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「懸ける想い」#mg 武田優実

福岡県予選、九州大会ともに優勝を果たした昨年。
3度目の全日本大学フットサル選手権福岡県予選を迎える3年マネージャーの武田優実が今大会にかける想いを綴りました。

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こんにちは。外国語学部、3年生マネージャーの武田優実です。是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。

やるなら全力でやる。そんな気持ちが先行し、いっそ飛び込んでみようという思いで入部した私だったが、サッカーやフットサルに触れたこともない、マネージャー経験もない。分からないことだらけだったが、とりあえず自分にできることは何かを考えて動くようにした。5月末に迎えた初めての選手権。どのくらい重みのある試合なのかがよく分からなかった。普段の試合とは雰囲気が違ったため、大事な試合であることは強く感じた。そんな試合に同期が1年生ながらに出場していて嬉しかったのを覚えている。

しかし、2度目の選手権は1度目とは打って変わって非常に緊張した。けれど不安などはなく、どんな試合になるのだろうという高揚感さえあった。九州王者奪還というスローガンを掲げたからにはここで負ける訳にはいかないと思っていた。また、選手からもその思いはひしひしと伝わった。ベンチから声を出して盛り上げる、ハードスケジュールで戦う選手の負担を減らす、それが私にとって最大限できる事だった。優勝が決まった時には喜びはあったが、それを上回る安心感から涙がとまらなかった。

九州大会は県大会とは反対に、非常に緊張した。簡単な試合なんて1つもないことは重々承知の上だった。けれど、2日間で4試合というハードスケジュールで闘う選手たちの姿を見た時は心を打たれるものがあった。日々の練習から積み上げてきたものに加えて、見えないところでも1人1人が色んなことを考えて分析、ミーティング、プレーしてきたのだと強く感じた。

しかし、県、九州とは打って変わって全国大会では自分たちが望むような結果を残すことはできず、悔しさが残った大会だった。技術や勝敗はもちろんだが、それ以前に部活に対する姿勢やマネージャーという存在について考え直させられる大会であった。

全国大会に出場するのはもちろん目標である。県、九州での優勝は簡単では無いことは昨年を通して強く感じている。しかし、全国大会出場がゴールではない。今年の目標は去年感じた全国での壁を超えること。試合を重ねる上で変わるものと変わらないもの。個人スキルや全体のレベルは着実に上がっている。一方でボードを使って皆で話し合う姿、どんな時でも、むしろ追い込まれた時こそ必死になって取り組む姿は変わらない。大学生になっても自分の目の前でこんなにも熱い想いをもって、高い意識でフットサルと向き合っている選手がいること、その人たちをサポートできているということが当たり前では無いと感じる。そんなチームを尊敬するし、皆と過ごす時間がほんとに大好きで私の誇りである。

Stierdorが最強のチームなら、マネージャーも最強でなくてはならない。ひなさんは色んな面でチームを支えてくれ、欠かせない存在となっている。2年生も積極的に意見を出し、行動することでマネージャーのレベルを上げてくれている。そんな中私は何をするのか、チームのために何ができるのかを考え、行動しなければならない。
私ひとりでできることは限られるけれど、他のマネージャー皆と力を合わせることで、できることの可能性はより広がる。足りないところは補い合って、マネージャーという集団が今よりもさらにレベルアップするように、そしてチームに貢献できるように。

引退をかける選手もいるほど、どの大会よりも強い想いをもって、挑むこの大会。去年掴んだ全国大会出場。「たまたまか」なんて絶対に思わせたくない。まずは目の前にあることを全力で、勝ちに貪欲になって1試合1試合確実に勝っていく。北九大らしさを忘れずに!!
大学フットサル選手権まで残りわずか、今を大事に後悔ないように!!あの時こうしとけばなんて思わないように。
得点は決めれないけれど、いつだって気持ちはプレイヤー!!このチームなら去年を超えれる、どこまでもいけると信じています!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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