見出し画像

家族の形

最近、ものすごく自分に染み込んだ一節があります。
「子育ては、とても創造的な営みです。たったひとつの、あなたとその子どもとの育ちがあるのです。親子の勝負でもなければ、他の親子との競争でもありません。」
あなたとその子ども”との”育ちというところが素敵です。

私たち家族は、今、夫は東京に一人で暮らしていて、私と子どもたちは、私の実家に私の母と一緒に暮らしています。
この他に選択肢が全くなかったわけではなく、私と夫で話し合って家族みんなにとって、この形がベストだよねという結論にいたり、リモート家族をやっています。
しかし、田舎だと、周囲の人たち(特に年配の方)から、
「旦那さんがかわいそう」
「子どもにとったら一緒に暮らすのが一番だよ」
「いつまた東京に戻るの?」
などなど、反リモート家族な意見をよくいただきます。一度は、これで私たちやっていこう!と決意したものの、このような言葉をかけられる度に、そうだよな、これでいいのかなと落ち込んでいました。

そんな中、初めに示した一節にであい、頭の中のモヤが晴れた気がしました。
家族の形に模範解答なんてなくて、それぞれの個性にあった形を話し合って創造していけばいいんだと心から思えました。
確かに、子どもと夫が一緒に暮らしていないことで何か弊害が出てくるかもしれませんが、とりあえずまだ、何も問題は起きていないし、むしろ子どもたちは田舎でのびのび育っているし、問題が起きればその時に解決策をみんなで話し合えばいいんだ。これから起きるかもしれない不安に支配されるのはやめよう!と思いました。

こう気づいたのが、去年の年末で、子育てを最高に楽しもう!などと意気揚々と思っていた矢先に夫に言われたのが
「離れて暮らしているこの状況はこのまましばらく変わりそうにないなら、婚姻関係について見直してもいいんじゃないかと思ってる。婚姻関係解消して何か変わることある?」

!!!!!!!!!!!
なるほど。いや、ショック。それ、年末にいう?頭の中がぐちゃぐちゃ。。。
婚姻関係ってなんなんだろう。
家族ってなんだろう。
などと散々考えた年末年始でした。その後の話はまた、次の記事に書きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?