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JRA競馬では同じ事象が続いた場合、基本2分の1で片方は馬券になり片方は馬券から外される

それは初めての事象のとき程、明確に示される

今年JRA史上初めてGⅠで起きる事象とは


2週連続GⅠでラストレースを日本で迎える欧州トップホース外国馬の参戦


★マイルCS
英国  チャリン  騎手ムーア

生涯最終戦  5着引退
【引退セレモニーなし】


★ジャパンカップ
愛国(英国圏)  オーギュストロダン  騎手ムーア

生涯最終戦  1着引退!?
【レース後引退セレモニーあり】



マイルCSとジャパンカップはジャパンオータムインターナショナルの主要4レースの内の2レース
※他エリザベス女王杯とチャンピオンズC


ジャパンオータムインターナショナルが初めて制度化されたのは2008年

そしてその2年後にエリザベス女王杯に走った衝撃

英国から参戦した【英愛オークス二冠馬】スノーフェアリー  クラシックホースによる戴冠は史上初

鞍上はライアンムーアだった



しかしその後外国馬参戦を促すはずの制度はジャパンカップにおいてその意義を失っていく

そこでJRAが打ち出したのが東京競馬場に直接外国馬が入厩可能となる国際厩舎の設置


外国馬はこれまで、競馬学校(白井市)か、三木ホースランドパーク(三木市)の国際厩舎で原則1週間程度の検疫を受けなければならなかったが、より一層の外国馬の参戦を促す観点から、東京競馬場内馬場内に、国際厩舎の建設を進めている。これは諸外国においてはレースが開催される競馬場内での検疫が行われるのが通例であり、その流れを受けてのものである。2022年6月に完成し、秋開催より運用を開始した。これにより、外国馬は国際厩舎6棟・最大12頭が検疫を受けながら、競馬場で直接調整できるようになるという。
※ジャパンオータムインターナショナルから引用


今年は22年に完成したこの新制度の運用における2年後にあたる

その新制度の2年後に参戦してきたのが愛国馬(英国圏)で【英愛ダービー二冠馬】のオーギュストロダン

鞍上はライアンムーア

エリ女時と同様に外国馬の為の新制度2年後に満を持して登場してきた真打ち(英愛二冠馬)



レースの副題ロンジン賞となっているロンジンはパートナーシップを結ぶオフィシャルスポンサー

そのロンジンは毎年ワールドベストレースジョッキーを施行し過去4度チャンピオンを獲得しているのがライアンムーア

現在の過去1年(12月〜11月)のロンジンワールドベストレースジョッキー1位が安田記念を勝利したマクドナルドの160ポイント、2位は150ポイントでライアンムーア

今回ジャパンカップの1着ポイントは12ポイントで勝利すれば逆転優勝となり前年に続き連覇となる(5度目)

ワールドベストレースジョッキーのタイトルは全てジャパンカップにかかっている



ライアンムーアを背にオーギュストロダン

武豊を背にドウデュース

かたやディープインパクトの最高傑作であり、かたやハーツクライの最高傑作

あの熱き時代を超えて再びあのディープ対ハーツの代理戦争が国を替え東京2400mで再燃する

近代日本競馬の発展の象徴はディープインパクト

日本のクラシックディスタンス東京2400mで海外で誕生した異国の最高傑作が全競馬ファンの前で最高の走りを披露し全世界に発信することが改めて世界中にディープインパクトの偉大さを再認識させ証明すると共に日本人にとって最強の記憶の証明(威厳と誇り)となる



第44回ジャパンカップの覇者はオーギュストロダン

英ダービー馬による初戴冠劇

ちなみに前回の第33回ゾロ目大会もライアンムーアの勝利
※牝馬三冠ジェンティルドンナによるJC連覇

2着はドウデュース

最高の舞台で出会う英国ダービー馬と日本ダービー馬による夢の競演、史上初となる英日ダービー馬決着によるワンツー
※秋天(秋季東京GⅠ)は日本ダービー馬決着(伏線)



















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