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2023年実装予定のFSR3.0はNVIDIAのDLSS3を超えれるか?

レッドチームから大型新人をトレード

Radeonについて色々調べている所です。
AMDのグラボRadeonシリーズはネイティブな性能ではそこそこコスパの良いグラボではありますが、レイトレーシングやアップスケーリングといった面では今ひとつGeForceに及ばないという面があります。

野球選手で例えると、緑の球団に所属するGeForce君はストレートも変化球もキレキレな球を投げるが、年俸もバカ高い花形ピッチャー。一方でレッドチームのRadeon君は年俸もそこそこ安く、ストレートこそGeForce君に負けない速球を投げれるが、変化球が今ひとつなピッチャーといった感じだ。

このタイミングでRadeon RX7900xtxとかいう大型新人をトレードしてしまった監督ワイ氏としては、このRadeon君の変化球が何処まで成長するのかが気になる所である。

FSR3.0の実装はいつになるのか?

レッドチームでは現役世代最強とされているRadeon7900xtx君であるが、ストレート(な画像描画能力)はRTX4090君に次いで優れてはいるが、レイトレーシングやアップスケーリングといった変化球の面でやや粗が目立ち、総合的なパフォーマンスとしてはRTX4080君にも劣る印象を受けてしまう。

ただ、チーム自作PCの監督ワイ氏も何の策も無く高額な年俸(15万円)を払って最高峰のピッチャーを引き抜いてきたりはしない。レッドチームにはFSR3.0という劇的にFPSを向上させる秘策があり、近々これが完成するのではないかと踏んでいる。

現在Radeon君が持つ変化球・FSR2.0ではGeForce君のDLSS3(対応ゲームで目茶苦茶フレームレートが伸びる)に太刀打ち出来ないため、切札となるFSR3.0の完成はどうしても実現してほしい所であるのだが、2023年リリースとブチ上げときながら、もう今年もあと5ヶ月程に迫ったにも関わらず未だに実装される気配が無いんですよね。

お陰で今シーズン前半は緑の球団からRTX4060とかRTX4060tiみたいな極細バス幅の低カロリーなナマイキ舐めプ新人が大量にリリースされてしまい、各チームの監督も誰を先発ピッチャーにするかマジ悩む事態になっているわけです。

現在ワイ氏チームのエースRTX3070ti君の実力も悪くはないのだが、彼は2年前のエースピッチャーであり、高カロリーな食事を好む(TDP290W)割にVRAM容量が僅か8GBとスタミナ面で難があり、4Kホグワーツレガシー戦のような激重試合を完投するにはちと苦しい場面が目立つようになってきた。

今回獲得した大型新人RX7900xtx君はVRAMを24GBも積んでいる為、スタミナ面でゲームに負ける事はしばらくはない筈である。ここでFSR3.0という武器が実装されれば、ストレートも変化球も強い絶対的エースに成長してくれる事だろう。

スターフィールドリリースがFSR3.0契機か?

Radeonに最適化された今年最大の話題作、スターフィールドことスタフィーがFSR2.0対応でリリースされるとの記事が出ていたが、ライバルである緑の球団を圧倒する為にはレッドチームとしては是非ともこのタイミングでFSR3.0を実装させ、FPSスコアでGeForce君を上回る実力を示す必要がある筈だ。

スタフィーの売上次第ではオープンソースであるFSR3.0のアップスケーリング性能の利点を大きく宣伝する事にもなるため、今後Radeonに最適化されたゲーム開発が進む事も考えられる。

またRX7900xtxには未だ使途不明なAI acceleratorとかいうコアが実装されており、ゲームの開発環境次第ではまだまだ未知の実力が発揮されるのではないかと思われる。

早くFSR3.0が実装されること期待したい。

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