宮古市からの回答【教材費の無償化について】

 令和6年3月25日に手交した提言について、宮古市からの回答が、届きましたので報告します。

・回答内容(全文) 
 宮古市教育委員会では、経済的な理由で学校にかかる費用の負担が困難な小中学生の保護者の方を対象に、学用品の購入費や、制服などの入学準備に必要な費用等の一部を援助する「就学援助」を行っています。
 他にも小中学生を対象とした経済的支援として、令和5年4月から、学校給食費の完全無償化を実施しています。
 また、宮古市においても、子育て世帯の負担軽減のため様々な施策を行っており、「幼児の保育料の無償化」や「高校生までの子どもの医療費の無償化」、「中学生に対する列車・バスの無料定期の配布」など、「安心して子供を産み育てることができる街」を目指し、子育て支援策に特に力を入れて取り組んでいます。
 宮古市として今後取り組んでいきたい課題はたくさんあります。しかし、予算が限られています。
 その中で、福祉や介護、産業振興や都市整備など、他分野とのバランスをとりながら偏りが生じないように、市民全体の幸せを考えたうえで今最も必要とする施策に優先的に取り組んでいく必要があります。
 子育て世帯に対しては、様々な経済的支援を講じてきたところですが、それでもなお、困窮状態にある家庭がどのぐらい存在するのか、現状を把握したうえで必要とする支援を検討してまいります。
 この度は、ご提言ありがとうございました。

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