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「3度目の正直」#10 生田蓮

福岡県予選、九州大会ともに優勝を果たした昨年。
3度目の全日本大学フットサル選手権福岡県予選を迎える3年プレイヤーの#10 生田蓮が今大会にかける想いを綴りました。

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みなさんこんにちは
今シーズンより主将を務めます。3年地域創生学群の生田 蓮です。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

今回のテーマは大学選手権についてということで、自分がStierdorに入部してからの大学選手権の振り返りと今大会にかける思いを綴らせてもらいたいと思います。

フットサルを初めて2ヶ月も経たないまま迎えた自分自身にとって1回目の大学選手権。
当時は部員が少なかったこともあり、フットサルについて右も左もわからない、大会の重要性もあまり理解できないにも関わらず主力として試合に出場させてもらった。
そんな状態で結果を残せるわけもなく、結果は県大会準決勝敗退。
フットサルの難しさ、県大会の厳しさを全面に感じた大会となった。
そこから1年間の経験を積んで、チームに対しても、フットサルという競技に対しても1年前とは比べものにならないくらいの熱意をもって臨んだ2回目の大学選手権。結果は県大会、九州大会ともに優勝。チームの目標であった全国大会出場を果たすことができた。
県大会も九州大会も決して簡単なものではなく、試合の7割はボールを握られ、倍近くのシュートを浴びるという試合もあったが、全員が勝ちたいという思いを全面に出し体を張ることができた。チームとして積み上げてきたものを全面に出したなかで九州制覇という結果を残すことができた。これはチームにとって最大の成功体験になったと思う。
だが、そんな体験も全国の舞台で活かすことはできなかった。初めて味わった全国の舞台で想像していた姿を示すことはできず、気づけば試合が終わっていた。Stierdorに入部して始めての全国大会は不甲斐ない結果に終わってしまった。チームとしての熱量。競技に対する意識。勝負に対するこだわり。全てにおいて足りなかった。自分たちが必死に積み上げて来たものはとても甘く、全国基準ではなかった。

そしてStierdorに入部して3年目。3回目の大学選手権が始まろうとしている。
昨年岸和田で味わったあの不甲斐なさを取り返さないといけないし、そんな思いを抱かせたまま4年生の大学フットサル生活を終わらせるわけにはいかない。今年こそあの舞台で自分たちらしく輝いて、結果を残す。そんな思いで今大会を迎えている。だけど、今年も全国の舞台に行ける保証なんてどこにもない。あの舞台に戻るためには県大会、九州大会を優勝し、九州の「1枠」を獲得しないといけない。昨年もかなり苦労して掴んだ1枠だったし今年も絶対に難しい試合が続くだろうけど、これは過信でも慢心でもなく、その「1枠」を勝ち取れるだけのことはこの2ヶ月確実にできたという自負がある。それは自分自身に対してだけでなく、チーム全員に対してであって試合に出る出ないに関係なく選手全員、それに加えスタッフもこの1つの目標を成し遂げるために熱意をもって取り組んで来た。これはどの大学にも絶対に負けないと胸を張って言える。あとは結果を残すだけ。結果がついてこなければただの慢心で自己満足で終わってしまうだろう。チーム全員にそんな思いはさせたくないし、2回目になるが4年生をそんな思いのまま引退させるわけにはいかない。上を目指せば目指すほど負けられないプレッシャーや重圧はあるけど、それさえも原動力に変えれるくらい熱い大会に。

全日本大学フットサル大会、是非とも北九州市市立大学Stierdorに注目していただきたい。

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