第6回添削杯に出てみました

第4.5回以来、約1年ぶりの添削杯への出場でした。
添削さんをはじめ、運営の皆様・対戦いただいた皆様ありがとうございました。

また、今回も youtube で配信させていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=P_SmpKXwdr8

[土地]
1 《皇国の地、永岩城/Eiganjo, Seat of the Empire》
1 《産業の塔/Spire of Industry》
1 《露天鉱床/Strip Mine》
2 《不毛の大地/Wasteland》
2 《マナの合流点/Mana Confluence》
4 《古代の聖塔/Ancient Ziggurat》
4 《真鍮の都/City of Brass》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》

[クリーチャー]
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
2 《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》
3 《闇の腹心/Dark Confidant》
2 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4 《アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade》
4 《エメリアのアルコン/Archon of Emeria》
2 《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
1 《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner》
1 《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent》
2 《船殻破り/Hullbreacher》
2 《配分の領事、カンバール/Kambal, Consul of Allocation》
2 《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
2 《拘留代理人/Deputy of Detention》

[スペル]
2 《未認可霊柩車/Unlicensed Hearse》
1 《魔力の墓所/Mana Crypt》
1 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
1 《ブラック・ロータス/Black Lotus》
1 《Mox Pearl》
1 《Mox Sapphire》
1 《Mox Jet》
1 《Mox Ruby》
1 《Mox Emerald》

[サイドボード]
1 《フェールス・ロキーリク将軍/General Ferrous Rokiric》
1 《拘留代理人/Deputy of Detention》
2 《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》
4 《自然の要求/Nature's Claim》
4 《封じ込める僧侶/Containment Priest》
3 《天使の嗜み/Angel's Grace》

いつもの5c人間もどきです。
今回もいつも通り負けに負けを重ねて、0勝2敗2引き分けの成績でした。

やはりというか、youtube 配信しながらだとかなり負荷がキツかったです。
今回はDiscordの音声がOBSで拾えていなくて色々いじりながらでしたし、ヴィンテージというかMTG自体が久しぶりの状態での出場で処理能力を超えている感じがしました。

んで、今回も握った5c人間ですが、今のメタ(というか日本のメタというか添削杯のメタ)には、完全に『終わった』デッキタイプだと感じました。

ヴィンテージの大会で5c人間が優勝したという記事が話題になったのがなんと2016年。そりゃもう環境の隅から隅まで変わっていてもおかしくない年月です。

新しいデッキタイプも増えていますが、既存のデッキもかなり変化があり、とくに「強烈なPWの出現」と「クリーチャーの採用率増加」の2点が5c人間では対処できない課題としてのしかかっているように思えます。

《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》と《レンと六番/Wrenn and Six》
いずれも5c人間には致命的なPWです。
まずPWという時点で処理をする必要があり、実質ライフゲインとなり、ターンを稼がれてしまいます。そのうえで、盤面を有利にされてしまうこの2枚は強烈です。

クリーチャーの採用率増加に関しては、以前ですとMUDが積極的に採用する以外は、《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》や《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を見かけるくらいでした。
昨今は、《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》や《エメリアのアルコン/Archon of Emeria》。瞬速持ちでかなり固い《忍耐/Endurance》。止められない止まらない《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》などなど……
相手の非生物スペルを止めている間に殴り切る、という5c人間のコンセプトを、普通にクリーチャーを唱えることで解決されてしまいます。

えっ、ヴィンテって普通にクリーチャースペルを唱える環境なんですか!?

マナを払わないでクリーチャーを出すのが当たり前の環境だったんじゃないんですか!?

もう無理じゃん!


はい、無理ですね。

「ストームはラヴィニアで止めて、ドレッジやオースは封じ込める僧侶で止めて……オーコ出されたり忍耐で止められたらどうしよう」
というのが5c人間の現状になります。止められるデッキが少なすぎるんですね。オースが、オースに頼らない構築をし始めてから薄々と気づいてはいましたが。

そろそろ私も5c人間を卒業する頃合いかもしれません。
さて、何のデッキを作りましょうかね……


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?