CRIMESIGHT:アガサ ガンダッシュ戦法

ゲームを知っている人向けのnoteなので、CRIMESIGHTの説明は省いて簡潔に書く。
アガサガンダッシュ戦法とはシャーロック側が取れる戦術の1つである。

5:1戦法

まずは本題のアガサガンダッシュ戦法の説明に入る前に、5:1戦法について説明する。
5:1戦法とはその名の通り、1人だけをハブって5人のグループを作るという戦法である。

5:1戦法の詳細

さて、完璧に1人だけ(Aとする)をハブることができた場合、どうなるかについて見ていこう。(A ←→ B,C,D,E,F)
Aがキラーもしくはターゲットだった場合
「3マス以内にいない」という表示が出て、Aがキラーかターゲットであることが確定する。そのまま離れた状態をキープしておけばモリアーティの勝ちはなくなる(キラーだった場合はモリアーティが集団に戻そうとするため、制御が被り情報になる)。
Aがどちらでもない場合
「3マス以内にいる」という表示が出て、Aがキラーでもターゲットでもないことが確定する。白確なので、Aを集団のほうに戻す。

この結果から得られる5:1戦法のメリット・デメリットは以下の通りになる。
メリット
ハブったやつがターゲットかキラーの場合、殺人を防ぎやすくなる。
どちらでもない場合でも、白確定が1人作れる。
デメリット
当たり前だが1v1以外では使えない。犯人を特定しづらくなるため引き分けになる可能性が高くなる。

アガサガンダッシュ戦法

では本題の「アガサガンダッシュ戦法」に入ろう。
アガサガンダッシュ戦法とは、「アガサが行動順の最初であることを利用したシャーロックのアド稼ぎ」である。
手順を説明する。

  1. まずアガサがロビーの左右のどちらかにいるか確認する(中央だった場合はこの戦術は使用できない)。

  2. アガサから集団から離れる方向に3エリア離れた、「1箇所しか探索箇所がない」エリアを見つける(ない場合この戦術は使用できない)。

  3. 見つけた場所をアガサにガンダッシュで探索させる。

何がアドなのか

これを説明するために、以下の3つについて説明する。

モリアーティと制御被りしやすい

モリアーティの有効な戦術として「兵糧攻め」があるので、そのような場合順番の早いAやBについてはモリアーティが制御を行う場合が多い。Aがもし制御されていれば制御被りとなり情報になる。制御被りで食料を探索していた場合、ロビー周辺には食料が少ない可能性がある。

殺人が起きにくい

探索ポイントの内訳は「食料」「武器」「その他」である。そのうち今回殺人が起きるのは「Aがキラーかつ武器を持った場合」だけである(探索ポイントが1箇所しかない場所に移動させているため)。
その少ない確率のうち半分くらいは制御被りでAがあらぬ方向に行く。そして尚且つシャーロックにてA以外のやつをAの探索予定の場所にガンダッシュさせなれけばA絡みの殺人が起きる可能性は低い(モリアーティはターゲットを制御できないため)。

なぜアガサなのか

これは単純で、「Aは開幕行動の順番がいかなる場合でも1番である」ことを利用しているからだ。
探索箇所が1箇所しかない場所にダッシュさせる場合、Aでその探索ポイントを探索しておけば、他の人物に探索を横取りされる可能性がなくなる。
また、「Aがターゲットの場合に兵糧攻めを受けにくくなる」という点もある。兵糧攻めというのは集団に対し、集団で仕掛けたほうが効率がいいため、1日目夕方以降に離れた所にいるA一人に対して周辺の人物を動かして食料を収集するというのは効率が良くない。Aから離そうとするシャーロックの制御とモリアーティのA周辺の食料を確保する制御が被るので、そうなった場合はかなりアドである。

応用

アガサを制御するのに加えて、「同じスタート位置の人物を逆に動かしておく」とよい。
これは先程説明した5:1戦法を実現するためで、アガサと同じスタート地点に存在する人物を逆に動かしておけば、アガサとその人物が夕方に合流することはほぼないと言っていいことから来ている。
これに加えて、BかCを反対にガンダッシュさせる、1:2:3戦法を応用した「A-BCダッシュ戦法」もある。これについてはかなり難しいので今回は説明しない。

モリアーティはどうすればよいか

正直対策というものは見つけられていない。Aがキラーのときに集団に近づければバレてしまうし、集団からAの方に向かう人物がいればそれがキラーだと疑われる。
ただ、モリアーティはこの戦術に対して「引き分けに持ち込む」ということができる。
極端な話、5人キラー候補が存在しても「キラーを特定されなければシャーロックの勝ちにはならない」ため、キラー候補はいくらでも増えてよい。
それより問題なのは、「キラー候補が減ること」である。
誰かにとってキラー候補であるということは、ターゲットを制御するときにその人物を警戒しなければいけないということである。
例えばキラー候補5人、ターゲット候補1人の場合(条件A)と、キラー候補1人、ターゲット候補5人(条件B)の場合では明らかに後者のほうがモリアーティにとってきついことがわかるだろう。制御被りをさせてしまえばターゲット候補から直ちに外れ確定白であることがバレてしまうし、キラー候補1人だけを警戒すればよいので、シャーロック側は割とどのようにでもなる。
つまり、Aが集団から離れていった場合は「キラー候補を使用して両サイドから攻める」という戦術に切り替えるとよい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?