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「青春と一瞬」#mg曾根﨑妃那

2024【これまでとこれから】

4月に新体制となり動き始めたStierdor。
この一年で多くのことを経験してきました。
これまで、そしてこれからの想いを3年マネージャーの曾根崎妃那が綴りました。



経済学部3年の曾根﨑妃那です。
私がフットサル部に入部したのは2023年の1月。同期の中では1番最後に入部する形となった。

大学入学時、何か新しいことを始めたいと感じていた。もちろんフットサル部の存在も知っていたし、強いことも知っていた。しかし、そこに自分が足を踏み入れる勇気がなく結局何もしないままの大学生活を過ごしていた。

何故かフットサル部の同期や後輩と関わりがあり、よくご飯食べ行ったり遊びに行ったりしていた。2年生の夏頃に#14 翔斗 にマネージャーになったら?と言われた。やってみたいと思いながらもなかなか勇気が出せなかった。こんな自分が本当にこのチームのマネージャーをできるのか。何度も誘われ考え、12月の終わり頃やっと入部を決意した。
現在マネージャーになり丁度1年が経とうとしている。

同期と後輩と関わりが深かった分、部内のことや自分達の想いなどを話す機会が多く聞けば聞くほど、彼らのことを全力で支えたい。そう考えるようになった。

去年の学生リーグ上位リーグから私は試合に帯同するようになり、負け無しだった学生リーグに負けるようになった。自分は疫病神なのかと感じた。
優勝が決まる最後の試合。長大戦での完敗。泣いている選手たちを見て、心が痛くてたまらなかった。あの日のことを忘れることはない、そのくらい悔しいと感じた日だった。


4月になり新体制が始まる前、これからどうしていくか積極的な姿勢で考え行動に移している同期や後輩をみてきた。
人数も少なくなり、上手い先輩がいなくなり、去年試合に出ていた半分以上のプレーヤーが入れ替わる。そんな事態にも関わらず、九州王者奪還、その目標を達成するために彼らは前向きに取り組んでいった。
「全国に行く」それを達成するために、ひたすら努力していた。新体制になって県大会までたったの1ヶ月。私も未熟ながら部のために広報活動のサポートや会計業務、マネージャーとしての仕事。手探りではあるが部の為に尽くした。

5月に行われることとなった大学選手権福岡県大会、全部で8チームある中から優勝したチームだけが九州大会に出場できる。
九州を制するより県を制することの方が難しいと聞いていた。
去年や一昨年の県大会では決勝にすら進出できなかったためみんなの県大会にかかる想いもでかかった。
2日間で4試合、身体的負担も大きい中チーム一丸となり見事に優勝することができた。優勝した瞬間、普段泣かない選手が泣いていてそれを見た瞬間涙が止まらなかった。言葉に表せない程の嬉しさだった。

そこから2か月後、九州大会がおこなわれた。正直負ける気はしていなかった。それだけの準備をチーム全員でしてきたから。ここで勝つため各々がいろんなことを犠牲にし、チームと向き合いフットサルに取り組んできた。
九州大会優勝。
初めて自分たちで掴み取った大きなタイトル。全国大会への出場が決まった。

全国大会。私は私用のため遅れていくことしかできなかった。初めてみんなで掴んだ全国。ベンチに入ってみんなと戦いたかった。これが今の一番の後悔である。
初めての全国では思うような結果は出なかった。
私自身全国の舞台を見て、熱量・技術・ベンチワークなどのすべてにおいて圧倒された。自分たちはここを目指していかなければならないし、プラスに考えればまだまだ伸び代がある、そう感じた。 


今シーズン残りの試合は、九州大学リーグ上位リーグ。今年1年、チーム全員で1から頑張ってきた。キツいこととか揉めることとかもあって、チームが壊れかけた時だってあった。それでも自分達の目標を見失うことなく、練習に励み、それを試合で体現してきた。頑張ってきた"つもり"で終わらせるのではなく、頑張ってきたことを最後に証明できる集団でありたい。他のチームも優勝するために多くのことを積み上げてきていると思う。最後に上位リーグ、勝ってもう一度みんなで全国に行こう。


私はStierdorのマネージャーであることを誇りに思っているし、試合には強い気持ちをもって挑むようにしている。自信をもって最高のチームって言えるから。みんなが大好きだから。自分の時間を削ってでもこのチームに関わりたいと思える、そんなチーム。昼間忙しくても、夜体育館に行けばみんながいてみんなをみると元気になれる。
気づけばほぼ毎日一緒にいるし、部活終わってからもご飯いったり、みんなと過ごす日々がたのしくてたまらない。
この1年本当に色んな事があったし、沢山の経験をすることができた。
ベンチ外すら出ない。誰か一人が怪我したら終わり。そんな状況の中でも全員が目標に向かい、個人としてもチームとしても強くなれた。
今はマネージャー含め18人しかいないStierdor、いや、この18人だからこそ、ここまで強くなれた。最強で最高のチームであり続けられる為に、これからも各々がチームのために出来ることを考え行動していくべきだと思う。 


指導者がいない中で自分たちでフットサルを学びそれをプレーで表現するのはとても難しい。だからこそ、フィジカル面では奥先生、技術面ではボルクの安嶋さんや選抜活動などを通して学ぶ機会は部として本当に貴重なものである。私達のチームに手を差し伸べて下さり、高い熱量を持って教えてもらえること。当たり前ではないし本当に感謝の気持ちでいっぱいです。大切にして下さる人との関係をこれからも大切にしていきたいし、きちんと感謝を体現していけるそんなチームでありたい。

言葉には表せないほど大好きな人達とこうやって本気になれる環境がある、当たり前じゃないしあと1年で終わると考えると寂しくてたまらない。
最後に後悔して終わりたくない。
残り一年の目標はとにかく後悔なくやりきること!後輩に少しでも多くのことを残せるように、自分が残せるものを1年かけて伝えて行きたいと思っている。こんな私だけど想いだけは誰にも負けないし、これからもチームのために頑張っていきたい。
最高で最強のStierdorであればどこまでもいけると私は信じてます。
プライドをもって残り一年、やり切ります。
最強のマネージャー目指して頑張ります!!



長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。


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