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Chromebookのイメージ

某家電量販店にデジタルカメラを買いにやってきました。
「ポイントカードお作りしますか?」
今後もお世話になりそうなので、せっかくなので作ることにします。
無事欲しいデジタルカメラも手に入れて、ホクホク顔で帰ります。

そして数日後。
写真をたくさん撮る習慣がついて、記録するカードは余裕があるものの1本のバッテリーでは足りなくなりました。
休日でお出かけ中です。そうだ、予備のバッテリーを買おう。
この付近には同じ家電量販店がある。この前貯まったポイントで買おう。

「いらっしゃいませ、なにかお探しですか?」
今使っているデジタルカメラのバッテリーが欲しいと伝えようとして、ハッと気づきます。
デジタルカメラは専用バッテリー。そして今日は荷物になるからと本体を持ってきていません。目の前には同じメーカーの、あらゆる形のバッテリーがあります。本体の名前はなんだったっけ?
一度帰って調べてくるしかないか、と店員さんに伝えようとすると。
「ポイントカードはお持ちですか? ご購入された本体をお調べして、対応する電池を持ってまいります」
同じ店とは言え、離れている違う店舗なのに。そして、ポイントカードの申込書には氏名や住所などを書いただけなのに。なぜわかるのだろう。ポイントカードに情報が書き込まれているのかな?

さて、あまりにも露骨なお芝居を見せてしまいましたが。
そもそも貯まったポイントで買おうと言ってる時点で気づきそうなものですが(笑)、これはインターネットなどの回線を通じて、ポイントカード番号から氏名、住所はもちろんのことポイントがどのくらい貯まっているか、そして購入履歴までわかるようになっているという仕組みです。
だから、以前に購入したデジタルカメラをポイントカードから調べて、それに合うバッテリーを提供することができるわけです。
当たり前のようなことですが、これこそChromebookというものの特徴を表しています。
今の話で言うポイントカード番号は、Chromebookで言うとGmailアドレス。当然メールアドレスなので人と被ることはない特徴を活かして、このGmailアドレスを持っている人のデータをGoogleが保存。
何を保存しているかと言うと、メールの内容、スケジュール、検索履歴、行った場所の履歴、(WordやExcelに値する)ドキュメントの保管、Chromeでブックマークしたサイト、などなど……
GoogleやChromeが関わったほとんどのデータを記録しています。

つまり。
今の例で言えば「別の店でも同じ情報が使える」というのは、「違う機械にしても同じ情報が得られる」という意味になります。
家と会社と、のように複数のChromebookでも同じ情報になるという意味でもとても有用ですが、これは「AndroidスマートフォンとChromebook」でも当てはまるのが凄いところです。
Androidスマートフォンの中の、GoogleやChromeが関わっている部分に関しては共有ができるわけです。

スマートフォンでブックマークしたサイト、登録したスケジュール、GoogleKeepでメモした内容、送受信したメールなどなど。
そっくりそのまま、インターネット回線を通じてChromebookにも反映されるのです。逆にChromebookの内容がAndroidスマートフォンに反映されるのもしかり。
複数のAndroidスマートフォンでも、GoogleとChromeしか使っていないなら同じことなんですけどね。

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