逃れられない希死念慮と、過ぎ去っていく時間について
朝、起きる。
昼、働く。
夜、寝る。
私は日々これらの動作を繰り返すだけの存在である。
気づけば11月である。
私はそろそろ24年間生きていることになる。
思えば遠くに来たものだと感じる。
最近、事象に対してある一定の諦観を持ちながら受け容れるようになってしまった。
人間強度が下がり、固体から液体に変わっていっている感覚だ。
人生に意味はない。
人生に意味づけをしなければならない。
人生は運である。
何百万回も擦られ続けた言葉はゾッとするほどまん丸であり、突き刺さらない。
何も届かないし、何も変えられない。
私は半分人生を降りている感覚を持っている。
不意に幕が閉じることを常に何処かで願ってしまっている。
言うなれば、私は死に場所を探しているのである。