攻略時のPTビルド(タンク編)
こちらはコラムになります。 2023.7.1 更新
【敵対と隊列の重要性】
与ダメージについては攻撃時のログにて倍率の表示があり、被ダメージの軽減率の表示はないので把握がしづらいですが、この敵対と隊列の部分はPTの全滅するかどうかの重要な部分であり、駆け出しの方のみならずベテランのアルテスノーターの方々にも、是非理解して持ち帰って頂きたいです。
一般的なタンクの配置順は4-5列目。
というのも隊列による被ダメージ軽減とウォール系による軽減が非常に大きい為です。(詳しくはアプリ内の冒険の手引きを)
その際の注意点としては以下の2点です。
タンクより"前方"の味方をかばった場合は、その味方の隊列にて被ダメージが計算される。("後方"をかばった場合は自身の順列で計算される)
ウォール系を所持している味方かそれより前の味方をかばった場合は、ウォール系の効果が適用されない。
せっかく冒険の手引きに従い隊列を決めたとしても、"かばう"やウォール系の隊列位置によって被ダメージが軽減されなかったら悲しいですよね。
なので以下の事を遵守してPT全体の生存性を上げてください。
【PT隊列の決め方】
ここでは具体的な隊列の決め方として、私が個人的に使用しているキャラクターロール別の配置表を載せときます。
タンクに注目して下さい。
◎はセオリー通りの配置を示していますが、各個人のプレイヤーがタンクを用意した時に、そのタンク種類や用途によって表の○部に置くタンク位置が変わります。また、それに従って他のロールキャラの隊列位置も変化させた方がPT全体としての完成度が高くなります。
(※ウォールとは、ウォール系と呼ばれるダメージ軽減スキルを所有しているキャラクターになります。決してタンクの事を指している訳ではありません。ウォール、アイアンウォール、マジックバリア、ルーンの守り、威風堂々などが該当します)
【タンクの種類と特徴】
個人の独断とwikiに従いタンクのビルドの概略を決めました。各タンクのオススメ装備はwikiを参考にして頂ければと思います。
では各タンクを順番に説明していきますが、
①基本的に敵対が低いほど前列に。高いほど後列に並べる。
②タンクの敵対値は高い程良い。他のキャラよりも300以上高くすること。
以上のことを念頭において見て頂ければと思います。また、メインタンクとサブタンクの基準ですが、"PT内でHP/防御/魔防といったステータスが高い方をメインタンク"という解釈で進めるのでご了承ください。
耐久タンク/耐久盾
汎用的なメインタンクであり、その性質は全てのタンクに通じていることから、この耐久タンクのポイントを抑えておくことはとても重要。各ブロック率と特に物理/魔法耐性値を上限まで上げておこう。スキルの「フルガード」は回避が1になるので被弾が多くなり、逆に被ダメージが増えるので注意。装備の関係で回避が1になる時以外はセットしないようにしよう。また、敵対はPTの中で最も高くする必要がある(但しサブタンクがいる場合はこの限りではない)。メインジョブがガーディアンなら4列目でも良いがグラディエーターなら5列目に。
【順列:4~5】
【敵対:2000-3000】
回避タンク/回避盾
こちらはサブタンク。"回避率"は敵の攻撃を避ける度に減衰していく仕様なので、1:1ならともかく複数体を相手にすると被弾は免れない。ただし、敵の攻撃を避ける事で攻撃に繋げる機会があるのでPTへの貢献度は高い。敵対値はメインタンクよりも1000以上高くすること。回避タンクが瀕死になる攻撃をメインタンクにかばわせよう。また、「かばう」スキルは必須ではないが、メインタンクよりも各種耐性が低い場合に限りあった方が良い(耐性の高い方が優先的にかばうを使用する仕様のため)。
【隊列:4-5】
【敵対:3000以上】
石化タンク/石化盾
「ガーゴイルセット」を使った最も主流なメインタンク。ステータスの能力値自体は決して高くはないのだが、被ダメージ軽減能力が75%ととても高い。ただし各耐性を最大値になるようにオプションの選別をする必要があり、やり込み要素はかなり高いが、その分リターンも大きい。是非ともメインタンクとして活躍させよう。石化タンクを基本として、反撃タンクや自然回復タンク、低HPタンクなどを組み合わせた様々な派生型が存在する。
【隊列:4~5】
【敵対:2000-3000】
反撃タンク/反撃盾
反撃発動率を高めたタンクで周囲とのギミック性が強く上級者向け。耐久性には難ありでメインタンクやサブタンクとの組み合わせを推奨する。グラディエーターをメインジョブにすると「ペイン&ゲイン」で攻撃力を高められるので、後半になるほど高火力になる。ブロック時にもペイン&ゲインは発動するのでブロック率をガンガン盛ろう。また、装備する武器によって隊列位置が変化するのも特徴的。武器が近距離なら1列目。中距離の場合は3列目に置けば、敵からの被ダメージを減衰させつつ、こちらの与ダメージの減衰を抑えることができる。反撃タンクが瀕死になる時にかばってくれるタンクがいると更に安定感が増す。
【隊列:1or3】
【敵対値:3000】
別のタンクを用意する場合
【種類:七炎槍盾、ヒーラー盾など】
【隊列:4~5】
【敵対値:0~2000】
【特徴:メインタンクより耐性低】
カウントタンク/カウント盾
カウントを利用したタンクで停止状態と長寿スキルが必要。各カウントで能力を高める。現在は停止の仕様変更で下火となっており有効な活用法も見出されていないが、今後のスキル次第ではタンクビルド時の候補に入れたい。
【隊列:不明】
【敵対:不明】
回避ブロックタンク/回避ブロック盾
回避タンクよりもステータス上の防御性能が高い。回避率とブロック率を可能なだけ増やすのだが、その副次的効果でHPと防御/魔防をある程度伸ばす事ができる。一度でもダメージを受けると回避率とブロック率の減衰をリセットすることができるので、相手によってはこのタンク一枚でクリアすることも可能。
メインタンク/サブタンクのどちらもこなせるとはいえ、サブタンクとして運用したい。敵対をコントロールしやすく、共鳴装備によっては-1000~+2000くらいまで可能で敵からの攻撃を引き受けるかどうか、メインタンクが瀕死となった時のバックアップ役にするか、といった方向性を決められる。
最終的にどの位置に放り込んでも働いてくれるが、前列に置く時は敵対を下げ、後列に置く時は敵対を上げることだけは守ろう。
【隊列:1~5】
【敵対:-1000~+2000】
サモンタンク/サモナー盾/七炎槍盾
サモン達を多く召喚してPTの壁にするタンク。この場合は術者自身はタンクではなく、サモン達がタンク扱いとなる。先制召喚やピンチに召喚によってターン開始時に召喚することもできるが、召喚するまでの間はPTの盾が存在しないので、どのサモンもサブタンクの位置付けとなるので注意。別途メインタンクを用意すると安定する。
"召喚する隊列"にも十分注意したい。PT内に物理アタッカーがいる場合、その物理アタッカーよりも前方に召喚すると与ダメージが極端に低下し、PT全体の攻撃力と効率が低下する。
オススメの隊列は①アタッカー②ウォール系③七炎槍サモナー④ヒーラー(高敵対)⑤メインタンク。アイアンゴーレムなど1列目に召喚する場合は魔法アタッカーやブレスアタッカーを多めにしたPT設定にしよう。
また、耐性の関係でメインタンクから瀕死になりやすく、サモンタンクが生き残ってる間に素早くレイズ&ヒールで体勢を立て直す必要がある。
【隊列:1~5】
【敵対:ほぼ無い】
反射タンク/反射盾/トレハン盾
コンセプトはサブアタッカー並みの火力を持つサブタンク。ブロック率と反射ダメージにより敵が多いほど活躍する。完成させようとすると装備構築度は高くなるが、ドロップ率とオプション率を盛りやすいので手動周回時での選択肢となる。
5列目に置き敵対を高めて攻撃を集めてブロック反射。ダメージを受けるとブロック率がリセットされるのは耐久タンクと同様。瀕死になる攻撃はメインタンクにかばってもらう形となる。運用法としては回避タンクと似ているが、あちらよりもタンクとしての安定性は高い。ただし物理耐性が高くなる傾向があるので、タンク以外への攻撃を優先的にかばうことが多く瀕死になりやすい。また戦闘終了時に瀕死だとドロップ率やオプション率が適用されないので、"かばうスキル"は外したほうが無難。何度も言うようだが敵から真っ先に狙われるよう敵対を上げよう。
【隊列:4-5(メインタンクの後方)】
【敵対:5000以上】
低HPタンク/シーシュポス盾
シーシュポスの岩片と食いしばりスキルを所持したメインタンク。ガーゴイルセットと組み合わせることでダメージ軽減率が非常に高くなる。一定確率でHP依存の回復を行う為、可能な限りHPを増やしたい。目標値としてはHP10万を目指そう。その際はヒューマンの機能貧乏で高HP倍率の装備を付けるかエルフのスピリットバリアが選択肢となる。
敵対は比較的高くないのでタンクよりも前方に攻撃が飛びやすく注意が必要。敵対が高いサブタンクを自身の前方か後方に置いとくとタンクとしての安定性が増す。
【隊列:4-5】
【敵対:1500〜2500】
サブタンクを用意する場合
【タンク種類:七炎槍盾、ヒーラータンク、反射盾】
【隊列:4~5】
【敵対値:2500-3000以上】
【特徴:かばうは付けなくて良い】
自然回復タンク/ユグドラシルタンク
ユグドラシルの枝についている装備スキルを活用したメインタンク。ガーゴイルタンクと併用可能。ただし鎧装備を白の将軍服やノームフルプレートにした場合は、魔法耐性の上昇を見込めないのでオプションによる厳選をする必要があり、その場合は装備構築難易度が高い。また、白の将軍服の場合はドワーフ。それ以外はエルフやヒューマンの方が組みやすいだろう。
また、裂傷回復能力が優秀で継戦能力が高い。ヒーラーと隊列次第ではメインタンク1人でも高難易度クリアを目指せるが、季節戦において敵対が低い為に事故が比較的発生しやすく、高敵対のサブタンクを自然回復タンクを同時に採用するのが無難である。
【隊列:4-5】
【敵対:1200〜2000】
HP1タンク/命綱盾
盾に"命綱の盾"を装備したHP1のサブタンク。回避率/ブロック率を盛っており敵の攻撃を無効化するのでメインタンクへの貢献度が非常に高い。メインタンクよりも敵対を2000以上高くすることで敵からの攻撃を集め、瀕死になる攻撃はメインタンクがかばってくれる。
必要な装備さえ揃っていればオプションの厳選をする必要はなく、比較的簡単に作ることができるのも利点。また、サブジョブ(ガーディアンとグラディエーター)のみが固定なので、詩人やバロンといったメインジョブを好きに選べる。
【隊列:4-5】
【敵対:3500〜4500】
ヒーラータンク/ヒーラー盾
魔力を高めると魅惑の夢魔をつけてる場合に、敵対が高くなるのを利用したサブタンク。他にも美少年の水瓶を装備するとブロック率も上がるので、勝手ながらヒーラー盾と呼んでます。その為、ヒーラーにはパリィを付けて後列に配置するだけでPT全体の生存性に影響を与えます。
【隊列:3~5(左から敵対が低い順)】
【敵対:1000〜2000】
聖騎士タンク/バロンタンク/ノブレス盾
聖騎士セットを使ったタンク。6つの装備枠が必要だが、その分共鳴時の補正が多彩である。多めに獲得できるカウントに呼応して、ノブレスオブリージュにより味方を補助するサブタンク。共鳴スキルのディバインガードは状態異常にかかっていない時のみ被ダメージ軽減するので、ネクタール⭐︎3は何とか確保したい。そういう意味でも、状態異常耐性を確保しやすいバロンは理に適っている。
サブタンク運用なので5列目に置きつつ、メインタンクよりも敵対を上げて真っ先に狙われるようにしよう。種族はヒューマンがオススメで、"根気"や"適応力"とカウントを上昇させやすい。
【隊列:5】
【敵対:2000〜3000】
ファフニールタンク/毒盾
ファフニールセットを使ったタンク。共鳴スキルのポイズンヒールにより毒ダメージで回復することができる。タンクは異常状態耐性を上げないといけないが、毒耐性だけを≪半馬の射手≫や"オリハルコン≪蛇≫"で下げる必要がある。
また、毒だけではなく暗闇も付与することが可能で、ポイズンボディやブラインドボディは命中や最低命中率が要らない。
また、硬鱗により物理耐性を90まで上げることが可能な唯一のタンク。ただし七炎槍を併用するときは、七炎槍よりもファフニールタンクのかばうの方が優先して発動するので注意。
【隊列:4~5】
【敵対:1500~2000】
【まとめ】
以上を踏まえてPTの隊列を決めたい時は
タンク:どの種類を使うか
↓
アタッカー:攻撃距離はどうか
↓
ヒーラー:敵対値/ブロック/回避率はどうか
↓
ウォール系:周囲の邪魔にならない位置にて敵対を調整
という順番で決めて下さい。敵対を調整するというのは、PT内での敵対は左から順に並べていき、高いほど後列に置くのが基本になります。前列に並べるアタッカーやウォールの敵対を下げる為に≪透鱗≫の称号を付けるのも全然アリです。
-注意-
敵側の注意するスキルとして"弱肉強食"があります。これにより低敵対のキャラクターから狙われるので、「あれ?事故が起きるし上手くいかないな…」というときは敵のスキルを疑う癖をつけて下さい。
最後になりますが、
攻略に失敗したとして戦闘ログを見るときに、、、
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