、川田ジョッキーは4角途中からの坂手前1Fの完璧なタイミングでペースグンと上げる。
結果的に下り坂で長く脚を使っていた有力馬3頭はここでさらに脚を使う事となり道悪馬場➕急坂で最後脚が完全に上がってしまい、直線脚を残していたレイパパレは馬場の綺麗な真ん中よりもさらに外の馬場を通りしっかり脚を伸ばし圧勝。
馬場的には差し有利な展開になりそうでしたが、川田ジョッキーの完璧な作戦勝ちといったレースでした。
ラストは距離ロスを嫌い最内の馬場を選んだサリオスよりも真ん中の馬場を通ったグランその外を通ったコントレイル、さらに外のモズベッロが直線は1番伸びていました。
また持続力のある脚を使いきれたモズベッロがサリオス、コントレイル、グラナレグリアといった並み居る強豪を差し切る展開となりました。(※ここ重要)
なおモズベッロの通った馬場は川田ジョッキーがレイパパレを走らせたコースと全く同じコースを通っており川田ジョッキーの馬場読みの凄さを物語っていましたね。

次に昨年の大阪杯。数値は以下の通り
22年大阪杯 4角含水率10.2% ゴール前含水率8.6%C値10.3
当日の天気は晴れ良馬場開催となりました。
レースはジャックドールが逃げそれを番手でアフリカンゴールドが追う展開で前半1000m58.8の平均よりも少し早い流れる展開。
展開的にはずっとアフゴにマークされ、かなりきつくなり、しかも直線馬場の悪い内をそのまま走ったジャックは最後の坂で勢いは鈍り、その後ろを虎視眈々と狙っていたポタジェ、レイパパレの2頭が伸びる真ん中馬場から差す展開でゴール。
この2頭はジャック、アフゴが逃げる展開の中しっかり折り合いを付けて内めをロスなく追走し脚を貯めていました。(※ここ重要)
逃げた2頭は競り合いになった結果脚を使い切り潰れてしまいましたがそのすぐ後ろの2頭がワンツーとなり前目決着となりました。
同じく前目につけていたウインマリリン、ショウナンバルディは最後脚が残らず。
なお、さらにその外を突っ込んできた長く持続力のある脚を伸ばしたアリーヴォ、道中インで脚を溜めながら中団をしっかり追走したヒシイグアスが直線終いの脚を伸ばして3着4着。
この二頭の脚色を見ても直線はやはりより外の馬場の方が伸びていたと思われます。

以上を参考に以下の点を考慮し次の考察に進みます。
・基本逃げ先行有利
・ハイラップでも追走力がある
・直線内は荒れているので外が伸びる

今年のレース展開(予想)から考える𓈒𓂂𓏸💭

では、上記のことを踏まえ、今年のレース展開はどのようになるのかを予想していきます。
今年の出走メンバーは以下の通りです。

出典元:netkeiba

この中で逃げ先行馬はどの馬になるか?
逃げ候補
⑨ジャックドール
(※)他にどの馬が可能性があるか?
→後でこれについてもお話します。

先行脚質、前目につけそうな馬達の候補
⑫キラーアビリティ
⑪スターズオンアース
⑬ダノンザキッド
⑯ノースザワールド
④ノースブリッジ
⑭ヒシイグアス
⑦マテンロウレオ
②マリアエレーナ
⑥ヴェルトライゼンデ
……
結構いますね

その中でレース展開はどのようになるかを予想していきましょう。

先手を奪うのは⑨ジャックドール。
内に位置を取れそうなのは②マリアエレーナその後ろに④ノースブリッジ、⑦マテンロウレオ、⑥ヴェルトライゼンデ、⑩ポタジェあたり
外から⑯ノースザワールド、⑬ダノンザキッド
中団辺りに⑪スターズオンアース 、⑭ヒシイグアスが追走
前は先行争いにはなると思いますがだいたいこの辺りの隊列になると思われます。
なるべく前を追走したいため、集団はさほど縦長にはならずに道中進むと思われます。
形としては、前目につけた馬や、中団あたりの馬たちが仕掛けだす3角~4角の下り坂でペースが上がりそこで、阪神コース特有の追走力が問われる展開となり、ラスト2Fを迎えたところで追走力に乏しいメンバーや終いの脚を伸ばせないメンバーは坂の手前で脱落していくと思われます。
最後は逃げた⑨ジャックドールが直線でどの進路を取り、どこまで終いの脚を伸ばせるかに対し、4角までしっかり脚を溜めつつラップが上がる展開を追走できた馬。
外を持続力のある脚を使え終いまで脚を残せる馬の勝負となるかと思います。

好走期待馬たちの最後の取捨を考える𓈒𓂂𓏸💭

一頭ずつ挙げていきましょう。

②マリアエレーナ
絶好枠を引いた。また、内はジェラルディーナでゲートの出の勝負となってもよほど出遅れる事が無ければ前走のよう前に出られ後ろに下げてしまう事もないと思われる。
小倉記念を見てもハイラップに対し抜群の追走力を見せ圧勝。
内を捌き直線脚を伸ばしたジェラルディーナも突き放した。
斤量についても愛知杯で最も重い56.5㎏を背負わされており、問題なくこなせるはず。ここは中心核になる。

④ノーズブリッジ
ゲートの出が良いわけではなくよほど押していかないとこの中では少し後ろに控える競馬になると思われる。
前走のAJCCが例としてわかりやすいがこれまでのレースでの好走パターンを見ても時計のかかる展開での好走が多く、後半ハイラップの追走力勝負はイメージが沸かない。
ただ鞍上が鞍上だけにどのような作戦で来るかは未知数。押さえまで。

⑥ヴェルトライゼンデ
近走前目につけたレース運びで強い競馬を見せているが、時計のかかる馬場向き。追走力については秀でているとは言えない。
右回りが苦手という理由は、手前を替えない事が原因でどうしても右手前で走ってしまう為、左回りでは買いづらい。
ただ、メンバー内では間違いなく地力は高く。鞍上からも今回も前目につけると思われる。
前走日経新春杯は時計のかかる展開でメンバーレベルも劣った事で、直線手前変えずとも押し切れたが、このメンバーでは厳しい事から今回はこの人気なら買えない。

⑦マテンロウレオ
前走は最内から前目につけ道中上手く内をロス無く追走。
1000m59.5のペースにも問題なく追走できたのは評価できる。
前走は開催一週目でうちの綺麗な馬場を使いたい早めに仕掛けた馬たちに前をふさがれ、勝負所で一旦後ろに下げる羽目になったが、内の伸びる馬場を割って2着。勝ち馬ドウデュースはレベルが違ったが、それと0.6秒差と考えると有馬記念でイクイノックスと0.7秒差だったあの馬よりも・・・
また、鞍上はこういうレースで何をするかわからない典さんでゲートの出は悪くない馬だけにもしかしたら今回ハナを狙うなんて奇策もあったりするかも?押さえは必要。

⑨ジャックドール
言わずもがなこのレースの中心。
昨年の大阪杯ではハナにこだわり、終始アフリカンゴールドにマークをされる厳しい展開。しかもレース後道中落鉄をしていたことが判明。それを考えると最後の直線伸びない内の馬場を通ったにもかかわらず5着に粘ったのは最大の評価。
今回は奇策をしてくる馬がいなければ、楽にハナは取れる展開になる。
しかも鞍上は逃がせたら神騎乗間違いないペースを刻む天才レジェンド武豊ジョッキー。
馬体を見ても、昨年の大阪杯と比較してまるで別馬のような体つきで、全く心配無し。楽逃げからのマイペースなレース運びでそのまま圧勝まであり得る。人気となってもこの馬を外しては考えられない。

⑩ポタジェ
正直広がりすぎる為、外枠に入ってもらって切りやすくしてもらいたかったが、この枠順で切れなくなってしまった。
コース適正の面では前年のレース運びが全てで、軽視はできない。
他にも適性がある馬が多いこの相手で力が足りるかどうかで、押さえは必要。

⑪スターズオンアース
前走秋華賞では出遅れからの後方追走。道中終始手綱を押さえていた事からも追走は問題ないと思われる。
関東馬に対する呪いなどと騒がれてはいるが、過去に負けた関東からの有力馬も理由あって負けており、阪神経験も多く輸送の不安もないこの馬には不問。コース適正もあり終いの脚は抜群で最有力の一頭。
不安視されるのは、初めての牡馬混合戦と古馬との対決。
同世代牝馬の現在の立ち位置を見ても、昨年の秋華賞のレースレベルがどうだったかという2点。
前述した点は、正直やってみないとわからない。
後述した点は出遅れていなければ圧勝している程の強さを見せた事からも、まともなレースになっていいれば牝馬三冠は間違いなかったと思われるが、だとしても他との比較が出来ていないところは・・・。
買わないわけにはいかないが、軸にするには不安はある。

⑫キラーアビリティ
追走力はあり、阪神コースの適正もある。
ただ、このメンバーに入ると横比較で正直終いの脚に見劣りを感じる。
押さえまで。

⑬ダノンザキッド
前走の謎の凡走(中山コースが合わなかったとか精神的に過去のトラウマを覚えているとか言われているが・・・)が気になるところではあるが、これで人気を落とすのであれば、期待したい一頭。
前目につけられるチャンスのある馬で位置取りは取れると思われる。
終いの瞬発力で勝負する馬ではあるが、折り合いさえつけば追走力も恐らく大丈夫かと。
距離に多少の不安がある事と少し後ろになった時に持続力が必要なレースが出来るか。こういった事を考えても内でロスなく折り合いがつけれる内枠がよかった。外枠になってしまったのは残念で、広く抑える場合以外は今回はやむなく切り。

⑭ヒシイグアス
以下の事からも最有力馬の内の一頭。
位置取り中団前あたり→○
追走力→◎
阪神コース適正→宝塚2着、大阪杯4着からも○
前走は緩い流れからの押し切りではあったが、そういうレースにも対応できどんなレース展開でも対応力がある→◎
昨年は仕上がりが悪い中で4着。終いの脚が伸びきれなかったが、本年は輸送も考え万全に仕上げてきており、ここでは買いたい一頭になる。

⑯ノースザワールド
前につけることが出来るのは良い。また前走のラップを見ても前半に関しては非常に評価は出来るが、後半のラップを見ても、ここで後半のハイラップについていけるとは思えず、脱落組一番手と見る。今回は消し。

その他の気になる馬について
①ジェラルディーナ
位置取り、追走力、内の荒れ馬場を考えるとここでは軽視したい。
有馬記念は時計のかかる馬場で終い勝負。外伸び馬場だった。
オールカマーではほとんどが外を回す中で内を突いて抜け出す展開利の競馬。
阪神のこのレースではどの形も生きず、最内枠を引いた時点で消し決定。

⑧ラーグルフ
前走の内容と終いの脚は強烈な印象を残した。
問題は今レースの場合の位置取りと追走力に保証が出来ない事。
初輸送にも不安はあり、現時点では確定できる要素少なく優先順位は低い。
広げる場合は相手に押さえても良いが、率先して買いたいとは思えない。

③モズベッロ
叩き二戦目。好枠も引いた。
一昨年の好走もあり馬場が渋ったら。

⑮ヒンドゥタイムズ
追走力は無い展開も向かず8枠も厳しい。
馬場が渋ったら初めてどうしようか考えるぐらい。

⑤ワンダフルタウン
前走から復調を感じる内容とはいえ後方から流れ込んだ内容でこのレースとは合わず。ゲートからの脚色を見ても位置も取れない為、ここでは迷わず消し。


オルYeah~ヴル
大阪杯2023の最終予想は🗒💭✍️

◎②マリアエレーナ
○⑨ジャックドール
▲⑪スターズオンアース
☆⑭ヒシイグアス
△⑩ポタジェ
穴⑦マテンロウレオ

取捨選択難しいですね(笑)
ここまで必死こいて考えてもまだ心の中で切り切れない馬たちもいますが・・・
上位4頭で決まってくれることを信じます!

ここまでめちゃくちゃに長い文章読んでいただいてありがとうございました!
余りにも書きたい事が多すぎたのと、時間をかけて書いたのもあって、支離滅裂な部分もあるかとは思いますが、なにとぞご容赦ください。
少しでも皆様の参考になれば幸いです😌🍀💭

それでは日曜日のレースを楽しみに!
皆さんの馬券が的中しますように🍀*゜

レース終了後徹底回顧𓈒𓂂𓏸💭

1着 ⑨ジャックドール ○評価
スタートから出していき予定通りのハナを取り切りました。
一瞬ノースザワールドに競られてちょっと主張しなくてはいけないところがあった為、そこで脚を使った事でどうかなとは思いましたが、前半1000mは58秒9。
ここまで来たらもう後は安心して見ていられましたね。
この後のペースも11秒7、11秒5、11秒4、11秒4。他の馬が仕掛けずらいちょうどいい完璧なラップ運びで、ラスト直線を向いた時はまだ後ろと差があった状態でした。この完璧なペース運びに周りの馬は体力を削られ、早い決着を苦手とする馬たちは続々と脱落していきました。
ラスト後ろから二頭に迫られはしましたが、見ている側としても着差以上に余裕があったと思います。
武豊騎手の逃げはホントにパーフェクトでした。
期待されていながらこれでこの馬もようやくGⅠホースの仲間入りで、本当に良かったと思います。おめでとうございます。

2着⑪スターズオンアース ▲評価
ゲート自体はポンと出たが、出てすぐに隣のポタジェがよれて寄って来て挟まれてしまった事で、思っていたよりも後方になってしまい中団後方からのレース運びとなりました。
こうなったらやる事は一つ。道中は抑えながら馬場の良い所を追走し脚を溜め、最後の直線のキレにかける勝負となりました。
秋華賞とは違い直線前を向いた時にも焦らず前が開くのを待ち、ヴェルトライゼンデとヒシイグアスの空いた間が開いたのを見て一気に残り1Fで勝負の末脚にかけました。
結果は惜しくもハナ差2着。
勝負のラスト1Fはすべての懸念を黙らせるだけの一頭だけ脚色が違う圧倒的な力を見せてくれましたが届かずでした。
しかしながら、この前が止まらない完全前有利の馬場傾向でありながら、一頭だけ別次元の末脚で恐ろしい強さだったと言えます。
今回のレースで初の牡馬混合戦、初の古馬との対戦、この世代の牝馬レベルは低いなんていう懸念は払しょくされ、実力は証明されたと思います。自走がまた楽しみになった一頭です。

3着⑬ダノンザキッド 
想定通りスタートは抜群で1角までにノースザワールドのすぐ後ろにつけ2列目の内から2頭目の好位置につけました。
不安だった折り合いも全く問題なく、こうなるとこの馬は強い。
道中追走も問題なく、ジャックドールのペースに巻き込まれ先行勢が厳しくなっていく中、最後まで粘りラストは迫る勢いで3着。
アタマまで見えたんじゃないかというレースだった。
折り合いにも、距離にも不安があった事もあり内枠で前を壁にしロス無く立ち回る方がいいと思いましたが、どちらも全然大丈夫で、本当にいいレースでした。
これで距離も大丈夫。内枠よりもむしろ外からのスムーズな競馬の方が合っていたのかもしれない為、ここは次にも繋げたい。
マイル以上の距離でも折り合いが付けば問題ない事、そして今後GⅠも狙える力はある事がが証明された。次走は人気してしまうでしょうね。

4着⑦マテンロウレオ 穴評価
ゲートの出は完璧。スタートを決めてやはり典さんはしっかり促して前目の位置を取りに行きました。促せばしっかり出して行ける馬だとはわかっていましたが、さすがでしたね。先行インの誰もが取りたい番手ポジションをしっかり取り切りました。ここは本当にジョッキーの腕だったなという感じでした。
ここは今日のポイントではあったと思いますが、横山典弘というジョッキーはこれがわかっていてそれを実行できるジョッキーという事は覚えておき、それを予想にキチンと繋げなくてはいけないと改めて思いました。
道中はロス無くインを追走。本当にこの競馬をしたかった馬が何頭いたか。。。直線前を向いて最後脚を伸ばしましたが、最後は完全に前の3頭には力負けでした。
典さんもレース後インタビューで「負けただけです。最高の競馬をしてくれました。」というシンプルですが深いコメントをしてくれましたが、展開も完璧レース運びも完璧だったからこその言葉だったのではないかと思います。残念でしたが見せ場は見せてくれました。

5着②マリアエレーナ 本命◎評価 
※自身の本命だった事もあり、若干感情的になっていますがお許しください

左から2頭目の芦毛の馬がマリアエレーナです

完璧な最高のスタートでした。
ジャックドールとマリアエレーナ自分の本命対抗が完璧なスタートで、こんなに嬉しかった事はなかった。思わず。「よし!完璧!!!」と叫んだぐらいです。
その歓喜も5秒後には絶望に変わります。。。

ここですね。まさかあれだけ抜群のスタートを決めていながら、元々出脚のスピードがそんなに速くないノースブリッジ相手に主張せずに前を譲るとは思いませんでした。
スピードで負けてしまい状況的に行けなかったのか?とも思ったんですが、鞍上の手が全く動いていないので、馬なりのスピードに任せたのでしょう。
浜中ジョッキーのコメントを見ると「ポジションを取ろうとはしたが、馬場は良かったがボコボコするところがあり、小柄なこの馬としては2,3完歩でスピードに乗り切れませんでした」との事。う~ん・・。全く腑に落ちん。
私自身何回もシミュレーションして金鯱賞の負け方を見ている以上絶対に同じ事をするはずがないと信じ切って印を打ち、本当にこの馬に期待していただけに、スタート後5秒で天国から地獄に落とされるとなんて思ってもみなかったのでレース後かなり感情的にはなりましたね。
正直、私の馬券的にはここまでで全ての決着がついてしまったんですが、この馬の全てを理解する為にも最後まで回顧します。
1角までの位置取りは2列目のインどころかマテンロウレオ、ノースブリッジが前に入った事で結局4列目になり、またしてもこの馬のやりたかったレースは出来ない事が確定しました。
その後道中はハイラップにもきちんとついていけるだけの追走力を見せ、最後の直線も脚色は他の馬に劣らず、むしろ早いぐらいで、しっかり伸ばしてきてはいましたが、坂の辺りで前のマテンロウレオの脚が止まり、スピード差があった事で、前に顔をぶつける等本当にひどい競馬でこの馬にとっても本当にかわいそうな事となりました。
上がり3Fも1位のスターズオンアース34.4には負けましたが、直線前が詰まりながらも3着ダノンザキッドと同じ35.0。
しっかり1角までに主張し、マテンロウレオのいた2列目インの位置を取り切ることが出来ていれば、恐らくマテンロウレオは、ダノンザキッドがいた2-2の位置に。ダノンザキッドは2-3か3-2の位置になったと思われ、マテンロウレオの脚は坂で上がり、ダノンザキッドも4角で外を回す分、最低でも3着はあったと思うと、本当に残念でなりません。
万全の状態でここまで持ってきて、最高の枠も引き、展開もこの馬にとって向くようなレースになるはずだったので、せめて、最高のレース運びをさせてあげて欲しかったのが本音ですが、これも競馬。仕方ありません。改めて競馬の難しさに直面しました。

その他の注目馬
6着①ジェラルディーナ
完全に事前展開予想のままの競馬になりました。
あそこまでの不利な状況でさすがの6着という事で、地力は見せました。
この馬は4走前からの本格化で確かに強いんですが、ゲートの出は遅く、枠順や展開が向くかはよく吟味した方がいいと思います。
スターズのように、その不利を覆せるだけの力はなかったと言えます。
時計のかかる外伸び馬場で買いたい一頭です。

7着⑭ヒシイグアス
輸送もあり馬体重-18㎏とかなり落としてしまいました。
スタートはさほど早くはありませんでしたが、14番と外の枠ながら松山騎手はしっかり促していき、ダノンザキッドの後ろにつけることが出来ました。
位置取りとしては想定通りの位置で、展開も想定通り、後は最後の脚にかけるレースとなりましたが、最後伸びきれず7着。思ったより輸送での体力を消耗していたか年齢もあるのかもしれません。

8着④ノースブリッジ
ゲートの出はいつも通りもその後主張ししっかりマリアエレーナのコースを切り前にはつけれたが、出脚のスピード差でマテンロウレオに前に入られてしまった。
完全に折り合いが付いていたにもかかわらず、最後坂で前には置いて行かれる結果となり完全に力負けであった。
やはり当初考えていた通り、今回のラップペースではこの馬には厳しく、高速馬場ではなく時計のかかるレースでなら次は狙いたい馬だが、GⅠでは少し足りないか。

9着⑥ヴェルトライゼンデ
ゲートはそこまで遅くはなかったが、ダノンザキッド、ヒシイグアスに前に出られその後ろにかぶせるような位置取りとなった。
中団外を取って外々を回す展開になった事もあり最後は厳しい競馬となった。位置も取れず、ペースも合わない。そして、案の定手前も逆のまま最後まで走っており、やはり右回りではGⅡぐらいまでならまだしも、GⅠでは厳しい事が露呈した。次はこの辺りはしっかり考慮したい。
時計のかかる左回りで買いたい。

11着⑧ラーグルフ
上がり2位の脚を使っていたが、このポジションではさすがに難しい。
前が潰れるような展開、力差のあるレースであれば。

13着⑫キラーアビリティ
3角から4角の下り坂のスピードが上がるところで、完全にペースについて行けなくなった。メンバーレベルも考えるとやはりここでは、横比較で足りなかったと言える。
また、鞍上のコメントからも馬群の中で集中させて走る方が良いとの事で、次はもう少しメンバーが落ちるレースで、出来るだけ内の枠で時計のかかる馬場で買いたい。

こんなところでしょうか。
本当に悔しい結果となりましたが、また一つ勉強になったレースでした。
今回はかなり多くの情報を書き込みましたが、少しでも皆様の今後の競馬予想の足しになれば幸いです。

また来週には桜花賞もあります。
1強とも言われていますがどうなるか。。
来週はnoteを出す予定はありませんが、また、拮抗したレースがあれば今回のように書きたいと思います。
春のGⅠは続きます。競馬楽しんでいきましょう!

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