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「孤児奮闘」#8青栁翔太

福岡県予選、九州大会ともに優勝を果たした昨年。
3度目の全日本大学フットサル選手権福岡県予選を迎える3年プレイヤーの#8 青栁翔太が今大会にかける想いを綴りました。

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stierdorファンの皆さんこんにちは。
北九州市立大学フットサル部で今シーズンの副主将を務めることになりました、3年の青栁翔太です。今回、ノートを書く機会をいただきましたので、拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

今回のノートでは自分のこれまでのサッカー人生と、とうとう3年目に突入したstietdor でのフットサルについて、そして大学選手権の意気込みについて書いていこうと思う。

小学一年生の時に兄の影響でサッカーを始めた。特別強いチームに所属するわけでもなく、そのまま地元の小さなサッカークラブでなんとなくボールを蹴っていただけだったが、サッカーが好きという気持ちだけで高校まで続けてきた。高校でのサッカーも県大会に出場できれば、「よくやった。」県大会で一回でも勝てたら、「すごい。」最後の大会もコロっと負けて「サッカー人生は終わった。」そう思っていた。

北九州市立大学に入学した。理系のキャンパスにサッカー部はなく、4月が終わるまではただただ学業に励んでいた。そんな時、大学の友達に文系のキャンパスの部活に行かないかと誘われた。乗り気ではなかったが、とりあえず行ってみた。
そこには、今まで手が届くはずのない環境でサッカーをしていた選手たちと一緒にプレーができる環境があった。当時のチーム目標は九州制覇。わくわく感と期待感で即決だった。入部する時期が遅かったこともあり、右も左もわからないままに公式戦に臨んだ。その公式戦が大学選手権の福岡県大会だった。この大会がどこにつながるのか、負けたらどうなるのか、なにもわからなかったが、出場したときには、ひたすらに頑張った。しかし結果は県大会敗退。何もできなかった。
それから1年後。自身2回目の大学選手権の時期が来た。1年間で多くを経験し、成長した青栁がこの場所に戻ってきた。結果は、

県大会、九州大会、全勝優勝。

優勝が決まった時の高揚感。
最後の選手権になる先輩のうれしくて泣く姿、会場からの歓声。

今までのサッカー人生では味わったことのない感覚だった。部活外の友達からは理解されないが、大学生になって時間を削りながらここまで本気で部活をやっている意味をやっと見つけることができた気がした。

そして今週末から始まる自身3度目の大学選手権。去年味わった感覚をまた味わいたい。そして後輩たちにこの感覚を味わってほしい。そして何よりも現4年生をもう一度全国の舞台へ連れていきたい(こんなこと言える後輩でよかったな)。その一心で大学選手権九州2連覇、そして今年の目標である全国ベスト4を目指す。

さらに進化したstierdorを皆さんにお見せします。
今年度もstierdorの応援の程、よろしくお願いいたします。

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