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「愛着は知らぬ間に湧くとは言うけれど。」#mg長尾青空

Stierdorの一員となったあの日から、1年と4か月が経過しました。
この月日の間に自身にどんな変化があったのか。
「1年間での変化・成長」をテーマに#マネージャー長尾青空が想いを綴りました。

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みなさんこんにちは!
2年mgの長尾青空です!今回はnoteを書く機会をいただいたということで、この部活に入ってから今までのことについて綴ろうと思います!処女作故に拙いところはあるかもしれませんが、ご了承ください。








2024年5月26日、全日本大学フットサル大会福岡県大会決勝。
試合終了のブザーが鳴るとともに会場に響き渡る歓声が徐々に遠くなっていく。
目の前の景色がぼやけていく。









2023年春、僕は北九州市立大学に入学した。この大学に入ると決めたのは高3の共テ後だったので、この場所に何があるのか、全くの未知数の状態でのスタートだった。
入学式を終え、外では色んな部活・サークルが勧誘活動に勤しんでいた。
正直なところ、僕はどの部活・サークルに入るのか決めていなかったし、そもそもその中のどれかに入るのかすら決めていなかった。
そんな中、色々なところからチラシを貰って帰路についた。家に帰ってからどうしようかなとそれらを眺めていると、ふとフットサル部のチラシが目に入った。
なんとなく惹かれて、部活の説明会に参加してみた。マネージャーとして。
そこで色々な話を聞いて、その日に即決した。理由はいくつかあった。
1つはなんだかんだ自分自身がサッカーが好きだったこと。
2つ目に中学ではプレイヤーとしてサッカーをして、高校ではマネージャーとしてサッカーに触れていたように、大学でもなんらかの形で環境を変えてみるのはアリだと思ったから。
そして最後に自分自身が、手に汗握るギリギリの勝負が好きだから。
ここならそれを叶えられると思ったから。

こんなひょんなことから僕のフットサル部としての大学生活が始まった。

2023-2024

初めの頃は、と言いつつ今でも、毎日が不安や葛藤の連続である。「自分はこのチームで何ができるのか。」「何がしたいのか。」「男子マネージャーという特異な立場から貢献できることは何なのか。」そして何より、「このチームに熱中できるのか。」

悩んでばかりでも仕方がないということで、これまでの、「プレイヤー」や「マネージャー」として活動した経験からゴレイロのトレーニングに力を入れようと思い、行動することにした。

いざ始めてみると、思っていたよりも何倍も難しい。
「自分のフットサルに対する無知さ。」
「理論や戦術理解度の低さ。」
何より痛感するのが、
「自分の技術の足りなさ。」

これらをどうにかしないことには始まらないと分かったから、自分の足りないことを埋めるようにした。
フットサルの戦術についてはネットや動画で調べてみてマネージャーノートに残した。
理解できなければ先輩に聞いてみたりもした。ゴレイロの技術である「セービング」「コラプシング」「フットセーブ」「スパカット」「ブロック」「クリアランス」「スロー」などはそれぞれのメリットデメリット、どの場面で使うのが効果的なのか、理想像は何なのか。
先輩や後輩との練習の中で幾度も話し合うことで理論的な理解を目指してきた。
ゴレイロの練習メニューを考えてみたりもした。
そして、自分自身の技術の面は常日頃からボールに触ることでの向上を図ってきた。

これらのことで少しでもこの部に貢献できているつもりだったのかもしれないし、そうではないのかもしれない。

2024-2025



全日本大学フットサル大会福岡県大会決勝、僕たちは敗北した。
自分たちの敗北が決まった後、僕は人生で初めて試合に負けて泣いた。
これまで、中学や高校で節目の試合に負けたことなど幾度もあった。
それでも、この時ばかりは涙が止まらなかった。
これ以上ないほどの悔しさを感じた瞬間だった。

これは後日談になるのだが、自分自身、ここまで感情を露わにするとは思っていなかったため、自身に対して非常に驚いたことを今でも鮮明に覚えている。
そして気づいたのが、
「どうやら自分は自分自身が思っている以上にこの部活にハマってしまっているようだ。」
ということだ。
これは自分の中での大きな変化であったと思う。

徐々に変容していくこの部活に対する思いを抱えながら、僕はいつか試合の最後に嬉し涙を流せるようになりたい。
だからこそ、自分をもっと成長させる。
そして、手に汗握るギリギリの勝負を1番近くで観測する。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました👍

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