ピルの副作用にない「皮膚症状・鬱などの精神症状・アレルギー」は栄養素の不足が原因かもしれない話
ピルの副作用に無い「皮膚症状、鬱などの精神症状、アレルギー」がピル由来のビタミンB6不足で起こってるかもしれないという話です。
発見した経緯
30代~40代までの11年間、子宮内膜症の治療で低用量ピルを飲んでいました。幸い副作用は無く、内膜症は一年で治りました。
再発予防でそのまま飲み続け一年経った頃、鼻炎が出るようになりました。元々、アレルギー性鼻炎が出やすいので不思議に思ってませんでしたが、ピルを飲んでから明らかに頻発するのでおかしいと調べ始めました。
しかし、ピルの副作用にアレルギー性鼻炎なんてありません。載ってるのは血栓くらい。やっぱり違うかと諦め、でもピルを飲んでからおかしいと数日後にまた調べて…を繰り返してました。
するとある日、ピルを飲むとビタミンB6が不足することが分かりました。更に調べると、ビタミンB6にアレルギーを抑える作用があることを発見。コレだ!と思った私は、試しにサプリを飲み始めました。
すると鼻炎の症状が一気に改善しました。
ビタミンB6の作用
ビタミンB6はアレルギー抑制作用以外にも、皮膚症状や鬱などの精神への影響もあります。
ピルを飲み始めて何かおかしいと思う症状がある場合、私のように栄養不足で発症している場合もあるので、「○○(症状)、B6」で調べると何か出てくるかもしれません。
ビタミンB6の主な役割は、タンパク質と脂質の代謝ですが、体内で補酵素として働くので色々な部分に関わります。
なので、不調との関係がわからなくても、とりあえず飲んでみるのもいいかも。
ただ、ビタミンB6は過剰摂取に注意が必要で、1日の上限は100mgとか45mgとか色々あります。メーカー推奨量なら大丈夫だと思いますが自己責任で…。
(実は当時、葉酸も不足する言われててサプリを飲んでたけど、最近調べ直したら葉酸は関係ないかもという話が、ある医師のコラムに載ってました。ハッキリ分からないので葉酸は割愛しました)
栄養バランスも大事
あと、特定の物を食べないダイエット(厳密なマクロビや厳密な糖質制限とか)や、特定の物だけ食べるダイエットは、一部の栄養素が不足する可能性があって、体内では色んな栄養素が作用しあって身体を構成しているので、恒常的に偏食の場合は食事のバランスも気を付けてみてくださいね。
大学時代に食品の代謝や栄養を勉強していたのでたまたま気づきました。これに気付くまで鼻炎が凄くて、くしゃみのし過ぎであばらにヒビが入ること2回。結構大変でした。サプリを飲み始めたら治まったのでよかったです。
ピルの副作用の血栓などは広く知れ渡っているけど、栄養素が不足することはあまり知られてなく、医師も栄養は専門外なので知らず、こういう事もあるんだと書いてみました。
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